満州アヘンスクワッド 門馬司 鹿子
満州を阿片で牛耳った闇の“皇帝”の話
満州事変、確かにそういう時代があり人々は困窮の中生活するために何でもしてきた。
満州で一番軽いものは人の命と言われるそこで生きるためにはどうするのかー
というところで主人公は天運のしっぽを掴んだ。彼はこの先どうなっていくのか非常に興味深い。
青幇(チンパン)と呼ばれる当時の中国マフィアの一角がいかに過ごしていたか、日本軍や蒙古達との力関係も面白く、例えで使うのはどっちにも恐縮だが満州版「ゴールデンカムイ」と言ったところか。
スクワッド、とはチームや部隊という意味で、最近メジャータイトルでも使われるようになってきて少々認知度もある単語になっていると思う。
このネーミングもまたインパクトもあり趣向も効いていて良い。