なおなお1年以上前編集場面やストーリーの進展以上に心(こころ)の状態、反応に重きが置かれる回だったと思う。 冒頭の無人の車椅子は謎。 前半はほぼこちらサイドのことが筒抜けになった。残るは代理教師と同一人物だという事実くらいだろうか。 それにしても木村さつきの変わりっぷり、外見以上にキャラクターの変化が激し過ぎる。鈴はまだ面影を感じるが。さつきもまた何かを隠していないか、と疑わざるを得ない。もしそうでないのなら教え子なんだから「なぁんだ、そうだったの!別に隠さなくても良かったのに!」と微笑めば丸く収まる話だったんじゃないかと思うんだけど。身近にいてもらっては困る存在なのか?あの事件に関わり、背負ったことゆえに人格をさえ変えてしまったと言いたいのだろうか。彼女の過去もだけど、これからの動きも予測できない。 後半の会話はこれまでのふたりを象徴しているが、よくこんなんで一緒にやってこれたなと思う。事件のことを抜きに考えると、子供の頃からの思い人(擁護発言はたくさんしているし、集合写真では隣にいる)である鈴と一緒になれたのに、今いるのは好きだったあの頃の鈴ではない、つまり「違っていた」「変わらない(ではなかった)」。同情したくなる内容だ。「僕の願いは叶わないから」とはかなり悲観的だし残念ながら鈴にどれだけ伝わったのかと疑いたくなる。そしてその会話の中でテーマが投じられた。彼にとっての「テセウスの船」。 ただ1話の冒頭で主人公の心もテセウスの船に言及しており、今後改めてその場面が登場するものと思う。ちなみに場面は冬の音臼村(明音の事件のあった音臼峠?)だろうか。慰霊祭は夏なのでこの場面は発生しない。8わかるfavoriteわかるreply返信report通報
名無し1年以上前木村さつきも教師として、お泊まり会を纏めなければならない存在だったのに、大量殺人事件が起きた為に、保護者をはじめ、色々な人達から責められたのでないでしょうか? それが彼女の精神部分の変化になったかもしれませんね。テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 10わかる
名無し1年以上前穿った見方ですが、私は木村先生と加藤みきおが男女の仲の関係だと勝手に思っています。 理由の一つは校長先生のおみくじクッキーが理由です。 第二の理由は、長谷川翼が明音と関係を持っていた事で、それを想像してしまう。テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス
なおなお1年以上前作者の東元さんも、ここで意見を交わしたすべての方々もお疲れ様、そしてありがとうございました! 今回はエピローグ回として、佐野家のみんながそろって仲良くしているのがやはりなによりもうれしいです。今回登場の心は我々の知っている心ではないので、「良かったね」は父の佐野文吾に言いたい。この微妙な違和感が心に関する「テセウスの船」なんだろうなと思うし、であれば心が89年で亡くなることは予定通りなのかもしれないです。もちろん「僕だけがいない街」のように、ドラマ版は違うエンディングというのもアリだと思います。 映画で言えば今回は主題歌がエンディングのテロップと一緒に流れる中でのストーリーのようなイメージを感じました。そして最後の最後、ご指摘のとおり、まるでホラー映画のエンディングのような終わり方になりました。 毎回現代で登場する週刊誌によればみきおは「都内某所」にいるようです。そして最後のページでは「さっぽろテレビ塔」のそばにいます。しかも佐野家の直前に描かれたテレビ塔は微妙に景色が違うように思うので、塔からみた方角は違うものの結構近くにいるし、一体何をする気だ?という気分になりますね。週刊誌の質問にもちゃんと答えてませんし。 単行本の6巻だったでしょうか、ほとんど9話で収まっているなか、10話押し込んだのがありました。もしかしたらこの頃に残りの話数でどう締めくくるか決められていたのかもしれないです。 「もう少し掘り下げて欲しかった登場人物」、同感ですし、はっきり言って心と文吾とみきお以外は、特定の活躍回以外はモブキャラに見えてしまいますし、ドラマ化の際にこれは課題だと思います。できればあまりいじくって欲しくはないです。 木村さつきは生きていたら、結局出所したみきおの面倒を見ようとするかもしれないので、可哀想ですがいなくて良かったのかもしれないです。 鈴は整形してないこっちのほうがやっぱりいいです。ただ眉毛を剃ったのはちょっとだけ残念です。 最後に、佐野文吾「クソ父」が書いたタイムカプセルのメッセージ、事実上これが作者からの作品を通じたメッセージだと思うので、重く受け止めたいと思います。この回の心は「は?」でしたが。。 本当に皆さんありがとうございました!テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 95わかる
