劇画のドンが秘めていた危険な裏話が、出て来るのかと期待させる漫画
男の星座 梶原一騎 原田久仁信
今は亡き梶原一騎氏の自伝であり、これまで書けなかった事を暴露的に発表するとの触れ込みで連載が開始された本作品ですが、氏の急逝で残念ながら未完大作となりました。力道山vs木村政彦の世紀の決戦から始まる物語は、梶原氏の独壇場である格闘技界を中心に進んで行くので、安心・安定感があります。未完ですから物足りないと思った方も多いでしょう。そんな人は、小説「梶原一騎伝/斎藤貴男」を読み、漫画らしい部分の修正や補完をすれば尚良いと思います。
男の星座
虹をよぶ拳は復刻されている。
数年前本屋で見かけて買おうとした
出てたんだ、虹をよぶ拳の復刻版。
探してみよう。
でも復刻版って発売直後を逃すと見つけにくいんだよね。
漫画喫茶とかもあまり置かない印象があるし。
あらためて思うが「虹をよぶ拳」ってのもいい題名だな。
漫画喫茶って「あだち充コーナー」とか「本宮ひろしの棚」とかがある店はあったりするけれど「梶原一騎コーナー」ってなくて残念。
野球コーナーとかギャンブルコーナーみたいに格闘技コーナーとかある店はあるけれど。
漫画喫茶の本の並びって大抵が出版社・掲載雑誌別に並べているし、その上、ほとんどが原作者名でなく作画の先生の名前のアイウエオ順。
梶原作品を探そう、となると結構な手間がかかる。
だから梶原コーナーを作る意義はあるかもしれないが、現実にはそれを求める人がいるのかいないのか(笑)