犯人の推測ですが、オリジナルの大量殺人犯と、二度目(心がタイムリープした時)の大量殺人犯は別々かもしれませんね。 たとえば一度目は鈴、二度目は佐々木紀子とか。 二度目で明音ちゃんを殺害したのと、長谷川翼を殺害した人物も別かもしれませんね。少なくとも長谷川翼を殺したのは佐々木紀子の可能性が高そうですが。 佐々木紀子がポラロイド写真を燃やしたことと、殺害したことは必ずしも矛盾しない気がしてます。子供相手に嫉妬に駆られて写真を燃やし、それでもなお収まらない怒りで長谷川翼を殺したのじゃないかと思います。 また、鈴はオリジナルでも二回目でも長谷川翼による性虐待を日常的に受けていた気がしてます。初登場時に雪に埋もれていた(そして、オリジナルでは長谷川翼に救出された)のも関係ありそう。 幼児性愛者はだいたい複数の子供を対象にするものなので、虐待が明音ちゃんに一度だけしたというのはなさそう。鈴以外にも、明音ちゃんの妹なども犠牲になってそうです。 また、鈴が性虐待を受けていた場合は鈴が秋音ちゃんに殺意を持つ理由になります。性虐待の犠牲者は複雑な嫉妬心を持っていますし、高い確率で多重人格になり、裏人格はかなり攻撃的なものになりますから。 私は凄惨な性虐待の犠牲者がごく身近に居て、彼女らの恐ろしく屈折した人格や傾向を毎日目の当たりにしているので、深読みし過ぎてるかもしれませんが。
@エー

各回で演じた犯人が違うとなると話は複雑になっていきますが、果たして心の手に負える事件なんだろうかと心配にもなります。まあ作者次第ですが。
おっしゃるとおり、確かに翼は非常に歪んだ性癖の持ち主です。明音の行方不明当日に心とすれ違いざまに自分は幼児だった明音の面倒を見ていたことを話していますが、育った背景も訳ありに見えます。同様にウサギ、千夏、明音の犯人もまた大いにかたよった人格の持ち主です。佐々木紀子は翼の本質を知った上で、というかもしかしたら同じような背景がある者として一緒にいるようにも思えます。あの感情の変化のない表情。そしてあの表札、紀子の立派な表札に紙で貼り付けたように翼の名前。あれが2人の立ち位置の象徴に見えます。
まだ他にもいるのかもしれませんが、陰のあるキャラクターたちが持っている過去や相関関係が分かってこないと事件の本質が見えてこないのかもしれないです。
鈴が被害者になっているのかは自分としては断定できないですが、元の世界では確かに埋もれているところを翼に発見され、しかもあざあり。第2の世界では明音行方不明当日、顔に原因不明のあざを付けて帰ってきます。確かに十分可能性はありそうですし、鈴は物語全体でカギを握っている重要なキャラクターに見えてきました。本人が認識してるのかどうかは分かりませんが。

各回で演じた犯人が違うとなると話は複雑になっていきますが、果たして心の手に負える事件なんだろうかと心配にもなります。まあ作者次第ですが。 おっしゃるとおり、確かに翼は非常に歪んだ性癖の持ち主です。明音の行方不明当日に心とすれ違いざまに自分は幼児だった明音の面倒を見ていたことを話していますが、育った背景も訳ありに見えます。同様にウサギ、千夏、明音の犯人もまた大いにかたよった人格の持ち主です。佐々木紀子は翼の本質を知った上で、というかもしかしたら同じような背景がある者として一緒にいるようにも思えます。あの感情の変化のない表情。そしてあの表札、紀子の立派な表札に紙で貼り付けたように翼の名前。あれが2人の立ち位置の象徴に見えます。 まだ他にもいるのかもしれませんが、陰のあるキャラクターたちが持っている過去や相関関係が分かってこないと事件の本質が見えてこないのかもしれないです。 鈴が被害者になっているのかは自分としては断定できないですが、元の世界では確かに埋もれているところを翼に発見され、しかもあざあり。第2の世界では明音行方不明当日、顔に原因不明のあざを付けて帰ってきます。確かに十分可能性はありそうですし、鈴は物語全体でカギを握っている重要なキャラクターに見えてきました。本人が認識してるのかどうかは分かりませんが。
@なおなお

私が言いたかったのは、性格が極度に屈折するのは幼少期の性虐待の加害者ではなくて被害者の方ってことです。(加害者の方も、もちろんかなり歪んでますが、それより遥かに被害者の方が歪みます。
幼少時の経験はそれだけ人格形成に決定的な影響を与えるということですね。)
それも性虐待の被害にあいはじめてから、割合短期間で歪み始めます。彼ら/彼女らは、多重人格を発症することが少なからずあるのですが、その裏人格は非常に残虐です。私の身近にいる元被害者も殺人願望をよく口にします。
つまり、明音ちゃん以外に性虐待の被害者がいるとすれば、その子供は強烈な殺人願望を持っていておかしくないということです。

