まんがかちょうざんこくものがたりせいしゅんぞうほばん
あらすじ
「私は今作を初めて読んだ時、ポロポロと涙を流した。醗酵臭が目にしみたからである」呉智英(解説より) 漫画に青春を懸け、苦しみ悶え這いずる者たちの、耳を塞ぎたくなるような、あえぎを聴け! 『まんが極道』(第16回文化庁メディア芸術祭 推薦作品)『まんが家総進撃』と、漫画「業」を、活写し続ける著者の原典が、描き下ろし作品を加えて奇跡の復活!※本書は小学館にて2005年に発行された「漫画家超残酷物語」に描き下ろし作品を加えた増補版となります。
ねここいびと
あらすじ
猫が好き。アナタが好き。猫が嫌い。アナタが大嫌い。異才・イシデ電が挑む新境地、からみ合いつつも強く結ばれた心たちを描き出す、珠玉の恋(&猫)物語集。
るーむろんだりんぐ
あらすじ
TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2015準グランプリ受賞の映画(出演:池田エライザ オダギリジョー)を、『恋の門』『俺は生ガンダム』の異才が漫画化!
わたしのすきなしゅうまつ
あらすじ
個性豊かなラインナップが揃うビームコミックスの中でも、孤高のユニークな存在として、唯一無二の輝きを放つ作品を発表してきた、漫画界のマイナー・ポエト、三好銀。彼は、2016年8月31日、突然、この世界から去っていった。急逝を追悼して、遺作となった最新シリーズの全話に、単行本初収録の短篇を併収した特別編集本を緊急刊行する。「ここからは天国しか見えやしない」三好銀「夏休み新聞」より(単行本『海辺へ行く道 夏』所収)
せんくにんどうじのけん
あらすじ
夢に破れて都落ちした漫画家が、故郷で出逢った「もの」とは……。これは「ホラー」か、それとも「私漫画」か?異才が挑む、新境地にして、圧倒的本領!驚愕と衝撃の変調伝奇ロマン!
わがままちえちゃん
あらすじ
ある雨の日。青蘭中学の入学式を待ちわびる「塙さほ」は、傘もささずに青蘭の制服を着て立っている少女と出会う。「あたしがみえるの?」と語りかけてきたその少女は、みつあみで、幽霊で、名前は「ちえ」。それを聞いた両親は、その子は、「さほ」の亡くなったお姉さんだという。だが、母のお腹の中で死んだはずの自分が、なぜ成長して、青蘭の制服を着ているのか? 疑問に思った「ちえ」が、あることに気がついた、そのとき……。「ちえ」と「さほ」、ある姉妹が遭遇した不思議なものがたり、その真実はどこに?
くとぅるふのよびごえらゔくらふとけっさくしゅう
あらすじ
星辰正しき刻、其れは永き夢から目覚める。【手塚治虫文化賞】マンガ大賞最終候補、【米国アイズナー賞】ノミネート、【仏国アングレーム国際漫画祭】公式セレクション選出、【仏国Prix Asie de la Critique ACBD 2019】受賞、【仏国DARUMA2019】最優秀作画賞・最優秀デザイン賞受賞。絶賛を呼ぶ【ラヴクラフト傑作集】シリーズは遂に、『クトゥルフ神話』の原点へ。名作『クトゥルフの呼び声』を、世界中から最高評価を受けるラヴクラフト描きが待望のコミカライズ!“Ph’nglui mglw’nafh Cthulhu R’lyeh wgah’nagl fhtagn”“死せるクトゥルフ ルルイエの館にて 夢見るままに 待ちいたり”●【ラヴクラフト傑作集】シリーズ『時を超える影』全2巻/『狂気の山脈にて』全4巻/『魔犬』/『異世界の色彩』/『闇に這う者』●田辺剛・好評既刊『The Outsider 田辺剛 Extra Works』/『サウダージ』(作:カリブsong)
ばいようにくくん
あらすじ
木下くんと九森さんは、この惑星にふたりぼっち…? 天下に無類の鬼才・宮崎夏次系が贈る、すこしSF(エスエ・フ)なスペース冒険譚!
むくいはむくいばつはばつ
あらすじ
その類い希な個性と驚きの技術によって注目を浴び、いとうせいこうフェスのビジュアル制作や村上春樹とのコラボレーションなど、漫画の枠を超える活動をつづける才能が挑む新境地。本格ゴシックホラー長篇。
みみはわすれない
あらすじ
第一作品集『祈りと署名』で、「漫画の新たな可能性を示した」と、シーンに衝撃を与えた新鋭・森泉岳土。その「デビュー作」から、描き下ろし最新作まで、常に変化し乱反射し続ける無類の個性を鮮烈に結晶化した、珠玉の作品集。初長編作『夜よる傍に』に続く2ヶ月連続刊行で今、漫画に、さらなる新たな地平を拓く。※作品の表現や演出を考慮して、電子版は一部のページを改変しております。※
よるよるそばに
あらすじ
他に類を見ない圧倒的な作画と、清冽なポエジー溢れる物語…デビュー作『祈りと署名』によって、“漫画の新たな可能性を拓く”と評されてシーンに衝撃を与えた才能が満を持して放つ、初の長編作。はかなく優しく溶け合うような、闇と光を巡る“冒険”の物語。※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを加工、追加、削除しております。※
ばんびりもでる
あらすじ
殺戮処女が、血だまりと硝煙を後に、疾走する!!甲本ヒロト「世界はどーなんだ、バンビ」チバユウスケ「妄想と裏切り、これが現実」aiko「バンビになりたい」他、数多くのアーティストたちから讃辞を贈られた血風怒濤ロードコミックが、誕生から17年を記念したスペシャル・エディションで、ここに新生!!※本作は「BAMBi1」を描き下ろしカバーイラストに変更し、あとがきを追加した作品となります。
あよがあけるよ
あらすじ
現実は残酷で時々やさしい。誰もが知っている深夜の暗さと夜明けの温かさを率直に描いた短編を収録。現代社会の心理的弱者にささげる暗黒メルヘン。40ページ以上の描き下ろしを収録。
ちまみれすけばんちぇーんそーりふれっしゅ
あらすじ
『血まみれスケバンチェーンソー』待望の続編!前作で改造死体収容所に入ったギーコ達だったが、国からの恩赦を受けて釈放され、なんと高等学校「ベニユリ学園」に進学!! ギーコやネロ、爆谷たちは楽しい高校生活を送っていた。そんなある日、ギーコは学園長に呼び出される。そこで彼女に告げられたのは残酷な真実だった――!!血沸き肉躍る、学園スラッシャーアクション堂々開幕!!!!!!
