う~ん 話のテンポがやや早いのが今の所の難点か ただ捕虜で婚約対象になった姫騎士ヒロインという プロットの着眼点は面白い まだ序盤の中の序盤なのでこれからに期待か
想いと時間がテーマ タイムパラドクスものながら、あくまで一般人のおはなし。ストーリー自体は一般的なものながら、タイムパラドクスの珍しい発想を絡めることで、斬新な構成になっている。そしてこの「想いを時間が埋めていく」ってテーマ自体感情を揺さぶるものなんで、この組み合わせはたぶん多くの人に身近なもの(大きな失恋とか)として心を動かしたと思う。年齢設定もそれを現実味あるものとして後押ししている。主人公たちのキャラは個性的ではないし、絵もふんわりしているものの、どちらも嫌味がないのでむしろ非常に読みやすいし少ないページでも感情移入しやすい効果を生み出している。私は3回読んだし、友人にも勧めてしまった。ついでにこうやって長文を書いてしまった。ヤンジャンから手紙出すのはめんどくさいからここに書くけど、原作者や作画の人にこの感動伝わるといいな。 ※ただ長期連載だと設定がグダりやすい内容なので、これは読み切りだからこそ輝いた作品だと思う。がんばってください。
「アゴなしゲン」以来、平本アキラ先生が好き過ぎる小生。 (しかし、画力の進化がハンパない漫画家ランキング1位だと思います。知らない人は、アゴなしゲンを読んで欲しい。) 監獄学園の次はヒーローものかぁと楽しみにしておりましたが、まさかの完結。 内容も現代っぽい雰囲気の中に、能力のあるヒーローや怪人が登場するなどSF要素も入れつつ、一方で平本節とも言えるおバカなギャグは健在。 真骨頂のエロティックな描写もあって、さぁどう転ぶかな?と思っておりましたが…完結は残念です。 最終巻まで読みましたが、ストーリー的には若干未消化な感じを受けますね。 怪人の属する特解戦線とヒーローが率いる正義管理部、それぞれの動機や狙いとかも語られていない部分が多く曖昧でした。 なぜ特殊能力が出現しているのかとかも。 とはいえ、クライマックスにむけての怒涛の展開やドンデン返しの連続は、スパイ映画のようでスリルと爽快感があって面白かったです。 だからこそ続いてほしかったなぁ。 あと、1巻と最終巻で同じ描写があるのですが(ビルの爆発のところ)、時系列的に繋がっているってことなのかな?
焼器霊(やきもん)たちがみんな可愛い…! そしていまちょうど「青の花 器の森」を読んで焼き物に興味が湧いていたところだったので超楽しい。
全3回の集中連載らしい。う、嬉しい…!!!!
すごい独特な画風で、いい意味で雑誌の中で浮いています。 写実的な絵の上からペンで輪郭をなぞっているような…なんとも言えない感じ。 ただ雑誌とか安い印刷で読むのにはあまり向かないですね。しっかりとした紙にちゃんと印刷された状態で読みたい。 内容としてもかなり淡々としているんだけど、おじさんふたりの関係性や、無計画に正月に山へ温泉に行ったら全然店やってない感じにちょっとクスッと出来たり、謎の少女の存在が異物感もありパッと花のように明るくなったり、と不思議な漫画ですごく魅力的です。
※ネタバレを含むクチコミです。
ヤンジャン読んで泣いた。 原作の人に届くかな。最高でした。涙止まらない。 まくむすびも何度も読み返してるけど、いきなり良い組み合わせですね。この原作と保谷先生組み合わせだ人もすごい。こういうトコに投稿したの初めてのオジさんですが、ぜひ次回作が読みたいです。お酒と涙が止まりません。
ファンタジーマンガの傑作です。 主人公が障害者っていうのがすごい。 ただし、ここ数年間、年間数回の連載のため話が進まない。 最近アニメ化もされたけど、中途半端に終わってしまった。
メチャクチャよかった。慎ましくて真面目なケンと有無を言わせない圧のあるお嬢様のコンビ最高…!美人の先輩と2人きりで部活する系漫画はたくさんあるけど、主人公の男のキャラがいい漫画って少ないからすごく面白かった。 これはぜひ連載で読みたい…!!
