大食い甲子園
汗と根性のデカ盛グルメ開幕!!かつての強豪校、岡山県立桃太郎高校!!その大食い部を立て直し、再び聖地に勝利の校歌を響かせるべく新監督・盛山空太郎、登場!!!!!!!!!!!
呪魔の奪衣婆
幼い頃から続く実の母親との根深い確執が原因で、霊能者・日向に相談した杉原那月は、そこで母親の生き霊が自分に取り憑いていることを知る。それ以外にも、《呪い》と《金銭搾取》で杉原を肉体的・精神的に追い詰める母親に対し、日向は結界を張ることに成功。しかし、今度は弟の人格が突如として豹変し、杉原をさらに追い詰める……。板挟みにあう著者に今度は突然、母親病死の一報……。そして弟以外の人格にも変化が! 人は身内に対してここまで強欲になることができるのか!? まさに悪魔のごとき《奪衣婆=死者からみぐるみを剥がして持ち去る婆》との闘いを赤裸々に描く実話ホラー作品。
あの日約束した、小惑星を探しに行こう! 幼い頃キャンプ場で出会った男の子と“小惑星を見つける”という約束をしたみら。高校では天文部へ入部しようとしたが、今年から「天文部」と「地質研究会」が合併して「地学部」に!?
不死身のフジナミ
暴力がはびこり、警察が出てこない危ない街で情報屋をやりながらバーを経営する田村。そこに突然現れた武器商人藤波。この男の行く所、揉め事だらけ「揉め事を起こせば武器が売れるじゃないですか」ハチャメチャな設定にハチャメチャな展開。金貸し、殺し屋、任侠ヤクザも大騒ぎ押川雲太朗のピカレスクドタバタギャグコメディ。
かつてないアイドル“ビジネス”コミック 主人公は、大手芸能事務所「ムーンライト」の新入社員・小林竜馬。ムーンライトが手掛ける新アイドルグループプロジェクトに配属された彼は、まずは進行中のオーディションでメイキング映像を取ることを命じられる。そこで小林は、「アイドルビジネスのリアル」を知ることになって!? **************************** 「誰もが15分だけ有名になれる」 アンディ・ウォーホルの言葉はインターネット時代の到来によって現実味を増し、幾度となく引用されたことだろう。それでは、何を捧げれば15分以降の世界に到達できるのか? **************************** 映像化もされた『左ききのエレン』の鬼才・かっぴーと新鋭・戸井理恵が紡ぎ出す、前代未聞の「アイドルプロデュース譚」、開幕!!
パーソナルジムのトレーナーを務める御神そよぎ、27歳。昼は美の女神とも呼ばれる彼女だが、夜になるとネガティブの波に呑まれてしまう日々――。美味しい夜食でお腹と心を満たしてくれる月読くんとの時間だけが大切な癒やしの時間…! でも、いつもふらりと現れる月読くんの正体は謎だらけ。しかも「恋愛禁止」とか言い出して…!? 「ダメになってください。がんばった1日の終わりくらい――」甘い言葉と、美味しい夜食。こんなの絶対ときめいちゃうのに……! トキメキ禁止の、私だけの夜のシェフ。
救世難度Sクラスの異世界・ゲアブランデを救う命を受けた女神・リスタルテは、運良く見つけた超ハイスペック勇者・竜宮院聖哉を召喚! 万事快調と思いきや、聖哉は“ありえないくらい慎重”な性格の持ち主で…!?
『BTOOOM!』の本格続編スピンオフ始動!! NewTuberであるKANは、ここ数年で大ブームを起こしたデス・ゲーム『BTOOOM!』に自らを指名して参加。その目的は、未だ多くの視聴者がヤラセでは?と思っているゲームの真実の姿を、生配信で世に伝える為だったが――。18歳以下限定の爆殺遊戯が幕をあげる!!
ジュニオール
サッカーエリートの道を阻まれた志摩晃は、「プロサッカークラブの監督になる」という夢を胸に秘め岐阜県立可児第三高校の弱小サッカー部、通称「可児三」で淡々とサッカーを続けている。ある日の通学路、サッカー選手としての情熱を失っていた志摩の前に一風変わった雰囲気を纏った同級生が現れる。彼の名は五十嵐ジュニオール。天真爛漫なジュニオールの性格に触れ志摩の心に変化が…!?
