あらすじ「紅天女」のライバル、マヤと亜弓を前にし、月影は二人のどちらかを「紅天女」の主役に育てるために、生き抜く決意をする。そして、二人に風・火・土・水の4つの演技を理解するように告げる。一方、偶然出会った速水の義父、大都芸能会長から「紅天女」を演じるにあたってのヒントを与えられたマヤ。火の演技を習得するため、マヤと亜弓の壮絶な闘いが続くが…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。