銭ゲバ
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あらすじ

ある日少年は強く思う…。世の中は銭でまわっていると…。貧しい生い立ちであるが故に手段を選ばず金を得ることに執念を燃やす蒲郡風太郎。貧しさ故、病身の母を救うことが出来ず、家族を捨てた父を憎む、彼の生き様を、ジョージ秋山が鋭く描いた衝撃の傑作!!

よあけまえにしぬ
夜明け前に死ぬ
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あらすじ

エネルギー供給基盤が崩壊した近未来。荷電体質の人間は電力源を運ぶ輸送人となる。電気をまとい圧倒的な攻撃力をもつ放電官と彼らにパワーを補給する蓄電官のペアで任務にあたるが!? 近未来で戦う若者たちのディストピアアクション!

おとこのいっしょう
娚の一生
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あらすじ

東京の大手電機会社に勤める堂薗つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。つぐみは、そのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!?晴耕雨読的女一匹人生物語!!

不器用な大人の恋愛模様

子供の頃は、大人になったらもっと自由かと思っていたけど、どうやら大人になっても、大人という枷のせいで、なかなかストレートにハッピーエンドとはいかないものらしい。 「娚の一生」は、バリキャリ街道を突き進み良い年齢になった女性・つぐみと、つぐみよりさらに年上の男性・海江田の恋愛物語。 恋愛ものは10代20代の子がキャピキャピ言っているものだと思っていたので、初めて読んだときは30代と50代という年齢設定に衝撃を受けた。 その年齢設定のせいか、なんだかリアルな感じがする。  歳を経ていても美男美女だったり、当時だと外国のIT企業なみのフルリモートワークを許可されたり、海江田先生のようなすてきな男性が存在したりと、リアルな感じは薄いのに。 海江田先生のシブい艶やかさにメロメロになりつつ、先生に愛されている恋愛下手のつぐみちゃんを応援しつつ。 読み進めていった先、物語がどのような展開になるかは、読んだ方だけのお楽しみ。 私の場合、良かった良かったったという思いと、エエエエエという困惑が混在した。 ちなみに、表紙イラストが次巻表紙につながる形式の単行本なので、並べると圧巻。 ただ3巻で突然引きのイラストになり、どうみても破廉恥で、買うのが少し恥ずかしかったのを覚えている。

ゆゆゆ
ゆゆゆ
やったねたえちゃん!
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あらすじ

たえちゃんは中学生です。お母さんはどこかに行ってしまいました。たえちゃんはママがくれたお人形といつも会話しています。ひとりぼっちでも、コロちゃんがいれば、へいき。“もうひとり”のたえちゃんが送る、魂を震わす感動のヒューマンドラマ!!

ぶいえすあげいん
VS.アゲイン
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あらすじ

挟土繋(はさどつなぐ)33歳。蒲鉾などの魚の加工品を製造し販売するネリモ食品の営業のエース。彼は3年前までネリモ食品の実業団バレーボールチーム・ネリモオーシャンズに所属していた。ポジションはセッター。ある試合をきっかけにチームは解体し、Vリーグ入りを諦めた挟土たち。しかし今、今度はサラリーマンとしてもう一度バレーボールで、夢の舞台に立つために、戦う!

読み始めたら予想よりワクワクしている自分がいた

吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
へんないえ
変な家
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あらすじ

オカルト専門ライターの「私」は知人から、とある家の間取り図を見せられた。そこには正体不明の「謎の空間」が存在するという。建築設計士・栗原に意見を求めると、彼はこの家のおかしなところを次々に指摘し始めた……! 動画1200万再生突破・原作本50万部突破・2024年春映画化! 新世代ホラー作家・雨穴のデビュー作にして代表作、話題の“不動産ミステリー”、ここに完全コミカライズ!!

