「マンガ」は、漫画家だけのものじゃない。編集者、営業、宣伝、製版、印刷、デザイナー、取次、書店員…。数えきれないマンガの裏方たちのリレーで、読者の手に届くもの。そう、裏方の熱き想いがあるからこそ「マンガは売れる」んです!マンガに関わる一人ひとりの人間ドラマをぐいっと描く本作、全ての仕事人へのエール漫画です!!!
編集者から書店員までのチーム戦!!新米編集者が味わう漫画リアル奮闘記。チームで漫画を仕掛ける戦略、矜持、涙。興奮。本気の醍醐味、極上の元気をあなたへ贈ります!!
日本経済新聞の「仕事マンガ」第1位「このマンガがすごい!2014オトコ編」第4位「このマンガを読め!2014」第2位「マンガ大賞2014」ノミネート…等々、皆様から熱い支持をいただいている本作!!第3巻のテーマは「新人作家をどう売り出すか?」です。「たった一人で自分の世界を切り拓いていくんだ。ペンと努力と才能で――」新人作家たちを支える編集部、先輩作家、デザイナー、書店員…第3巻も仕事人たちの名セリフが満載です!!
日本経済新聞の「仕事マンガ」第1位「このマンガがすごい!2014オトコ編」第4位「このマンガを読め!2014」第2位「マンガ大賞2014」第6位…等々、皆様から熱い支持をいただいている本作!!新人作家の想像を絶する苦悩、その才能に対して担当編集者が差し伸べる手。仕事の苦悩は仕事でしか解消されない。それぞれが相対する「漫画という仕事」とは…!?
“美”を懸命に作る人達。グラビア、画集の印刷を巡る職人の世界!! 日本が誇る超大物漫画家の画集制作。巨匠漫画家×巨匠デザイナーのこだわり。そこで大活躍するのは印刷会社の製版担当と出版社の制作局! 裏方ならではの醍醐味、ここにあり!!
『重版出来!』第6集で描くのは… 四代続く地方書店の店主と町の人々との繋がり、黒沢心が担当する新人作家・中田伯と共に 初連載を勝ち取るまでの奮闘。そして、書籍を陰で支える校閲者。誰にも気づかれない心配りが求められる彼らの仕事ぶり、職人たちの心意気をぜひご覧あれ!
祝! テレビドラマ化!(TBSにて4月スタートの火曜ドラマ) 黒木華、オダギリジョー、坂口健太郎ら、豪華出演陣が集結する“お仕事”骨太群像劇の最新刊! さて、この第7集では、バイク便のお仕事、漫画賞コンプレックス、人気作家復活を支えた名物編集者… 今集も出版業界にまつわるトピックがてんこ盛り! そして、才能を開花させつつある新人漫画家、中田伯の身の回りにも変化が…!? ビッグコミックオリジナル阪神タイガース創設80周年記念増刊号に掲載された、「ビジター編 トラトラトラの巻!」も収録!!
2016年4月クールにTBSでTVドラマ化され、黒木華、オダギリジョー、坂口健太郎ら豪華出演陣が集結。ドラマ満足度ランキングで1位を獲得した“お仕事”骨太群像劇、原作マンガの最新刊! 黒沢心、出版社・興都館への入社から1年。実家からの独り立ちを考える彼女だが、担当作家である新人漫画家・中田伯の身辺にも変化の時が訪れていた。幼少期からの両親との確執を抱えながら、彼の初連載作『ピーヴ遷移』第1巻がついに世に出る! 世界は彼に微笑むのか…!?
TBS系列にて2016年に放映されたTV連続ドラマもご好評をいただいた話題作、第62回小学館漫画賞・一般向け部門を受賞!! 今巻では、最新の3D印刷を駆使する職人、誰もが一度は作ったであろう「紙の付録」の設計士など、新しい職人も登場します。心は名職人たちとの仕事で何を学ぶのか…?
