元刀鍛冶師・鳴海一丸(なるみ・いちまる)は暗い過去を背負い流れの研師(とぎし)として東京の下町・浅草にやって来た。ひょんなことから初めてゴルフクラブを握った一丸の並外れたゴルフの才能に、周囲は騒然とする。鳴海一丸の運命はどうなるのか?
一発1000円の殴られ屋・伊波譲児は、“海燕ジョー”の異名をとるストリートファイター。そんなある日、兄と慕うボクサー・宮城勝栄が再起不能となる。勝栄を倒した相手は、かつて妹を自殺に追い込んだ男、日本チャンピオンのウルフ崇元。崇元を倒すため、ジョーは一度きりのリングに上がる!
強すぎたためにムエタイの母国・タイでさえ、対戦相手がいなくなってしまった御門七九郎は、祖国・日本に帰国することに。私立堂園高校に入学した彼は、そこでも圧倒的な強さを発揮する。が、高校生日本ウェルター級チャンピオンの氷室が現われて…!?
南アフリカのプロ資格を持った鳳雷四郎が日本ツアーに殴り込む。デビュー戦・NSTオープンで、いきなりジャンボ尾咲と最終日最終組でラウンド。超攻撃ゴルフをする雷四郎が今、日本ゴルフ界に嵐を巻き起こす。竜崎遼児、渾身の本格ゴルフコミック、第1巻。
最強のボクサーと決して諦めないレスラー。大注目の異色の異種格闘技戦は10年前の約束が原因だった!その約束とは? パンクラチオンキッズ、彷徨の獅子王 他、竜崎遼児渾身の傑作全5作品がパートカラーになって迫力倍増で登場!!
5歳の頃からアメリカで格闘技の修行に励み、最強横綱・千代の潮を倒すために日本へ帰って来た男。あらゆる格闘技の技を応用した反則スレスレの荒技で白星街道を爆進する喧嘩力士、雷電王!伝統を重んじ、雷電王を潰しにかかる相撲協会に、雷電王の待ったナシの張り手が炸裂する!!しかし、そんな矢先に、横綱・千代の潮が相撲協会一押しの血統書付き力士・貴鳳凰に敗れ引退を表明してしまい…?!90年代の相撲を知っていると色々と面白いネタ満載。
「六部正浩の取材長」 スポーツ選手なら誰しも経験するつまづき、引退。。。そこへ世間ではロクでなし、ゴロツキと呼ばれる記者のロクさんは落ちぶれた選手にも独特のアプローチや励まし、時には脅し?で一度は檜舞台を諦めた選手を見事に蘇らせる。限界や挫折を感じた人間に不思議な力を呼び起こすヒューマンドラマ。巻頭カラー。「デカ長」 代々天皇家や幕府要人を守り抜いて来たと言う一子相伝の「骨法」宗家出身のデカ長こと長素我部日明刑事。デカいと言う理由で宮内庁のSPをクビになり、歌舞伎町を守る歌舞伎町分署に異動となったデカ長刑事は防具も拳銃も拒絶し、得意の骨法奥義にこだわって凶悪犯罪に立ち向かう。しかしそんなデカ長の前に骨法に匹敵する拳法使いが現れる! 巻頭カラー。「虎牛(とらぶる)」 名前の通り虎や牛のごとく暴れまくるプロ野球選手のとらぶること虎牛紋次郎。傲慢な言動ながらその実力は自ら三冠王を宣言するほど。観客からも散々非難を浴びせられるが、最後は賞賛へと変わる。非難も賞賛も虎牛はパワーに変える。どこまでも命がけでマジな男。巻頭カラー。
おのれが生きのびるためには恩人を売り、あるじを討ち、親子が相食む下剋争乱の時代――。殺人を請負うことで生計を立てる「蓮華の里」という集落があった。この里の支配者・槐家の家伝と武術の奥義は、一子相伝。受け継げるのは、この家に生まれ育った双子の兄・前馗、弟・後馗のどちらか。弟の後馗は、その優しさがゆえに、優しさ、情けを嫌う父によって抹殺されそうになる。が、そんな後馗を不憫に思った源徳という男が、後馗を連れて西国へ連れて逃げるが…。
輝く目のなかで燃えあがる、闘争心の炎!! 体内で熱くたぎる血のままに、自分の宿命を打ち砕く左ストレート!! 戦うために、ボクシングをやるために生まれてきた男、彼の名は天馬弾!!?生まれた時から相手に手を出すことを禁じられ、ケンカなどせずに育った弾だったが、小学校の入学式当日、初めて人を殴ってしまう。その時から、ファイターとしての血が騒ぎ出し……そして、その後の弾の運命は動きはじめる。ボクサーとして、ファイターとして! 絆を断ち切り、ボクサーとして激突する兄弟。闘志のままに、燃えろ、男たち!! 「少年ビッグコミック(小学館)」1984~85年連載のボクシング・ロマン巨編。
1983年11月のドラフト会議――。西武ライオンズが1位指名したのは、キューバ帰りの無名の高校生、神主一人。しかし、開幕前の練習にもオープン戦にも一度も姿を見せず、とうとう開幕戦へ…。神主一人と球団との契約は、開幕戦で代打でホームランを打ったら、契約金1億円というものであった!?
