追悼・アントニオ猪木氏竜崎遼児) 梶原一騎作品などの実録系漫画とか、 実在の人物を登場させる漫画になれば 「アントニオ猪木」で登場してくる漫画は数えきれませんね。 タイガーマスクとか悪役ブルースとか。 ギャグ漫画でコマ単位で唐突に登場する猪木キャラなんか 数え切るのは無理でしょう。浦安鉄筋家族とか。 というか漫画でとりあえずレスラーを出しとけ、 みたいなシーンだと 顎が大きくてモミアゲが長い、絶対に猪木をモチーフに しているよな、というキャラがすぐ出てきますしね。 キャッチーな面があり、漫画キャラ化しやすかったのでしょう。 個人的に好きなのはギャグキャラなんですが、 コンタロウ先生が「1・2のアッホ」で 1~2回登場させた猪木キャラ。 漫画の中ではプロレスは台本ありの世界なんですが、 猪木キャラが台本で有利に立とうとして墓穴を掘る感じでした。 ただプロレスファンからみても嫌味のないギャグで、 それがたしか1970年代に書かれていますから、 時代を20年くらいは先取りした猪木キャラでした。 T・J・シンをモデルにしたような「アラジン77」 とかいうレスラーと戦っていたと思います。 コン先生は少年向けプロレス漫画で 「ミラクルボンバー」という作品もかいていらして、 たしか早田という猪木風レスラーも登場していたような。 作品自体は多分未完で終わっていると思います。
👑勝手におすすめランキング【毎週火曜更新】竜崎遼児 https://manba.co.jp/topics/39410 4位「マグネット島通信」伊藤正臣 https://manba.co.jp/topics/39411 5位「みえちゃんち 秀良子名作劇場」秀良子 https://manba.co.jp/topics/39481 6位「天幕のジャードゥーガル」トマトスープ https://manba.co.jp/topics/39459 https://manba.co.jp/topics/39488 7位「太陽よりも眩しい星」河原和音 https://manba.co.jp/topics/39399 8位「ひとのこ」新井英樹 https://manba.co.jp/topics/39498 9位「瞬間グラデーション」ひろちひろ https://manba.co.jp/topics/39501 10位「死者の書」近藤ようこ/折口信夫 https://manba.co.jp/topics/39548 *『勝手におすすめ』は最近投稿されたクチコミの中から、マンバが毎週火曜日に勝手に作成しているランキングです。 https://manba.co.jp/manba_recommends/806
合本版だと全17巻、単行本だと85巻を全部読んだぞ。 自他ともに認める坂田信弘ファンなのでいつかは読みたいを思いつつ機会がなかったが今回、Kindle Unlimitedにあったので全部読んだ。 8日間で読んだせいかすごい疲れた。マンガを読んでここまで疲れたのは久しぶりだ。2022年9月現在おそらく最長のゴルフマンガで「風の大地」より長い。 これでおそらく坂田信弘原作の漫画で単行本になっているのは読んだかも。 前情報としては名作や面白いなど話は聞いていたが読んだ結果色々な疑問が浮かぶことになった。 一番大きな点としては、本当に全部を読んで名作や面白いと言っているのかというところだ。 確かに単行本で言うと20巻ぐらいまでは面白いがそれ以降になると、対戦相手が変わるたびに同じような繰り返し、例えば「見盗り(みとり)」「古刀の写し」「刀鍛冶」「古武術」「斬り合い」「四股」「ファントムボール」「眼をつむってパターを打つ」「歩き方」「風の身体に対する影響」「刀鍛冶からゴルファーへの変化」などの話が続いたり、数巻一度全く同じような説明が出るのであれページ間違えたかなと思ったりもした。あとゴルファーにしかわからない煽り合い?このホールでドライバーを使うのはこっちに対する挑戦か?みたいな高度な話も多かった。 主人公の鳴海一丸は元刀鍛冶師でとあるきっかけでゴルフを始めるまではいいが、ゴルフに対して前向きではなくしょうがなくやってるみたいな言動がかなり続く。途中からゴルフに対して前向きにはなるがスコアなどよりも対戦相手の技をどう真似するの話が多く、それで無茶苦茶強くなるかと言うとそうでもなくメンタル面で失敗したりもする。「風の大地」の沖田より面倒くさそうな性格だった。 正直、いろいろなことに恵まれすぎている鳴海一丸より初期からのライバルキャラの石塚一平の方がよっぽど好感度は高かった。自分にあるものを冷静に分析して弱点の克服やどうやったら恵まれた奴らに勝てるかを考え続ける姿勢は良かった。たまに主人公を助けたり自分を助けてくれたキャディに礼を欠かさなかったりと地味だがいいエピソードも多い。 まあ色々書いたが、前提条件として俺が全くゴルフをやったことがないのでマンガの中のゴルフのテクニック的な面の面白さを理解できなかったり、ゴルフ知識が少ないので、マンガの中で使用される用語の理解度が低かったりという面はあると思うしゴルフ専門誌での連載だったので「風の大地」にくらべてエンターテイメント性は低いのかもしれないと色々考えるところはある。 もしIMPACTを面白いと言う人間に出会ったら間違いなく、「全部読んだ?」「どの試合が面白かった?」としつこく聞きまくると思うので俺にIMPACTの話はふらないでほしい