閉鎖的な村を描くサスペンス新連載にコメントする

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名無し
1年以上前
最終回に向けて、アクションも急展開を見せたガンニバルに登場した銃器について説明したいと思います。詳しい方々には退屈かもしれませんが。 後藤家にやってきた警官隊の主武装であり、後に岩男や大悟も使用しているサブマシンガン、H&K MP5。RASバージョンです。世界視野では、M4ライフルなどに押されて使用頻度が少なくなっていますが、日本の警察では現役の銃器です。特徴としては、高い命中精度に拳銃弾使用による低反動の射ち易さなどが挙げられ、フロント部分のアンダーレールにグリップやライトなどを取り付けできます。 真さんが持っている拳銃は、同じくH&K USPのコンパクトモデルです。MP5と同じ弾薬を使用する拳銃で、ドイツ警察に正式採用されています。日本の警察ではこのモデルの発展型であるP2000という拳銃がSPの警察官に採用されて使用されています(映画「藁の盾」で大沢たかおさんが使用した) 大悟や神山さんら私服警官が、サブさん宅に踏み込んだ時に使用していた拳銃はSIG P230JPです。上記の銃と違い少し威力の劣る380AUTO弾を使用する拳銃です。おそらく、この時に大悟が使用したのは署長さんの拳銃だと思います(山中で紛失したので、署長さんが自分の拳銃を貸した) 多分、これら以外にもまだほかの銃器は登場しそうですが、今からも活躍すると思います。ちなみに、上記の銃器は日本では東京マルイとKSCというメーカーがエアーガンやモデルガンで出しています。
モリのアサガオ

死刑を執行する刑務官

モリのアサガオ
かしこ
かしこ

死刑という重いテーマと真正面から向き合った作品です。父親のコネで刑務官になり死刑囚と接することになった実直な性格の主人公・及川。凶悪殺人犯のことが怖いと感じるのは彼らのことを理解しようとしないからだ…という考えに至ってからは、積極的に彼らと関わり更生の道を一緒に模索するようになります。しかし心を入れ替えて自らの罪と向き合ってもすでに決まっている死刑からは逃れることは出来ません。いくら凶悪殺人犯とはいえ国が人を殺してしまう、命を持って罪を償うという死刑制度は本当に正しいのか、主人公は疑問に思うようになります。 登場する死刑囚たちの中でも渡瀬という男と主人公の物語を主軸に描かれていますが、個人的には食堂を経営していた家族を惨殺してしまった星山がメインの回が一番心に残りました。主人公が人形を手作りして家族というものを思い起こさせて自分の罪を認識させることに成功する訳ですが、改心してすぐに死刑が執行される展開にはなんとも言えなくなりました。そういう流れを組みながら親友と言えるまで深い仲になった渡瀬からの「死にたくない」という望みを主人公が却下したのには驚きです。最終的には疑問を持っていた死刑制度についても、死と向き合うことが自らの罪を反省するきっかけに繋がるんじゃないかという考えになっていました。 しかしモリのアサガオ2で、渡瀬の死に携わってから主人公が精神を病んだことが描かれていて、やはりこの問題は深い森の中にあるのだなと思いました。

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