あらすじマヤたちの熱演により「忘れられた荒野」の芸術祭参加が認められ「紅天女」への希望が繋がった。だが、月影が心臓発作で倒れ、緊急手術を。意識が戻らず、危篤状態の月影はマヤや亜弓の問いかけに奇跡的に回復。そして「紅天女」の資格を得た者だけを待つと言い残し、姿を消した。一方、マヤは全日本演劇協会賞を受賞し、速水が紫のバラの贈り主と気づく…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。