誰もがみんな、“あちら側”に墜ちる可能性がある。覚醒剤、大麻、MDMA…一度薬物の餌食になった人間は、決して引き返せない道を往く。あらゆる薬物犯罪を、追って暴いて捕まえる二匹の猟犬。彼等の職業は麻薬取締官、通称「マトリ」。草壁と冴貴、二人の捜査を通じて現代社会の深き闇を抉り出す! 衝撃の薬物犯罪ドキュメントが登場!!
僕の人生を変えたのは、たった一滴の液体だった。それは後にこう呼ばれた。「ゴールデンドロップ」と――。自殺をするために廃寺院に集まった大矢・アズ・十三の3人が出会ったのは、謎の男・レイジと大量の覚醒剤だった。「どうせ死ぬつもりなら、運ぶのとか売るのとか手伝ってくんない?」レイジの一言から、4人の運命は動き始める。
「満州で一番軽いものは、人の命だ」時は昭和12年。関東軍の兵士として満州にやってきた日方勇は、戦地で右目の視力を失ってしまう。「使えない兵隊」として軍の食糧を作る農業義勇軍に回され、上官に虐げられる日々を送るも、ある日農場の片隅でアヘンの原料であるケシが栽培されていることに気づく。病気の母を救うためアヘンの密造に手を染める勇だったが、その決断が自身の、そして満州の運命を狂わせていく…。
アヘン王に俺はなる!
金なしの転売人・諭吉は過去の事件により世間への強烈なヘイトを抱え、信じるものは金だけになっていた…そんなところへ友人・ツナが落とし物を持ってくる。それは禁断の葉だった…絶望が野心に変わる時、諭吉は遂に一線を踏み越えてしまう…銭ゲバストーリー!
麻薬取締捜査官・黒崎、麻薬の売人・梅沢、そして刑事・葛城……。麻薬という魔物と因縁をもつ3人の男達。そんな彼らが邂逅を果たした時……狂気と欲望が交錯する禍々しき裏社会ドラマが始まる。追う者、追われる者、追い詰められる者。土壇場で信じられるのは誰だ!?
麻薬解禁後の日本。新型薬物イカロスによって超常の力を得た薬物中毒者は、ドープマンと呼ばれ、人間の脅威となった。そして、彼らを取り締まるため設立された麻薬取締部・特捜班、通称“Dユニット”もまた「ドープマン」によって構成されていた――。人知を超えたドーピングバトル開幕!
●登場人物/九条有也(高3。大学受験を控える。ドラッグにはまっている。)浦里流香(高3。ドラッグで完全にいかれている。)火倉(カフカと呼ばれている。父親はシャブ中毒で死ぬ。)●あらすじ/いつも通り九条は、家庭教師の女とドラッグをやっていっていた。この社会に不満をもつ九条にドラッグで完全にいかれている流香が近づく。流香の手にしていたものは、固まった油絵を溶かす劇薬「ストリッパー」。シャブ中で父親を亡くしたカフカは、完全にラリっていた。そして、流香はカフカにも近づいていく。九条・流香・カフカの3人は東京ストリッパー作戦を決行する。ありとあらゆるものを溶かしていく。そこに仲間外れとなって激怒した滝は、カフカに間違ってストリッパーをかけてしまう。視界を失ったカフカと出会う九条は何を思うのか。
花屋を営む千東森生(41)は、妻と高校生の娘との 3 人暮らし。花屋の経営は芳しくなく、妻はパートに出て、なんとか生計を立てていた。そんな折に届いた大学の同窓会の報せ。妻に後押しされ、同窓会へ参加した森生は、かつての親友・加賀山に声をかけられる。久々の再会に、昔を懐かしむ森生だったが、加賀山からとある仕事を提案され…。
合法だろうと、害はある
広域指定暴力団・伊崎組の手引きにより、絶海の孤島・阿毘島へ連れてこられた仁科倫と若者たち。その阿毘島には巨大大麻施設・グリーンパレスがあり、伊崎組の監視の元、若者たちが大麻栽培の仕事をさせられていた。しかし阿毘島には謎の因習や生贄の風習があり、伊崎組に連れてこられた者たちがその犠牲にもなっていた。恐怖で支配された阿毘島。異常な効き目の島の大麻。島民の異様とも思える島の神・オアサ様への信仰。脱出不能の阿毘島で、伊崎組、謎の島民、倫たち三つ巴の争いが勃発する。
警視庁「違法薬物撲滅課」は、薬物犯罪に特化した事案を追うべく率先的潜入捜査と囮捜査を認められた新設部署。同所属の刑事・野島公也は、その強引な捜査手法から“野獣”と恐れられている。野島は頻発するデリヘル嬢殺人事件の裏に、“イワシ”と呼ばれる売人の存在を感じ取り、捜査に乗り出すが――。
売り捌いたシャブの総量は200キロ! 元覚醒剤密売組織のトップだった木佐貫真照の体験をもとにした実話。アウトローの世界に足を踏み入れ、シャブ(覚醒剤)の密売にかかわることになった主人公のアキ(木佐貫)。そこに群がるのは、シャブの魅力に取り憑かれた男と女だった。莫大な利益を求め、シャブの転売に勤しむヤクザたち、シャブSEXという快楽の沼から抜けられなくなった女性芸能人、シャブ中となり、電源が切れたテレビと話すなど奇行を繰り返す男たち、シャブのせいで人生のすべてを失った者たち、そして、警察当局との攻防……衝撃のエピソード群から見えてくる「魅惑の覚醒剤が持つ恐怖」とは?
「好奇心に負けた私は、セフレの提案を避けることができなかった!」エリート夫とのセックスレスから虚しさを感じていた投稿者。ある日、再会した昔の男とセフレ関係に。彼から性行為時に提案された“お香”により、感度アップ! もう、夫も子供も、そんなの関係ナイ! 表題作「キメセクお受験妻 ~家庭崩壊、上等じゃない!~」を筆頭に「きれない絆」、「幸せな不幸」、「CRASH!」、「隣の悪夢」刺激的な5作品を収録。
一国を破滅させるきっかけをつくったこともあるものだし、麻薬って怖い。 ちょっとならいいかから始まって、その後もズルズルいっちゃうのが怖い。 強靭な精神があれば依存しないと言えないところも、あんなに反省して見えた人が再度使ってしまい、再び依存するのも怖い。 そんな人たちをたくさん相手にする麻薬捜査取締官という仕事は、どんな人がなるんだろう。 漫画でマトリの人たちがみんな同じ雰囲気なのは、実際もそうなってしまうからだろうか。