舞台は、2034年の日本。「合理的な結婚相手」をマッチングするシステムが発達し、恋愛を“飛ばし”た結婚が一般化している。新聞社で働く社会部記者・青枝聖(あおえひじり)は、時代の象徴ともいえる「非・恋愛コミューン」と呼ばれるシェアハウスで起きたテロ被害者の追悼記事(ルポルタージュ)を書きながら、時代遅れのはずの“恋”に落ちていく……。人気作『ルポルタージュ』が電撃移籍リメイク!
コンビニの女性店員にお釣りを渡されるのも緊張してしまうほどの超絶奥手男子・星野理人(26)。女性に慣れ、男として成長するため、勇気を振り絞って予約したのはレンタル彼女! しかし、やってきたのはちょっと(?)変わった女の子・月田さん! 予想の斜め上のさらにその上をゆく月田さんに星野君はタジタジ。二人の絶妙な関係がクセになる新感覚ラブコメメディー!!!
『エレキング』大橋ツヨシの最新四コマ爆誕! 1年生から50年生まで在籍する半世紀高校には、変な奴らが盛りだくさん! 楽しい高校時代が50年間続けられたら、どんな青春が待っている? シュールで不思議で、もう一度高校に通いたくなる! 年をとっても、僕らはみんな学生だ!
命が芽吹く、美しき春の庭。そこには秘密が眠っていた。朝日名ひなたは、入ることを禁じられた庭に足を踏み入れ、「作庭師」と出逢ってしまう……。庭に眠る《力》をめぐる幻想譚、開幕!!
さんぱち(高校用竹刀)を振る者にしか、見えない景色がある。小柄でも、剣道にかける思いは人一倍の新高校一年生、近藤直司。全国制覇の夢に燃える彼の前に立ちはだかったのは、同世代の中では最強の剣士であり、かつての幼馴染みだった水嶋時生だった――。 燃えたぎる青春を剣道に捧げる、不器用だけどまっすぐな少年たちの物語。
特異な能力を持つ少年は美しい女薬師との旅で成長してゆく。太平の世が終わり、激しく世の中が変化する明治の初期。生き倒れた女の腹から取り出された少年・エンジュは、山中でオバゴに育てられた。飢饉に苦しむ近隣の村人に教われ、オバゴを殺されたエンジュは、助けてくれた薬師・コタカと旅に出る。
TVアニメは2016年10月よりTOKYOMX、MBS、BS11ほかにて放送開始! 大人気高校ラグビー漫画、初の公式キャラクターブック!! ▼ほぼ初公開! キャラクター85名の詳細なプロフィール▼描き下ろしイラスト使用、キャラクターの寝相やアイコン、カバンの中身紹介▼読者投票によるランキング企画▼単行本未収録の番外編▼描き下ろしを含むカラーギャラリーなど、著者の全面協力による完全保存版の1冊!!
絶対的権力者(生徒会長)になるために、転校生・イケザと元級長・まさよしがバトる魂のリリックを聞け!! 全読み切りも完全収録し、新人アダチケイジ、異例の全集デビュー!!
シュールすぎやしないか
「私、宇宙人なの」。黒髪巨乳女子高生のゆりこは、私に意味不明な告白をした。それから、すこし不思議な毎日が始まった!……この物語は、「突然のラブロマンス」「グロすぎる宇宙生物の赤裸々な生態」「きわどいセクシーショット」「地球消滅の危機」等を含んでおります。
写真と映像の世界的殿堂・東京都写真美術館が何を血迷ったかカレー沢薫『クレムリン』を広報誌別冊に起用。展覧会の裏側、学芸員ほかスタッフの奮闘など、カレー沢が綿密な取材に基づいて面白おかしく描くほぼ実録ルポ漫画。アートファンはもちろんのこと、 ご家族揃って楽しめる社会科漫画の決定版だニャ!
夜にその美術館の扉を開けてはいけない――。赤坂北署の刑事・三木は、ある窃盗事件の捜査のため、“奇妙な噂が”囁かれる「遠野美術館」を訪ねた。聞き込みのために館長である遠野鼎(かなえ)を探しているとき、屋上から青年が落下してくるのを目撃する。館長の態度に違和感を覚え、深夜の美術館へと向かった三木が、そこで見たのは――――。
ベートヴェンにモーツァルトにハイドンにバッハ。ショパンにラヴェルにドビュッシー。歴史に名を残す音楽家たちが勢揃い。生前のエピソードも交え、偉大なる音楽家たちの偏執ぶりとその曲群を愛情たっぷりに描く。ある意味、読めばクラッシック音楽が分かる、お勉強漫画♪
相田康介が恋する相手・大宮 景は超ド級の獅子舞好きだった! ある日会社の飲み会帰りに彼女の家へと誘われて、二人の仲は急展開!? しかし、そこに待ち受けていたのは予想外すぎる光景だった…! “ししざんまい”なししまいラブコメ開幕です!
意識を符合化し、脳を電脳化し、肉体を機械化した者たちが住む街・コラム。カーボンはこの街で、イカれた電脳を回収する脳探し屋(ブレイン・トラッカー)を生業としていた。カーボンの次なる標的は電脳整備医師・スキナーの電脳。スキナーを追う中でカーボンはその治療リストの中にアイリーン・コクセターの名前を見つける。かつて愛した女は“永遠の愛”を約束する医師に何をされたのか――?
普通のヒグマではないゆえにクマ牧場から旅立つことになったヒグさん。世間知らずの子グマは苦難を乗り越え、父の待つヒグマウンテンにたどり着くことができるのか?試される大地・北海道を舞台に、ヒグさんの冒険がはじまる!
5月10日にいよいよ公開する、アニメ映画『聖☆おにいさん』の公式ガイドブックが発売!映画のストーリー、キャラクター紹介はもちろん、監督、脚本、作画、音楽などメインスタッフの貴重なインタビューも収録。そして原作、映画の舞台「立川」情報も満載したコンプリートブックです。巻頭は森山未來&星野源撮りおろしカラー!もちろん二人のロングインタビューも収録。表紙はキャラクターデザイン浅野直之氏描き下ろし!
ピュアゆえのプア?プアゆえにピュア?半裸の4歳児・誠司(せいじ)と無職の父が繰り広げる終わりなき冷戦withラヴ!オリジナル・ラヴ!!※東京・中央線沿線(杉並区)が舞台ですが作者は北区在住のため、風物はあくまで想像上のものです。『ドーナツ父さん』は月刊モーニングtwo(毎月22日ごろ発売)で連載中!
ドーナツが穴あきの理由
いたって普通・飯塚くん、漫画家志望・六原くん、くノ一志望・橋爪さん、食欲暴走・錦くん、セクシー美術教師・豊蜜先生、バイオレンス体育教師・蛇山先生、ヨボヨボ古典教師・慈々井先生などなど。生徒も教師もヘンテコな私立模糊高等学校・通称もここー。ビバリーヒルズを超える「高校白書」、ここに誕生!?
NY(ニューヨーク)・ブロードウェイに、「最高のミュージカルアクター」と讃えられる日本人がいた。その悪魔のように魅惑的な歌声から「冥府の王(ハデス)」と呼ばれた彼は、ある日姿を消す。そして数年後。雪の東京にボロボロの男が一人、落ちていた――。『HarlemBeat』『ジャポニカの歩き方』の作者が「ミュージカル」に挑む!「雨に唄えば」から「スーダラ節」まで、名曲が続々登場!!
どこかから賞賛のそよかぜ。一度読んだら、貴方のココロをじんわり侵食すること請けあいの木下晋也ワールド。練りこんだネタにフワフワした笑いとほんのり哀愁を添えて――たんぱく質不足な副菜的8コママンガ。雑誌未掲載の5本を収録した蔵出しコーナーもご賞味あ~れ!
アベノミクスの恩恵も見られず、経営していた片田舎の酒屋が潰れてしまった劉備(牛)は、チェーンのコンビニ「SHOCK(ショック)」に展開することで起死回生の策に出る。そしてまず雇ったバイトは、「コーメイ」と名乗る地方大学のひ弱な学生だった……三国志とコンビニ企画が予期せぬ形で合体した、カレー沢薫が現代日本社会の病理を描く意欲作!!
