謝礼のお小遣いの件で、和彦「オラ、たいした事してませんから」とか言いつつ視線が謝礼に釘付けになり手が意志と反して自然に謝礼に向けて伸びていく和彦の姿が目に浮かぶようだな
牛耳った奴から「真紀って娘と付き合ってるんだろう?それなら少しは見栄も張らないと、彼女をガッカリさせないようにな」とか囁かれて生唾をゴクンと飲み込んでから
そのやりとりでそこから
「あ、そうか、なら謝礼は本人から固く断られた形で一切無しという事にさせてもらいましょうかね、、、」
とお偉いさんが金を引っ込めようとした時に、和彦が「ちょっと待ったぁー!良く良く考えてみればオラは謝礼をいただくような事はしていませんが、そちらのお気持ちをお預かりする位の事は出来ますよ!こちらはお預かりします」と言ってひったくる勢いで謝礼を仕舞い込み取り繕った笑顔を浮かべながら「将来オラの寿司を食べに来てください、その時まで腕を磨いておきます」なんて言い放ち「それは楽しみだ」なんて事でその場が収まる
後日、お偉いさんが和彦の寿司店を訪れた際に10倍料金をボッタクリしっかりと寿司代を請求し「またいつでも来てください」などと和彦が勝ち誇った様子で述べてお偉いさんがドン引きする様子なども面白そう

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白竜

気が付けばシリーズ累計100巻以上

白竜 天王寺大 渡辺みちお
ピサ朗
ピサ朗

ちっぽけな組に過ぎない黒須組に、ある日白竜の異名を持つ若頭が台頭してからあれよあれよと裏社会で頭角を現していく、揉め事の解決は暴力やダーティーな手段だったりの、良くも悪くも普通のヤクザ漫画。 …だったのは初期の話、天王寺大氏が実際の事件を広げたネタを扱う事も多かったので、ゴルゴ13のような「実はあの事件の裏には白竜が関与していた!」オチのネタが結構あったりする。 シリーズ後半ではその手のネタが増えて行くが、この第一シリーズである無印は比較的そういうネタは薄め、なんだかんだ危険な香り漂う裏社会でのし上がっていく姿は正直ワクワクする部分も有り、強引すぎたりアレな解決も「こまけえことはいいんだよ!」の精神で十分楽しめる。 …後のシリーズでは陰謀論を加速させかねない色々と不幸で幸運な現実に見舞われたりしてるけど、それも割り切れば作品の魅力。 組のメンツも少人数な分、上も下も描きやすいのか、若頭主人公だが下っ端から組長まで交流があり、それなりにキャラを立たせつつキャラ被りも無しと、今見ると設定時点でなかなか秀逸。 ヤクザ漫画としては、シノギの描写が意外と広く、これもまた第2シリーズ以降の時事ネタを扱うのに違和感が無い要因だろうけど、解決手段はシンプルに非合法だったりで「できるか んなもん!」な、描写がてんこ盛りで、これをツッコミどころとするか、展開が早くて良いとできるかで面白いと感じられるかは分かれそうな気がする。 とはいえシリーズ累計で100巻以上を成し遂げてしまってるように、こういう作品が好きな男自体はなんだかんだ根強く存在している事も実感するが。 実際のあれこれをネタにしている部分とか、多々あるツッコミどころにせよ、素直に名作と認めたくはないが読んでて楽しい部分も有るのは確か。 作風が完全に確立したのは第2シリーズのLEGENDだが、その移り変わりも含めタバコと酒臭さが似合う漫画ゴラクの象徴の一つ。

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