みずのへび
あらすじ
ひさしぶりに帰郷した梨絵は10年前の夏休み、大人びた同い年のいとこ・加奈子との間に起こった不思議な出来事を思い出す……。女性の中の“魔性”を描く表題作ほか、全8編を収録した傑作短編集、29年ぶりの新装版!
たいりょうまちこせんたたかえほっきょくけいびたいみやけらんじょうえくすとらわーくす
あらすじ
「イムリ」「ペット」の三宅乱丈、その恐るべき本領? そのあまりに超ハイパーな内容で、発表当時はまったく評価されなかった二大怪作「大漁! まちこ船」と「戦え! 北極警備隊」を一冊に収めた読み応え満点な大サービスの2in1本! これはギャグ、それとも純愛物語? ……まさか、これは「イムリ」のプロトタイプ!? 笑撃のぶっ飛びマンガ群に狂喜せよ! ※電子版にはインタビュー記事は収録されておりません※
はたらけはたらきさん
あらすじ
「私の名前は幡良木タイコ。実家の母に楽をさせてあげるため、社会の一員として立派な人生を送るため、上京して就職活動の毎日です。母さん、私、がんばります!」……宣言は立派なものの、タイコが面接に訪れるのは、なんとも珍妙な会社や現場ばかり! 就職氷河期ど真ん中、仕事や人生に疲れた皆様の心を癒すべく、給与生活経験1年未満の作者が描いた、就活ギャグマンガの決定版、奇跡の電子化!
しりーずちいさなきっさてん
あらすじ
すべてのささやかなロマンは、その一杯から始まる。全国のコーヒー好きに愛読されつづけている不朽の名作『コーヒーもう一杯』の作者が、再び琥珀色のアロマ香る物語を描く。さらに甘く、さらに苦く、さらに味わい深く。コーヒーを巡る絶品の短編シリーズ、待望の」開幕。
げんぱつげんまたいせん
あらすじ
ダメな男たちを活写し、かつて癒し系漫画家であった、いましろたかし。だが、3.11以降明るみになった政府、メディア、財界、官僚の腐敗を看過できず、本書において反原発、反TPPを宣言するに到る。巻末には、これらの問題の現状を現役の国会議員・田中康夫氏に聞いたインタビューを収録!!
かおがないおんなのこ
あらすじ
僕には、彼女がいる。黒くて艶のある髪に、白い肌。ところどころあるホクロがチャームポイントだったりする。そんな彼女には、顔がない。静かで表情のない彼女の気持ちがわからないこともあるけれど……。君と過ごす毎日は、とても幸せ――。 大人気WEBマンガに描き下ろしを加え、待望の書籍化!
なみだにこみあいからさましまし
あらすじ
辛い、辛い、辛い。でも、やめられない。恋も人生も――。友達以上恋人未満の2人、脚光を浴びる女の末路、周りにはバカだと思われている女、セックスもする友達、他3作。また、「恋煮込み愛つゆだく大盛り」で圧倒的支持を得た「よよの渦」の2人の小話も収録! 恋に溺れ、愛に生きる女たちの心えぐられる短編集。
みーこ
あらすじ
家族のように。恋人のように。嬉しいときも、悲しいときも、いつでも俺の一番近くにいるのは、猫の「ミーコ」だった。『マスタード・チョコレート』『水曜日』等の意欲作を発表しつづける冬川智子の魅力に溢れた短編作品群を収録した、待望の初作品集。●収録作品『ミーコ』『Shift』『つめたいビスケット』『お父さんのヤマメ』(改題)『華子のこと』
永島慎二先生の「漫画家残酷物語」を読まれたことがある方はぜひこちらもお読み下さい。第1話は登場人物もストーリー展開もそっくりなパロディ作品です。かなり下ネタが多いですが、クオリティーが高くて感動しました!第2話からは永島先生風のキャラクターが登場するオリジナルストーリーになっています。なぜかオチが日野日出志のパロディになっていたり、新トキワ荘を名乗る若者達が登場したりして面白かったです。唐沢なおき先生の元版と新版のあとがきと、評論家の呉智英さんの作品解説も読み応えがありました。