あらすじ狼少女ジェーンを演じるマヤの「忘れられた荒野」の初日が迫るが、台風接近に伴い首都圏の交通網は全面運休に。大嵐の中、ずぶ濡れの速水が来場し、たった一人の観客相手に開幕となった。それもまた大評判となり、公演2日目は、そうそうたる大物たちが来場し、最後に月影の姿が。そして幻の名作「紅天女」の主役候補にマヤを含め、3人の名前が…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。