らいようとあおうめ
来陽と青梅
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あらすじ

友達にも彼氏にも恵まれた中学1年生の鮫川淳は、無難に楽しい毎日を送っていた。そんなある日、偶然出会った女子高生の圭と意気投合していくうちに、恋心が芽生え始め、それはやがて確信へと発展し…。多種多様な愛と青春を新進気鋭の作家が紡ぎ出す、純愛青春物語。

「中学時代」と書いて「地獄」と読む。最悪すぎて最高なジュブナイル・ストーリー

2021年12月、半年ほど前に知り合いからおすすめされたものの積んでいた『来陽と青梅』をついに読みました。ヤバすぎますねこれは……!なんでこんなに知名度ないのか不思議。ある意味『チ。』ばりにエグくてぶっ刺さる話だからもっと話題になっていいはずなのに。 狭い世界。 未熟な男女交際。 男に媚びて友達を陥れる一人称が名前のクソ女。 シンプルに頭が悪い同級生。 陰口。 同調圧力。 とにかく中学生の最悪なところが全部ブチ込まれています。 私は中学時代「ねぇ〜たかは好きな人いる〜?⤴️」と恋愛体質の女子に絡まれて死ぬほどつまらない恋バナに巻き込まれるのがだ〜〜いっ嫌いだったので、「あはは…今は好きな人いないかな〜」と愛想笑いで流しながら 「なぜ常に好きな人がいる前提で聞いてくるのか」 「仮にいたとして、おめーに話したら確実に次の日には学年の無数の女子にバレるのにそんなリスク犯すわけねえじゃん」 「そもそも対して仲良くもねえお前にそんな大事な情報話すわけねーべ馬鹿か?」 と内心罵詈雑言を浴びせかけつつ、全力で恋バナを回避する努力していました。 本当に仲のいい友達には話しても良かったかも知れませんが、その当時読んだ小説で読んだ「誰が1人に秘密を言うことは世界中に向かって言うのと同じだ」という言葉を噛み締め、『身の安全』には充分気をつけて学生生活を送っていました。 だからこそこの漫画はゲボ吐きそうなくらいしんどい。 自分もほんのすこし何かが違ったら、主人公と同じこの地獄にいたかも知れない……。 「存在しない中学時代の記憶」を眺めているかのようなおぞましさがこの作品の魅力だと思います。 中学時代に味わわされた嫌〜な気持ちがブワーーッと全部まとめて甦ってくる最悪すぎて最高なジュブナイルストーリーです。メンタル元気な時にぜひ……!

たか
たか
いとやんごとなき
いとやんごとなき
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あらすじ

光り輝く学園ノーブルギャグ、開幕! 庶民少女・出海あすかは超名門校・雲上学園に転校した。そこで出会ったのは、学園一の貴人“光の貴公子”光暈寺麻呂。彼の股間は興奮すると、光る。尊い男子が輝きを放つ、唯一無二の学園ノーブルギャグ開幕。

ひとりぼっちでこいをしてみた
ひとりぼっちで恋をしてみた
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あらすじ

「天然」って言われがちな女子高生・有紗は、豊崎先生に片想いをしている。こっそり想ってるだけで幸せだったのに‥‥。なんにもできない女子高生の冒険が冬の北海道で始まります。寒いけど、こころはあたたかな物語の舞台は北海道の北見市。北見在住・作家の田川とまた氏が、北見の景色を描き出します。