「週刊バイブス」の人気連載『タンポポ鉄道』が実写映画化。原作者の八丹もお墨付きの面白い脚本が完成し、主要キャストが続々決定。しかし作品の肝である役を演じる大御所俳優の所属事務所が 脚本の改定、キャラクターの大幅変更を求めてきた! 誰のための映像化なのか、なんのための映像化なのか…。映画会社のプロデューサー、監督、脚本家、興都館の映像メディア部・小野田。作品を巡る彼らの闘いの末に出来上がった映画は…!?
電子書店、電子書籍のゲンジツとは…!? 「週刊バイブス」でのデビュー初連載が注目を浴びたものの二作目の連載が不振で打ち切りになってしまった女性作家。心は、そのダメージから立ち上がれない彼女の新担当となる。紙の単行本ではなかなか話題にならなかった連載。作品のファンである電子書店の営業担当が自店のキャンペーンで推したことから新たな火が…! 電子書店、電子書籍のリアルは、漫画家に何を与えるのか…!?
安井がWEB漫画誌の編集長に…! 過去のトラウマから、誰よりも利益に対してシビアな安井。その安井が新たなフィールドをWebに求めた。「売れるモノしか生まれない場を作る」「自由でなければ、Web漫画誌の意味がありません」この宣言の下での作品募集に対し、届いた原稿の1作は以前、心ではなく安井を選んで潰されてしまった東江のものだった。心は今度こそ東江とヒット作を作ろうと誓うが、安井がそれを許さず…!?
「今」に合わせた新しい売り方を構築する! 安井が立ち上げたWeb漫画誌で連載を始めた作家、東江。かつて安井に商売道具にされて潰された作家だが、社会人になった彼女は漫画の世界にあたらめて飛び込み心と二人三脚で連載を立ち上げる。その漫画のテイストが青年誌読者層とは違うため、単行本を未知の読者に届けるべく「新しい売り方」を心や販売・宣伝チームで考案することに…! 一方で、東江は副業禁止の会社をクビになる事態に直面し、中田伯は悪役の核を求めてあがいていたが…!?
書店の未来を作る! 世界の見え方は自分で変える、未来は決まっていないのだから―― 『ピーヴ遷移』を連載する中田伯がキャラクターに蝕まれて心を壊し、無期休載の事態に陥る。仕事に自信が持てなくなってしまった心だが、尊敬する書店員・河が計画する「新しい形態の書店」作りに尽力することで、本を巡る世界の見え方が変わり…!?
新展開! 編集長交代で、心を波乱が襲う! 「バイブス」編集長の交代により、新編集長となったのは 少年誌で多々のヒット作を生み出し、雑誌を立て直した男。しかし内実は、漫画家をコントロールして才能を食い潰す人間だった。心はその新編集長・相川の指令で 相川が連れてきた超売れっ子少年誌作家を担当することになり、新連載を立ち上げることに。しかし相川に依存する漫画家と相川新編集長との間で、心の仕事には試練しかなく…!?
新展開! 五百旗頭新編集長が誕生! 人事異動で新編集長になった相川の横領が発覚して、退社。バイブス編集部がその騒動に巻き込まれる中、新たな編集長に就任したのは心(こころ)の教育係である五百旗頭だった。編集部は心機一転。心も、女性誌で今まで描いてきた女性作家にアプローチする。しかし地方に移住することになった作家が「やはり描けない」と言い出し、その道は平坦ではなく…!?
「最悪」を想定しつつ、「最良」に挑め! 心が、新人作家・中田伯の『ピーヴ遷移』担当に返り咲く。二人三脚での漫画作りが再始動、『ピーヴ』のアニメ化企画も本格的に動き出す。アニメに関わるスタッフ達は斬新なアニメ作りに燃えて、オリジナルエピソードを作ることに。しかし、これにより伯が「最悪」の事態を迎えるのだった…! 心やアニメに関わる皆は「最良」の状況―― 伯が、自分たちが、信じる面白いものを求めて奮起する!!
漫画家は幸せになってはいけないのか…? 伯に訪れた初めての恋。「幸せな人間は漫画が描けなくなる」という先輩の言葉に複雑な思いを抱える伯だが、そんな彼を待っていたのはとうに家族の縁を断ったはずの実の母親からの電話…! 漫画家のプライベートに担当編集がどこまで関わるべきか、心にとっても試練の時であり…!?