マンバ1年以上前【掲載誌】 モーニング2017年30号(2017年6月22日発売)より連載開始 【代表作】 『湘南レスキュー部』 東元俊也 名義 『バウンスアウト』 東元俊也 名義 『バタフライ』 東元俊也 名義 【公式ページなど】 モアイ http://morning.moae.jp/lineup/833テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 61わかる
名無し1年以上前最終回、読みました。お泊り会以降の展開が駆け足だったのは、本当に残念ですが、最後ハッピーエンドになったのは、少しほっとしました。その前の回で本来の主人公があっさり死んでしまってますけど。 回収されなかった伏線が多いですね。伏線回収のためにエピソードを一巻分くらい書いてもらいたいところですw テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 52わかる
なおなお1年以上前しっかりしろ、と言いたくなるような過酷な回だった。犯人は佐野の貼り付くような監視をかいくぐってしまった。そしてまた青酸カリが使われてしまった。 これから弁護士、できれば佐野本人に会って当時の話を聞いた方がいいと思う。バッテリー残量が2%だけど。 この物語の「自殺」は鵜呑みにできない。被害者の人数が同じなので、結果生き残ったのは鈴とあの少年。 免許証が向こうに渡っており、誕生日と有効期限、場合によっては住所から心の正体、居場所を特定し、尾行されてるかもしれない。 この「変わってしまった現代」編は生きた心地がしないストーリーになるんだろうか。テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 46わかる
mode_comment513分前ネタバレ雑談ぼ~りょく温泉 ※転生先は化け物だらけのホラゲ世界! 妻を守りアイテム集めて脱出だ! お●ぱいポロリもありまっせ♪ 鈴丸れいじ今回のぼ~りょく温泉│考察・あらすじ・感想などなんでも掲示板(ネタバレOK)
あらすじ1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。続きを読む
テセウスの船
場面やストーリーの進展以上に心(こころ)の状態、反応に重きが置かれる回だったと思う。
冒頭の無人の車椅子は謎。
前半はほぼこちらサイドのことが筒抜けになった。残るは代理教師と同一人物だという事実くらいだろうか。
それにしても木村さつきの変わりっぷり、外見以上にキャラクターの変化が激し過ぎる。鈴はまだ面影を感じるが。さつきもまた何かを隠していないか、と疑わざるを得ない。もしそうでないのなら教え子なんだから「なぁんだ、そうだったの!別に隠さなくても良かったのに!」と微笑めば丸く収まる話だったんじゃないかと思うんだけど。身近にいてもらっては困る存在なのか?あの事件に関わり、背負ったことゆえに人格をさえ変えてしまったと言いたいのだろうか。彼女の過去もだけど、これからの動きも予測できない。
後半の会話はこれまでのふたりを象徴しているが、よくこんなんで一緒にやってこれたなと思う。事件のことを抜きに考えると、子供の頃からの思い人(擁護発言はたくさんしているし、集合写真では隣にいる)である鈴と一緒になれたのに、今いるのは好きだったあの頃の鈴ではない、つまり「違っていた」「変わらない(ではなかった)」。同情したくなる内容だ。「僕の願いは叶わないから」とはかなり悲観的だし残念ながら鈴にどれだけ伝わったのかと疑いたくなる。そしてその会話の中でテーマが投じられた。彼にとっての「テセウスの船」。
ただ1話の冒頭で主人公の心もテセウスの船に言及しており、今後改めてその場面が登場するものと思う。ちなみに場面は冬の音臼村(明音の事件のあった音臼峠?)だろうか。慰霊祭は夏なのでこの場面は発生しない。