父親と息子、兄と弟、上司と部下、そして仕事の相棒。男同士の関係は複雑で、時に単純――。男の絆を情緒豊かに描いた、オノ・ナツメ初の短編集!それぞれに。どれもみな。北イタリア、日本、ボストン、ニューヨーク……微かに繋がる6都市6篇のショートストーリー。
大学卒業後1年間、世界中を旅していた花井裕太。就職面接で地雷を踏みかけるもなぜか採用、デザイン事務所「3.2.1.」の新人デザイナーとして、こき使われる日々。事務所の先輩達は良くも悪くも個性的で、振り回されるばかり。ようやく一人で仕事を任され張り切る裕太だが、クライアントであるエステサロンの女社長はしたたか、かつ強引で……。MANGAOPEN&ちばてつや賞受賞の俊英が描く、新人デザイナー奮闘録!
カラーページ完全収録の第1巻!!212X年、第5次非核戦争を生き抜いた元SWATのデュナンと、全身をサイボーグ化したデュナンの恋人・ブリアレオスが荒野を抜けて、NY市に流れ着いた。NY市長・双角の取り計らいで住まいを得た二人だが、その見返りとして宇宙人と戦うことを要求される。ここにいれば、サイボーグは生きやすい。でも人間は――。デュナンとブリアレオス、それぞれの決断が交錯する。
今作は元々、今はなき幻冬舎「コミックバーズ」で連載されており、そちらで打ち切りの憂き目に遭った後、現在の講談社「モーニング・ツー」に移籍して連載を再開したという少し特殊な経緯を持っています。幻冬舎版は「ルポルタージュ」というタイトルで全3巻、講談社は「ルポルタージュ‐追悼記事‐」というタイトルで現在も連載中で、物語自体は連続していますが、講談社版から読んでも問題ない作りにはなっています。 幻冬舎版から一貫しているのは、恋愛すること自体が時代遅れという価値観の世界とその中で発生したテロの被害者たちの人生を描くというテーマ。これらをルポルタージュ作成のための取材という形で炙り出し、恋愛はもちろん、家族愛や友愛など、広い意味での人の愛を描く物語になっています。 この一貫したテーマ自体が毎回読ませる内容で面白いのですが、幻冬舎版から読み続けていると、逆に幻冬舎から講談社に移籍して変わった部分も見えてきます。 まず1点、幻冬舎版は1話5~60ページ、講談社版は1話3~40ページで構成されており、その結果、幻冬舎版では1つ1つのエピソードが重厚に、講談社版は物語の展開がよりドラマチックに動くようになっているように感じます。その辺りの雰囲気の違いを読み比べてみても面白いかも知れません。 そしてもう1点。幻冬舎版は新聞記者の1人、絵野沢(幻冬舎版2巻の表紙の人物)の視点が中心となって展開していきます。非・恋愛系の両親を持ち、その価値観に多く触れてきた彼女の物語は、物語の設定に沿って"恋愛"というものにフォーカスして展開、彼女のモノローグもかなり私的に寄っている印象があります。 その物語が、打ち切りの影響もあるのか幻冬舎版で一旦の結末を見せ、その後の講談社版ではもう1人の新聞記者・青枝聖(同1巻表紙)と、その恋人・國村葉を中心として展開していきます。2人の物語は、世界観に反して"恋愛"をしているという観点から語られる部分もありますが、それにとどまらず、テロの被害者のエピソードも内包したもっと大きな愛の物語へと拡大しているように感じてなりません。言わば、幻冬舎版の3冊の物語を土台に、より包括的な、懐の深い物語になろうとしているのではないかと思うのです。 一度は打ち切られた作品ではありますが、皮肉にも次巻で「MAMA」の巻数に追いつき、作者最長の作品になりつつあります。それに適う作品であることは保証しますので、興味を持って頂けた方は、是非土台となる幻冬舎版「ルポルタージュ」から手に取ってみてください。 2巻まで読了