東京湾で200年以上も漁師を営んでいる海江田一家の息子、海江田湾。彼は、プロ野球も注目する逸材であった。しかし、プロ入りを拒否し、家業を継ぐことを決めていたが…。
米軍基地で賭けストリートファイターとして鳴らす“海燕ジョー”こと沖縄出身の伊波譲二は、普段は一発1000円の「殴られ屋」をしている。琉球空手道場の跡継ぎになるはずだったジョーだが、妹が米国兵にレイプされ自殺した事から米軍基地を襲撃、その腕を見込まれストリートファイトに誘われて掛け金目当ての米国兵を叩きのめしていく。戦うだけでは『人の痛み』は判らない黙って殴られる「殴られ屋」を通してジョーは相手の怖さ、痛みを感じる事に。そんな彼の前に、相手の心の痛み、全ての痛みを忘れた男たちが、様々な形で立ちふさがる! ストリート格闘アクション!
全国高校野球地区予選二回戦。弱小・玄海高校エースの御門飛雄馬は高校最後の試合で敗退。プロなど程遠いはずのこの男が、たまたま訪れた福岡ドーム、プロ野球オールスター戦で、なんと現役バリバリの清原と対戦! ……しかし当然、完膚なきまでに打ち砕かれる。悔しくて仕方ない飛雄馬は、打倒清原に向け猛練習に励み、いつしか、プロ注目の投手へと変貌していた……! 表題作の他、『悪ったれ大リーガー』収録。
ゴルフ場のバンカーにて捨て子として生まれ落ちた鏡鷹・18歳。社長・ヨネの手によって育てられ徹底的にゴルフを仕込まれた彼のまたの名は19番ホールの鷹!長年賭けゴルファーとして腕を磨いてきた鷹は、この世のどこかに居るであろう実の親にその姿を見せつける為にもプロ・テストを受けプロのゴルファーになる事を決意する。
夏の甲子園大会を沸かせ、ドラフト注目の両投手、巻枝三郎と鳴海真介。その準決勝の打席で、巻枝の投球により指を折った鳴海は、選手生命を賭けた渾身のスイングにより指を失ってしまう。その後、野球を捨てようとする鳴海のもとに、プロ球団・明王アタックスからのスカウトが……しかしそれは、投手ではなく打者としての鳴海に対してだった! プロ野球界を舞台に巻き起こすアタックス旋風! 「どぐされ」魂、とくと見よ! 月刊少年ジャンプ(集英社刊)1978~1982年掲載作品。
2年連続最下位と低迷する名門・巨人軍。ひょんなことから解説者江川が見つけてきたその男・沢村一平は、入団テスト代わりに巨人軍レギュラーとの試合を申し込む! 前代未聞、轟監督以下プロ野球球団VS高校野球部の結末は!? 低迷するプロ野球界に衝撃の嵐を引き起こすか、一平!! 週刊少年サンデー(小学館刊)1989~1990掲載作品。
篁大介は甲子園を沸かせた豪腕投手だったが、卒業後の進路が注目される中、破天荒な大介が入団先として逆指名したのは、プロ野球12球団でもメジャーリーグでもなく、なんとプロレス団体「新東京プロレス」だった。野球からプロレスへと転身し、しかも最強と謳われる格闘家・海王完二を倒すとマスコミで大々的に宣言した大介は、多くの人間を敵に回すことになる……!「週刊少年サンデー(小学館)」1986~1988掲載作品。余談だが、プロレスラー藤波辰爾の必殺技ドラゴン・スリーパー(飛龍裸絞め)はこの漫画をヒントに生まれた技である。