共感できすぎて染みる

切なさと寒さで胸がギュッとなる。気づくと眉間にシワが寄っていた。油断すると涙が出ちゃいそうだったから。 消極的な意味ではなく、言葉を伝えたい意図と間違えて伝えてしまう意味でコミュニケーションが苦手な主人公の女の子、を描く会話がとても上手なので作者さんはコミュニケーションが上手な方なのかもしれない。 いらぬ気の遣い方や会話のずれ方、人の話を聞く時は肩に力が入ってしまうのがすごくよく分かる。 天然でドジな本人こそが一番ちゃんとしたいと思っている。 理解してもらえないとき、すごく孤独を感じる。 孤独を感じたときはすごく寒い。 冬の北海道で、誰にも理解されず、ひとりぼっちで過ごすのはどれだけ堪えるんだろう。 淡々と進むようで、背景までしっかり描かれているので映画やドキュメンタリーのような密着感があってグッと来る。 ドキュメンタリーの撮り方には二種類あるとどこかで聞いたことがあって、結論を持った上でそれに沿って撮っていくやり方、なんか分からないけど面白そうだからとりあえずカメラを向けてみるやり方。 この漫画は後者のように感じる。 予測のできない彼女の行く末を、たとえ悲しいことになったとしても見守っていたくなる。 きっとドジばっかしてしまう彼女も人一倍考えてはいる。 だが、母子家庭だったこともあって誰にも、特に母に迷惑をかけないように小さく生きていたことで疑問を持っても外に出せずやがて疑うことをしなくなっていったんじゃないかと思った。 僕は帰国子女なんだけど、日本に帰ってきてからは常識が違って分からない事だらけで、疑問しか出てこないから途中から疑問を持つのをやめた結果、驚きや感動が減ってしまった経験がある。 何が起きても、へー、そういうもんなんだ、と。 疑問を放棄すると理解から遠ざかっていく。 疑問を持つって本当に大事なことで、人類の進化は全てがそこに詰まっているんじゃないかと思ってる。 もし女子高生の彼女もどこかで疑問を持つことをやめてしまったんだとしたら、それは思考を放棄したり、成長を止めてしまうことに繋がりかねない。 他人に気を遣いすぎて、疑問を持っても解消できなくて、一生懸命やっても上手くいかない。 これは分かりやすい大きな不幸ではないが、これだけが全てである人からすれば、どうしたらいいか分からなくて辛いに違いない。 好きになった相手にもうまく気持ちを伝えられない。素直になれない。うまく言葉が出ない。不器用だから天然だから出た言葉も伝えたい意味と違うように伝わってしまう。自己肯定感が低いから自分を低く見積もる。 どうせ自分なんかが・・。と。 恩恵を受けても感謝より先に申し訳ない気持ちになってしまうのだ。 解決法はきっと見返りを必要としない大きな愛に包まれることだ。 彼女はまだ若い。どんどん変われる。 どうか、救われてほしい。 2巻で、自分自身の天然さドジさ馬鹿さに呆れて付き合っていく覚悟していて最高でした。 どうしようもできない部分も含めて自分なんだ。 覚悟して人生を踏みしめていくんだ。 鼻がツンとする。 頑張って生きるんだ。

吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

優しさを学べる漫画

一巻読了。 不器用でいわば「ちょっと足りない」女の子のもどかしい片思いと、友情と成長のお話。 新人さんかな?絵の完成度が非常に高い(博、成家慎一郎、オジロマコト、ゴトウユキコあたりを連想しましたが、そのどれともまた微妙に違う感じ) 頭の回転が鈍く、いつも上手く立ち回ることができず失敗してばかりの主人公。そんな彼女の人格を仲のいい親友たちは「天然」と称して可愛がってくれるが、本人にとっては死活問題で、ついには思いつめて家出してしまう。 極寒の北海道で野垂れ死にかけていたところを、水商売で生計を立てる一人の女性に拾われ、命を助けられるだけでなく「人生」において大切なことを教わる。一巻おわり。 主人公の少女はたしかに「足りない」がちではあるものの、それはこの社会に属する全ての人が多かれ少なかれかかえている普遍的なテーマだ。 「他人に好かれたい、良く思われたい。でもそのためにどう振る舞うべきかわからない。言葉選びが上手くいかない。なぜか傷つけたり怒らせたりしてしまう。」 逆説的だが、負のスパイラルから抜け出すためにはまず「他人によく思われるためにどうすべきか」と考える癖自体から脱却する必要がある。「言葉を発する自分」ばかり可哀想がり労るのをやめて、「言葉を受け取る相手」を慮る。それこそが、信頼関係の第一歩なのだ。 「ありがとう」、信頼関係の初歩の初歩、第一歩の言葉を一巻の最後で水商売のお姉さんから教えられ、感謝あるいは後悔か堪えきれず涙を流す主人公の少女。 とてもシンプルだが芯のある美しい話だ。2巻以降の展開にも期待したい