各回で演じた犯人が違うとなると話は複雑になっていきますが、果たして心の手に負える事件なんだろうかと心配にもなります。まあ作者次第ですが。 おっしゃるとおり、確かに翼は非常に歪んだ性癖の持ち主です。明音の行方不明当日に心とすれ違いざまに自分は幼児だった明音の面倒を見ていたことを話していますが、育った背景も訳ありに見えます。同様にウサギ、千夏、明音の犯人もまた大いにかたよった人格の持ち主です。佐々木紀子は翼の本質を知った上で、というかもしかしたら同じような背景がある者として一緒にいるようにも思えます。あの感情の変化のない表情。そしてあの表札、紀子の立派な表札に紙で貼り付けたように翼の名前。あれが2人の立ち位置の象徴に見えます。 まだ他にもいるのかもしれませんが、陰のあるキャラクターたちが持っている過去や相関関係が分かってこないと事件の本質が見えてこないのかもしれないです。 鈴が被害者になっているのかは自分としては断定できないですが、元の世界では確かに埋もれているところを翼に発見され、しかもあざあり。第2の世界では明音行方不明当日、顔に原因不明のあざを付けて帰ってきます。確かに十分可能性はありそうですし、鈴は物語全体でカギを握っている重要なキャラクターに見えてきました。本人が認識してるのかどうかは分かりませんが。
@なおなお

佐々木紀子はとにかく怪しいですね。二回り目のお泊まり会の時に、学校に来ていたシーンも引っかかります。

殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス にコメントする

次のコメント

なおなお
1年以上前
テンポよく話が進んだ。犠牲者が7人も入れ替わったことが大きな変化だ。先週号でお泊まり会前日が再現されたが、町をあげた運動会みたいに村人が集まっている。確認できなかったのは三島夫妻、佐野の妻、校長くらいか。思ったよりもイベントが多い。前回もそうだったのかは分からないが。前回も心の教え子以外にも9人の子供たちが亡くなっているが、今回も上下級生が含まれている。ちょっとこれだけでは状況がつかめない。しかしこの時代でのデータを調べたことは評価できる。そして作者からの読者への挑戦、まるで「混乱してきたでしょ?」と微笑みを浮かべられているかのようだ。 あの絵は風速計の絵と同じ作者ということで2人の意見は一致。住所は鈴と同じエリア。今が連載開始から少したった2017年の「もうじき暑くなる」季節なので、2年近く送り続けられている。「他に変わったこと」があったのかはもちろん分からない。鈴とは次回再開できるみたいだが(次号予告ページに珍しく登場している)、佐野が言葉に詰まったのは子供ができたが結婚していない、ということだろうか。最後のコマの玄関には一人分の靴と傘しかないのも気になる。そして急に一人で姿をくらまし、東京からわざわざ事件の地に近い所にいた、というのも気になる点だ。彼女なりに何か心当たりがあって父のため、自分の人生を犠牲にして行動してるのだろうか。次号の「意外な事実を告げられる」のが楽しみ。長編になりそうだ。元の世界でも鈴がいなかったのも同じ理由なんだろうか。

人気のコメント

なおなお
1年以上前
作者の東元さんも、ここで意見を交わしたすべての方々もお疲れ様、そしてありがとうございました! 今回はエピローグ回として、佐野家のみんながそろって仲良くしているのがやはりなによりもうれしいです。今回登場の心は我々の知っている心ではないので、「良かったね」は父の佐野文吾に言いたい。この微妙な違和感が心に関する「テセウスの船」なんだろうなと思うし、であれば心が89年で亡くなることは予定通りなのかもしれないです。もちろん「僕だけがいない街」のように、ドラマ版は違うエンディングというのもアリだと思います。 映画で言えば今回は主題歌がエンディングのテロップと一緒に流れる中でのストーリーのようなイメージを感じました。そして最後の最後、ご指摘のとおり、まるでホラー映画のエンディングのような終わり方になりました。 毎回現代で登場する週刊誌によればみきおは「都内某所」にいるようです。そして最後のページでは「さっぽろテレビ塔」のそばにいます。しかも佐野家の直前に描かれたテレビ塔は微妙に景色が違うように思うので、塔からみた方角は違うものの結構近くにいるし、一体何をする気だ?という気分になりますね。週刊誌の質問にもちゃんと答えてませんし。 単行本の6巻だったでしょうか、ほとんど9話で収まっているなか、10話押し込んだのがありました。もしかしたらこの頃に残りの話数でどう締めくくるか決められていたのかもしれないです。 「もう少し掘り下げて欲しかった登場人物」、同感ですし、はっきり言って心と文吾とみきお以外は、特定の活躍回以外はモブキャラに見えてしまいますし、ドラマ化の際にこれは課題だと思います。できればあまりいじくって欲しくはないです。 木村さつきは生きていたら、結局出所したみきおの面倒を見ようとするかもしれないので、可哀想ですがいなくて良かったのかもしれないです。 鈴は整形してないこっちのほうがやっぱりいいです。ただ眉毛を剃ったのはちょっとだけ残念です。 最後に、佐野文吾「クソ父」が書いたタイムカプセルのメッセージ、事実上これが作者からの作品を通じたメッセージだと思うので、重く受け止めたいと思います。この回の心は「は?」でしたが。。 本当に皆さんありがとうございました!
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい