高校球界の暴れん坊・篁大介はプロ注目の剛速球投手。しかし、プロやメジャーリーグからの熱烈な誘いをよそに大介が選んだのは何と新東京プロレスだった!日本最強の格闘王・海王完二をめざし、新東京プロレスの門を叩く。だがそこには、先輩レスラーの手荒い歓迎が待ち受けていた。
九州の牧場に生まれた天馬弾は、ケンカで相手に手を出すことを禁じられて育った。だが、小学校の入学式当日、初めて人を殴ったことをきっかけにファイターとしての血が騒ぎ出す。そして、弾のボクサーとしての運命が動きはじめる。
2年連続最下位と低迷する巨人軍に、ドラフト外でとんでもない大物が入団した。その名は沢村一平。やることはムチャクチャだが、投球はメジャー級。果たして一平は、投手陣壊滅の巨人の救世主となるのか!?高校時代の同僚3人の入団も決定し、名門復活は一平の右腕に託された。
戦乱の世、山深い奥地に人を殺すことを商売とする人々が住む「蓮華の里」といわれる村があった。ある年、この村を支配する槐家に双子が生まれたが代々その秘術は一子相伝、ゆえにその父は弟・後馗の抹殺を決める。だが、後馗の才を高く買う源徳は西国へ連れ逃げた。源徳は後馗をタツマと名付け、易筋行という武術を教えるが、その途中に槐の刺客に殺されてしまう。
「10年後の誕生日にファーストキスをもらいに帰ってくる」幼なじみの玲にそう約束してアメリカへ渡ったユウこと俺勇次。だが、10年ぶりに帰国したユウは玲の唇が他の男に奪われていることを知る。その相手はボクシングの世界チャンピオン・チャーリー。男のプライドを賭け、ユウは無謀と思われる闘いの舞台に立つのだが……。ユウの眠っていた本能が目を覚ます。
18番ホールのバンカーに捨てられていた“19番ホールの鷹”こと鷹。ゴルフ場のオーナーであるばっちゃんに育てられ、賭けゴルファーとして成長してきた鷹がいよいよプロテストに挑戦。賭けゴルファー・19番ホールの鷹は、果たしてプロゴルファー鷹として飛び立つことができるか!
玄海高校野球部エースの御門飛雄馬は、高校最後の甲子園地区予選で敗退。プロになんて程遠いはずのこの男が、ひょんなことからオールスターで清原と対戦。しかし、完璧に打ち砕かれたことが悔しくて仕方のない飛雄馬は、打倒清原に向け猛練習に励む。そして、いつしかプロ注目の投手へと変貌していた。表題作の他、『悪ったれ大リーガー』収録。
御門七九郎、16歳。タイ・バンコクに生まれ、13歳のときに独立系(インディペンデント)でムエタイデビュー。15歳で陸軍系(ハンピニー)にランキング入り。強すぎたために対戦相手がいなくなり、祖国・日本に渡ることを決意。そして、編入した日本の高校で御門を待ち受けていたのは、現日本ウェルター級チャンピオンの氷室だった。いよいよ暴拳伝説の幕が開く!
東京湾で200年以上も続く漁師の家で育った海江田湾は、プロ注目の超高校級投手。だが、本人はプロ入りを拒否、漁師を継ぐことを決めていた。そんな中、湾と不良の滑川とのいざこざから、野球部の同僚で親友の行徳が誤って滑川を刺してしまう。この事で行徳が野球部を退部させられたことに怒った湾は、自らも退学。本格的に漁師の道へ進むことを決意する。
後楽園球場のジャイアンツVSアタックス戦で、ルーキーの初登板によるノーヒット・ノーラン達成というかつてない大記録が達成されようとしていた。あと一人で記録達成というところまで漕ぎつけたジャイアンツのルーキー・巻枝三郎の前に、高校時代のライバル鳴海真介が代打で登場。鳴海はプロ注目の高校生投手だったが、甲子園で巻枝との勝負の時に指を骨折し、二度とボールを握ることができなくなっていた。だが、野球を諦め切れずどぐされ球団“アタックス”に代打専門として入団し、再び巻枝との勝負の時を迎える。
皇嘉高校の超高校球児の日暮浩は豪腕投手としてマスコミの注目をあびていた。素行は酷く、今の高校球児とは正反対の彼だが、彼の心の中には秘めたる決意が!
元刀鍛冶師・鳴海一丸(なるみ・いちまる)は、暗い過去を背負い流れの研師(とぎし)として東京の下町・浅草にやって来た。ひょんなことから初めてゴルフクラブを握った一丸は、ボールを真っ二つに割る豪快なショットを叩き出す。その類希なるゴルフの才能を運命の女・仙道桂(せんどう・かつら)に見出される。頑なにゴルフを拒む一丸だが、日本アマチャンピオンの御園聖志(みぞの・きよし)にゴルフ対決を挑まれ……!? 今、新たなるゴルフ伝説が始まる!!