学級文庫にオススメされていたので
マンバのオンライン読書会で学級文庫にオススメの漫画として紹介されていたのがきっかけで読んでみました。 主人公の長見良くんは中学生ながらマジシャンとして超一流の腕を持っていますが、難読症(ディスレクシア)で読み書きが苦手な為に学校生活や両親との関係が上手くいかずにいました。良くんのマジックの師匠の孫である北條と出会ってからは本格的にプロのマジシャンとして見出されるようになりましたが、才能を活かすのも簡単なことではなく、様々な問題と向き合いながら成長していく物語です。 世界で活躍するにはメディアに出るべきということで途中から芸能界入りをしますが、良くんが抱えている悩みは普通の中学生だった自分と重なるところがあったりして勇気づけられものがありました。社会にはいい大人ばかりいる訳じゃないというのも勉強になりますね。実際にマジックを観に行ってみたいと思ったし、難読症について学んだことがたくさんありました。ラストも素敵です。 大人になってから読んでも面白いですが、良くんと同じ年齢くらいの子にオススメしたくなる作品ですね。ぜひ感想を聞いてみたいです。
リョウくんのハンディに挫けることなく、才能を振りかざすでもなく、大好きなマジックを見つめ、進んで行く姿が好きでした。
中盤のマジック番組の共演者たちやマジック団体?の山口さんとか、脇役の内面も丁寧に描かれていて、好きなキャラが多かったなぁ。
この作品が好きな方は、同じ杉本先生のアマイタマシイもオススメですよ!
レビューを書いたので参考にして下さい。
(単行本では完結してない為、最後まで読むにはキンドルの電子版か復刊ドットコムしか無いですけど。。)