校長自ら不良生徒をかき集め、何とかラグビー部を結成した創立一年目の扶桑高校。そこへやって来た新任の監督は……女だった!? 果たして花園は目指せるのか!? 高校ラグビーを舞台に繰り広げられる感動のスポーツ巨編! 少年ビッグコミック(小学館刊)1980~1981掲載作品。
甲子園大会に3年連続出場を果たしている、名門校「亢竜第一高等学校」その野球部ではレギュラー、準レギュラーになれない部員は、上級、下級生問わずに「ひばり組」と呼ばれ、毎日レギュラーの練習相手や応援をするだけの毎日を繰り返していた。ある日、ひばり組に所属する真木は、同じひばり組の吉川が、監督の息子の専属投球機械としてボロボロになるまで酷使されている現場を目撃してしまうのだった…。表題作「くそったれ!甲子園」他、「ケンカ野球」「スーパールーキー」収録。
創立一年目の私立・扶桑高校。ラグビーの元全日本監督で校長・蓬莱(ほうらい)は、最強のラグビー部をつくる為、全国各地から選手をスカウトするが、部員達は全員がラグビー経験のない札つきの悪たればかりで毎日練習そっちのけで、非行のかぎりをつくす。新監督としてやってきた冴木麗緒(さえきれお)は、女ながらこの悪たれ集団をまとめようとするが… 荒くれどもだった少年達が真のラガーマンになる熱血スポ根物語。
2年連続最下位と低迷する巨人軍に、ドラフト外でとんでもない大物が入団した。その名は沢村一平。やることはムチャクチャだが、投球はメジャー級。果たして一平は、投手陣壊滅の巨人の救世主となるのか!? 名門復活は一平の右腕に託された。
北海道からやってきた高校球界の暴れん坊・篁大介(たかむら だいすけ)はプロ注目の剛速球投手。卒業後の進路が注目される中、プロやメジャーリーグからの熱烈な誘いをよそに大介が選んだのは何と新東京プロレスだった! 日本最強の格闘王・海王完二(かいおうかんじ)をめざし、新東京プロレスの門を叩くが、そこには、先輩レスラーの手荒い歓迎が待ち受けていた…。
UFCに挑んだ最初のプロレスラー、ケン・ウェイン・シャムロックの半生を描いた実録漫画!子供の頃から喧嘩に明け暮れ、アマレス、タフマン・コンテスト、ストリートマッチを経て、アメリカン・プロレスデビュー後、ディーン・マレンコと出会い、日本のUWFに導かれ、格闘技者として開花し、革命的団体「パンクラス」の旗揚げ戦でエース・船木と対戦する!シャムロックが戦う「場所」「相手」「目的」を求めて彷徨した人生が「どぐされ球団」「闘翔ボーイ」の竜崎遼児のダイナミックな描線で描かれた傑作!原作として、シャムロック本人にインタビュー取材し構成したのは「最狂 超プロレスファン烈伝」の徳光康之!月刊少年マガジンGREAT1994年9月号に掲載された「ウェイン・シャムロック・ストーリー 彷徨の獅子王」を「シャムロック」と改題して電子書籍化した本である!雑誌掲載後、単行本化されることのなかった幻の傑作である!90年代の熱いプロレスをシャムロックの歩みと共に御体験ください!
日本一の西武がドラフトで1位指名したのは無名の高校生、神主一人。だが、この男、とんでもない破天荒。一日も練習に顔を出さないどころか、いつも間にか歌手デビューしていた!?結局、オープン戦にも姿を見せず開幕戦へ。だが、その開幕戦で神主は観客の度肝を抜く!