mampuku
mampuku

「わたしは死んでも良い人です」

■1巻 天然キャラのコミカルな恋愛模様かと思いきや、ハードなヒューマンドラマだった。 締め付けられる面白さ。 家出してからのストーリーが、一気に引き込まれる。 友達もいるし母親も余裕はないけど優しいし、すぐに家に帰ると思ったらそんなことはなかった。 主人公は人間関係で失敗し続けることで、本気で追い込まれていたのが身に滲みてわかる。 「私の馬鹿は、人に笑顔を強いる凶器」 「怒らせても苦しませても傷つけても、私の周りは優しい人であふれてるから、みんな取り繕ってくれる…」 「じゃあ私から離れるべきだって、決意した」 人を好きだからこそ、その人の自然な笑顔が見たい。 でも、自分にはそれができない。 迷惑ばかりかけてしまう。 言葉にすると陳腐だけど、文字通り「死ぬほど」悩む有紗が、いつか自分を認められるように。 デキる大人になる、以外の道も多分ある。 ■2巻 千晶との生活が描かれる。 有紗は不器用で言葉も拙いけど、行動力と絵の力で、人に何か強くを伝える力があるなぁ。 魅力的だと思う。 有紗が拓の息子にバットでぶん殴られて流血するのが強烈だったな。 どうしても好きな家族を取り返したいのが伝わった。 有紗も自ら殴られに行くのが衝撃だったな…体張りすぎ。 じーさんの息子の顔描いて、笑顔になって、のシーンは好き。 千晶のでかい笑顔の絵描いて、千晶が涙流すシーンもとても良い。

Miyake
Miyake
どるめんえっくす
ドルメンX
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あらすじ

トップアイドルになれば、地球征服できんじゃね? ってことで、目指してみることにした隊長(クール系?リーダー)・イチイ(熱血系ムードメーカー)・ニイ(フェロモン系人気No.1)・サイ(インテリ系頭脳班)の顔だけはいい4人+ドルヲタ女子・ヨイ。手始めに「ジャノン・スーパーボーイ・コンテスト」を受けてみるも、ナメてかかったらさあ大変! そこはキラキラだけどこわい、幸せだけど痛い、本気にならざるを得ない世界! 夢を仕事にしようとがんばる全人類に捧ぐ―― 「カッコいいって、何だ!?」

ふぇるまーのりょうり
フェルマーの料理
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あらすじ

「アオアシ」小林有吾、最新作!! 「俺たちは、料理をもって神に挑む。」数学者を志すも、その道に挫折した高校生・北田 岳(きただがく)。夢を失い、学食のアルバイトで無為な日々を過ごす彼に、謎の若き天才シェフ・朝倉 海(あさくらかい)との運命的な出会いは、突然訪れる――。2人がめぐり逢い、「数学」と「料理」が交わる時、未知の世界への扉が開く!! 特典として「アオアシ」×「フェルマーの料理」コラボペーパー付き!描き下ろし4コマ漫画も収録!

さちこいきてます
幸子、生きてます
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あらすじ

「金も幸も子もないものですから…」金子幸子、市役所勤務、33才独身、婚活中。今日も今日とて、真実の愛を探して生きてます…。悲しいときに部屋で一人創作ダンスを踊ったり、元彼にもらった魚拓を持って旅に出たり。不幸っぽいけどなんか楽しそう!? シュールでフフッと笑っちゃう、幸子の世界をご覧あれ!