最終章! 心が新たなプロジェクトに挑む! 『重版出来!』ついに堂々の最終章! 伯は壮絶な子供時代と決別。ついに『ピーヴ遷移』のアニメが始動する。これまで心と二人三脚で作ってきた漫画が 世界に広がる! 「ピーヴ」が世界の共通言語になる! そして漫画の未来を担う新規プロジェクトが動き出し…!? 黒沢 心、感謝と歓喜と希望を胸に最終章も駆け抜けます!!
出版業界チーム戦記、堂々完結! 描いて、刷って、売って、読んで、もがいて、あがいて、諦めず、信じて、信じて、――そこに見えた希望。作者から読者まで。漫画を取り巻く現在地を見つめ続けた大人気作、堂々の完結!!!!
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 昔3巻くらいまで読んで完結したら読もうと思っていたので今回一気に読んでみた。ここ数年の漫画業界の流れもありつつ、編集者とは、漫画家とはというのがなんとなく理解できた。 ・特に好きなところは? 興都館の社長のエピソード。本編とは大きく関連するわけでもないが一番記憶に残った ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! おそらく色々な元ネタがありそうなのでその辺を想像しながら読むのも面白いとは思いますが、その辺を全く気にせずマンガ業界マンガとして読むのが良いと思います。
ドラマをみましたが漫画は、表紙だけ見てほのぼのブログものだと勝手に勘違いしていました。 こんなに胸に刺さる漫画だったとは! 心に刺さる、勉強になる、また明日から頑張ろうと思える漫画です。 あとすごいのは、登場人物の感情に対して共感できるところ。仕事を頑張っている人には特に読んでほしいです!! 読んで登場人物の熱意が伝染して、また頑張ろうと思ってほしい!! とても素敵な作品です。
「編集王(作画・土田世紀先生)が好きだったので、 同じく漫画編集部を舞台にした漫画と知って読んでみた。 とても面白かった。 編集王が読者の心に男臭さで切り込んでくる漫画ならば 重版出来!は読者の心を人間臭さで包み込んでくるような 漫画だと感じた。 編集王が1990年代の漫画で重版出来!が2010年代だから 当然なのだが、同じ漫画編集部漫画であってもかなり異なる 世界を描くことにはなっている。 重版出来!には当然SNSとか電子書籍とか出てくるわけで。 それだけ漫画を取り巻く環境は変わり、多様化したと言える。 それは結論が一つ、という世界ではなく、 人それぞれに結論がある、という世界のようにも感じる。 編集王は、数話ごとに話を区切りながらの連載の仕方ながら なんだかんだといっても区切りごとに土田世紀先生が 先生なりの「俺はこう思う」という感じの結論を ドーンッとぶつけてくるラストが多いと感じた。 重版出来!は、わりと「皆さんはどう思いますか」 みたいな区切りが多いように感じた。 それはこういった時代の変化に即した結果の違いなのかもしれない。 だがそれはそれで考えさせられる凄く後味のいい区切り方に感じた。 それと単なる偶然かもしれないが 編集王の主人公のカンパチが元ボクサーで、 重版出来!の主人公が元柔道選手という設定で、 なんか漫画編集の世界ってアスリート視点での 見方や感じ方が、インドアの典型みたいな漫画家との対比で 物語として面白くなるのだろうか、などとフと思った。 時代が変わっても、その辺は変わらないのかな、と。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 昔3巻くらいまで読んで完結したら読もうと思っていたので今回一気に読んでみた。ここ数年の漫画業界の流れもありつつ、編集者とは、漫画家とはというのがなんとなく理解できた。 ・特に好きなところは? 興都館の社長のエピソード。本編とは大きく関連するわけでもないが一番記憶に残った ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! おそらく色々な元ネタがありそうなのでその辺を想像しながら読むのも面白いとは思いますが、その辺を全く気にせずマンガ業界マンガとして読むのが良いと思います。