彼女を作ってイチャラブ学園生活を送るという野望に燃える如月雨露(ジョーロ)。「鈍感系ラブコメ主人公」を装う彼は、目論見通りクール系生徒会長コスモスと、快活な幼馴染ひまわりからの告白にこぎつけるのだが……。
タイトル通りなのかよ
セーラーエース
さあ、JK野球だ! 青春スポ根ギャルギャル漫画、誕生! 『頭文字D』『高嶺の花』のしげの秀一、次なる舞台は女子高生野球! 主人公・桜木繭(まゆ)は関東女学院に通う高校2年生。ある日、彼女はギャルの道に見切りをつけ大好きだった野球に戻ることを決心する。天才ピッチャーとウワサされる繭は、一体どんな球を投げるのか! まったく新しい野球漫画が開幕する!!
漫画史上に残る最終回!!
新感覚の全編ドット絵漫画! 全ての元勇者に捧ぐ、勇気と再出発の8bitファンタジー!! 古いゲームソフトの中で目覚めた老戦士アソンテ。NPCである彼はバグが蔓延する世界でプレイヤー(=勇者)を探す旅に出る。今、僕らの冒険はRe:STARTする! 彼ら(NPC)は今でも勇者(プレイヤー)を待っている!
「最近全然たべれなくなってさー 3杯しか食べられないよ」と嬉しそうに大量の飯をかきこむ友人がいます。これは明らかに、『本調子であればもっと食べれるが、調子が悪いので君たちの3倍しか食べれないんだよ』という、謙遜を装った示威行為なのです。野生動物でも、誰が一番えらいのかの順位付けは重要です。 人間の男性集団ではしばしば、大食いが偉さを図る尺度となるのです。大食いはマッチョなんですよ! そんな“大食い”を漫画に取り入れたのは、なんといっても土山しげる先生です。代表作『喰いしん坊!』では、フードファイターとよばれる大食い人間たちが、プライドをかけて戦うという、あまりにも斬新な設定で、食が細くなった中年男性の胸を焼けさせました。今回紹介する『大食い甲子園』は、このフードファイターの世界観をさらに追及した作品です。読んで時のごとく、大食いの甲子園を目指す高校生たちの物語なのです。 舞台は岡山の桃太郎高校大食い部。15年前に全国優勝したものの、いまでは弱小校になってしまい、廃部の危機を迎えています。ここに、将来を嘱望されながらも賭け大食いがばれて“大食い界”から姿を消した盛山空太郎が監督としてやってくるところから物語がはじまります。 それまでは、ただガムシャラに食べることしかしてこなかった桃太郎高校大食い部の面々に、盛山は理論的かつ実践的な方法を教え、大食い部は一丸となって甲子園を目指していくのです。 物語全体は、さわやかな青春スポーツ漫画のノリです。「乱食いはじめ」の声とともにはじまる練習シーンも素敵です。部員がただひたすらにむしゃむしゃご飯を食べるこの乱食いは、おそらく柔道の乱取りをイメージした言葉なのでしょう。一週間かけて精神と胃を鍛える合宿でひたむきに努力する姿もとても美しい。ただ、その打ち込むものが“大食い”ということで、なんともいえない雰囲気になるのです。 大きな“胃力”があり、才能あふれる早味はいいます。「大食いなんてただ食ってりゃいいんだと思っていた…他のスポーツと同じように作戦があるなんてこれっぽっちも思ってなかった…そして…大食いで人を感動させられる事も…」そ、そうなのか?と、思わず突っ込みたくなります。 この、さわやか青春マンガのノリと、抑えがたいツッコミへの欲求があわさると、なんとも言えない高揚感が生まれ、気づくと次へ次へとページをめくってしまうのが『大食い甲子園』の魅力。 もう食が細くなってしまい、大食いでアピールできなくなってしまった僕は、読み終わるとやっぱり胸が焼けてしまうのです。