あらすじ交渉とは言葉を武器にした戦いである――。最強の交渉人(ネゴシエーター)・別府勇午(べっぷゆうご)、熱砂の地に起つ!勇午と踊り子の娘はハジが手配したナツメヤシを運ぶ荷車でキルタル山脈へ向かっていた。途中、東京に居る繭子との無線連絡をダコイット警戒中のパキスタン軍に傍受されてしまい、砂漠パトロール隊に尋問を受けてしまう勇午たち一行。勇午はユフス・アリ・メサ率いる「ダコイット」のもとへ辿り着けるのか――!?
勇午の武器は暴力でなく知識に裏打ちされた判断力と現実的な思考と人間の情で複雑な問題を抱えている事件を解決していく。 毎回新しい交渉のたびに拷問を受けているイメージだった再読してみるとそんなに多くはなかった。一番印象深いのはやはりあの塩漬けだな