鹿子(しかこ)は日本の漫画家。大学生時代から漫画を描いており、2010年第100回MANGAグランプリにて「ハイタイム」が優秀賞を受賞。読み切り作デビューののち、原泰久の元で5年のアシスタントと数作の読み切り作品掲載を経て2016年『週刊ヤングジャンプ』(2017年1号)にて箱石達名義で「フルドラム」を連載。2020年からは講談社の漫画アプリ・『コミックDAYS」にて鹿子名義で原作:門馬司による「満州アヘンスクワッド」を執筆・連載中。
「満州で一番軽いものは、人の命だ」時は昭和12年。関東軍の兵士として満州にやってきた日方勇は、戦地で右目の視力を失ってしまう。「使えない兵隊」として軍の食糧を作る農業義勇軍に回され、上官に虐げられる日々を送るも、ある日農場の片隅でアヘンの原料であるケシが栽培されていることに気づく。病気の母を救うためアヘンの密造に手を染める勇だったが、その決断が自身の、そして満州の運命を狂わせていく…。
かつて最先端だった仮想国家・満州は、アヘンでできた国だった!? 暗黒街の住人たち、巨大な闇組織、ストリートのカネとエロ、主要な都市の実態などなど、満州を等身大で捉えた一冊。累計100万部を突破した『ヤングマガジン』連載中の大人気作『満州アヘンスクワッド』をきっかけに、ストリートの実態から、国施策の実際まで、いろいろわかるガイドブックです。プロローグ おかしな国・満州 第一章 アヘン 第二章 人 第三章 エロ 第四章 街 第五章 カネ 第六章 軍と国 第七章 遊・食 第八章 モノコト
まず言いたいのは、最初に10話ぐらいまで読むのハードル高い。 グロい。精神的にまいる。 でも恐らく、当時の日常ってこんな感じだったんだろうね。 現代がぬるすぎるだけなのかもしれない。 亡くなった祖父も満州に行っていたみたいだけど、当時の話を聞いておけば良かったと思いました。 「穴を掘っていたら戦争が終わったから、戦争に行ったのにシャベルしか使わなかった」という台詞ぐらいしか覚えておらず・・・ あとさ、マンバの「麻薬マンガランキング1位」ってなんだそれ!?笑笑笑笑
設定は史実とは異なるようですが、読み応えのある作品 戦時中っって「お国のため」というとなんでの許されてしまう節がありますが、悪事に手を出しているのは国軍というところから始まっていく。 兄弟のためアヘンを1万圓ぶん売って日本へ帰るはずだったのに、アヘン王になっていく。 困難が次々と降りかかって、ストーリーがつらくて読み進めるのがつらくなる時もありました。
満州でアヘンを売り捌いて裏社会でのし上がっていく話なのですが、主人公が腕力でどうにかしようとするタイプとは真逆の化学に詳しい理系男子なところがいいですね!物語が進むごとにONE PIECEみたいに色んな能力に長けた仲間が増えていくのですが、満州と国境が近いロシア人やモンゴル人も仲間にいるのが国際色豊かで逆に今っぽいです。 1話目の冒頭で主人公は無事に裏社会でのし上がって天下を取ったとチラッと明かされていましたが、獄中で亡くなった満州国最後の皇后ってヒロインの麗華ちゃんなんじゃないかなと思ってるんですけど…どうでしょう?ちなみに麗華ちゃんの悪どいところが大好きです。 もうすでに11巻もあるので手を付けるのが億劫になりがちですが、テンポがいいので読み始めたら一瞬でした。年末年始にもオススメです!
満州事変、確かにそういう時代があり人々は困窮の中生活するために何でもしてきた。 満州で一番軽いものは人の命と言われるそこで生きるためにはどうするのかー というところで主人公は天運のしっぽを掴んだ。彼はこの先どうなっていくのか非常に興味深い。 青幇(チンパン)と呼ばれる当時の中国マフィアの一角がいかに過ごしていたか、日本軍や蒙古達との力関係も面白く、例えで使うのはどっちにも恐縮だが満州版「ゴールデンカムイ」と言ったところか。 スクワッド、とはチームや部隊という意味で、最近メジャータイトルでも使われるようになってきて少々認知度もある単語になっていると思う。 このネーミングもまたインパクトもあり趣向も効いていて良い。
まず言いたいのは、最初に10話ぐらいまで読むのハードル高い。 グロい。精神的にまいる。 でも恐らく、当時の日常ってこんな感じだったんだろうね。 現代がぬるすぎるだけなのかもしれない。 亡くなった祖父も満州に行っていたみたいだけど、当時の話を聞いておけば良かったと思いました。 「穴を掘っていたら戦争が終わったから、戦争に行ったのにシャベルしか使わなかった」という台詞ぐらいしか覚えておらず・・・ あとさ、マンバの「麻薬マンガランキング1位」ってなんだそれ!?笑笑笑笑