【住民】――特定の土地に住む人、またはその集団―― あなたの町にはどんな住民がいますか? 悪質なクレーマー、子供を虐待する一家、“いっそ死んでしまえばいいのに”と思う住民はいませんか…? 夫の転勤で住宅街に引っ越してきた君塚良枝は、期待と不安が入り混じった新生活を送っていた。近隣住民は「クレーマー老婆」「不審な小汚い男」などひとくせもふたくせもある様子。頼りになる町内会役員・高山の協力もあり、何とか日々を過ごしていた頃、次々と住民が命を落とす悲惨な事件が起きた!! “人間の狂気と憎悪”を生々しく描く戦慄サイコサスペンスがここに誕生!!
ほんのささいなきっかけで人は壊れる…! アパートの些細な生活音、ゴミの分別、間違い電話、新聞の勧誘…。「毒」は何気ない日常の中に潜んでいる。いつの間にやら紛れ込み、激しく自己を主張し続け、少しづつ少しづつ人を狂わせて行く劇薬。普通の人々主演、土田世紀のDNAを受け継いだ男・北村永吾が贈る、歪み行く日常風景の不条理人間劇場。他人に関わりたくないがために、己の生活音を極限まで消した男。その抑圧の果ての末路は…?
なぜ彼は人を殺めたのか――。少年院を出院した引き取り手のない子どもを受け入れる更生保護施設「そんげん寮」。ここでは、元暴走族の安道が子どもたちと生活を共にしながら、自立を支援している。4年前、電車内無差別殺傷事件を起こした19歳の勇人は、寮になじむことができず心を閉ざしたまま。そしてついに脱走、新たな事件を起こそうとして……!? 親からの虐待、発達障害、ドラッグ依存……。社会に彼らの居場所はあるのか。少年院が解決できなかった少年犯罪の深い闇に迫る!!
名前も顔も知らない相手と気軽に交流できるSNS。塾講師として妻と娘と共に穏やかに暮らす浅見も、家の猫の写真を投稿して楽しんでいた。しかし、ある日状況は一変する。突然の大量通知に慌ててSNSを確認すると、自身のアカウントが荒らしにより炎上していた!浅見は何者かにより、殺人犯の汚名を着せられていて…!?――社会問題となっているネット上での誹謗中傷。自分が突然身に覚えのない事件の犯人にされたら…?を描く、SNS炎上サスペンス!【1~5話を収録】
売り捌いたシャブの総量は200キロ! 元覚醒剤密売組織のトップだった木佐貫真照の体験をもとにした実話。アウトローの世界に足を踏み入れ、シャブ(覚醒剤)の密売にかかわることになった主人公のアキ(木佐貫)。そこに群がるのは、シャブの魅力に取り憑かれた男と女だった。莫大な利益を求め、シャブの転売に勤しむヤクザたち、シャブSEXという快楽の沼から抜けられなくなった女性芸能人、シャブ中となり、電源が切れたテレビと話すなど奇行を繰り返す男たち、シャブのせいで人生のすべてを失った者たち、そして、警察当局との攻防……衝撃のエピソード群から見えてくる「魅惑の覚醒剤が持つ恐怖」とは?
家族――血の繋がり以外にも様々な形で構成される一番身近な共同体――夫と妻、息子と娘。親子4人で暮らす平凡な一家・志田家。隣室に越してきた大学生・結城とはひょんなことから仲良くなり、家族ぐるみの付き合いになっていく。好青年の結城のおかげで喧嘩がちだった夫婦の仲は改善され、笑顔あふれる食卓を囲う一家。しかし他人が入り込んだ家族に反発をもつ長男・力の居場所はなくなっていく… 理想の家族とは?を問う家族侵略サスペンス!【第1話~第5話を収録】
幼い頃、父に捨てられた少年は祖母に育てられた。成長した彼が盗みに入った家で倒れているおばあさんを発見し…
子供時代の記憶。色褪せない思い出がある一方で、忘れてしまった事も多い。もし忘却した過去が原因で謝罪を求められたら? 果たして「身に覚えがない」と言えるのだろうか…? 人気作家として順風満帆な人生を送る速水。ある日、彼のもとに届いた一通の不審なメール。…それが「ともだち」から謝罪を求められる日々の始まりだった。――驚愕の謝罪要求サスペンス!!
駅前の外国学院で働く地味で冴えない英語教師「チャーリー風間」しかし、その正体は元CIAの天才エージェント「J・J」だった…!! 平和に日本で過ごしていた彼だが、周りははそれを許さず彼はさまざまな事件に巻き込まれていく――。チャーリーがクールに活躍する、駅前スパイ・アクションコメディ!
「私の育て方が悪かったのかしら…」心療内科医のDr.らいおん、こと・獅子堂 静(ししどう しずか)は、子供の「こころ」のお医者さん。心のバランスを崩してしまったこども達の特性を、親子とともに向き合い解決していくか考える物語。
良かった点 ・ほとんど同じパターンだが読んでしまう。 ・エリツィン大統領にそっくりなロシアのスパイがいい 総評 ・絵がむちゃくちゃ土田世紀に似ている。 ・昔は1巻しか発売していなかったが電子書籍でちゃんと完結まで発売するのは最高
良かった点 ・ほとんど同じパターンだが読んでしまう。 ・エリツィン大統領にそっくりなロシアのスパイがいい 総評 ・絵がむちゃくちゃ土田世紀に似ている。 ・昔は1巻しか発売していなかったが電子書籍でちゃんと完結まで発売するのは最高