スペリオールで読んで圧倒された新連載。画風も笑いのセンスも扱っている題材も尖りすぎてて、いや〜最高に面白い…!! 「人工知能の進化が停滞している状況を打破するため、AIに倫理観を植え付けようと、AIを倫理のエキスパート(エチカノーツ)の人間たちと共に育てる「エチカ・アカデミー」という学校が設立。未来予測を行い『エチカ案件』と呼ばれる**倫理的決断を求められる事件に立ち会い、エチカノーツたちがエチカ(倫理)を戦わせ『究極の選択』を行う**」というあらすじ。 https://twitter.com/SNOWBRND/status/1164753304439549953?s=20 「倫理ゲーム」とタイトルにしたけれど、この物語の中では**「本物の事件が発生」し、主人公は人々の命を秤にかけなくてはならない。**相当シリアスな内容のはずなんだけど、強烈に癖が強いAI・七太郎とヘラヘラした主人公・日野のおかげで、まるで**デスゲーム漫画を読んでいるかのような軽さ**がある。なのであえてこのマンガを形容するなら**倫理ゲーム**かなと思う(本誌のアオリもこの呼称を使ってるし)。 個人的に、環境経済学を学んでいたときに倫理について考える機会があったので、こういうテーマはメチャクチャ好きです。 あらゆる残酷な空想に耐えて、どんな決断を下すのか。 次回を楽しみにしています…!!! 【スペリオール2019年9月13日号より連載開始】 https://bigcomicbros.net/magazines/24756/ https://bigcomicbros.net/comic/tempus_ethicae/
これは「汚部屋マンガ」であって「汚部屋片付けマンガ」ではないことを最初に言っておきたい。「汚部屋=悪」という固定概念を覆してくれます。まさか汚部屋が肯定される日がくるとはね…。新しい価値観に気付ける素晴らしい漫画です。 なんか私の散らかった部屋も、自分が毎日生きてきた結果であり、生活しやすいかたちとしてこうなったと考えればいい部屋に見えてくる。片付けて、整理整頓して、ものがない部屋だけが正義じゃないんだ。
https://natalie.mu/comic/news/428492 記事で知ってさすがに無いかな?と思ったらもうある、マンバすごいね… 吉田史朗作品は「村上海賊の娘」しか知らないけど、原作ありきの描き方はきっと上手いのではないかーというのと、武論尊の新作ですもの。 そういえば原秀則×武論尊の「G」も好きだったなー、設定ユルユルだったけど…
好きな絵柄で女の子がかわいいなと思って読んだらまさかの展開、どうなるのとドキドキしていると……一先ず読んで見てください。
車内泊の動画とか見るのが結構好きです。 犬と旅をして温泉に入るとか、その地の食べ物を食べるとか。 と、思っていたら車内泊漫画もあったとは! 実録とのことで面白そう&真似できないので羨ましい。 漫画はインスピレーション大事なので作業環境的には最適なのかもしれないですね…。
ドタバタエロコメ。ヤンマガっぽくもあり、女刑事の可愛さはさすがヤンガンって感じ。 ギャグ漫画としても楽しく読めるクオリティです。テンポや台詞回しが独特でパロネタもちらほら。ぐらんぶるを彷彿。 可愛いという理由だけで読み始めていつの間にか読み飛ばしてしまっている漫画も多いんですが、なんか緩く読み続けてしまっています
「村上絵里」での真咲もめちゃくちゃ性悪!! 絵里が隆司を好きなことを知りながら、彼と付き合う。隆司に「他の女子と関わらないで」と脅し、いじめと言わんばかりのDVを繰り返す(実際「気にするな」は「何も聞くな」という無言の圧力かもしれず、絵里にちょっかいを出した女子が隆司の登場で「これ以上彼に近づいたら、真咲にいじめられる」とおびえている)。その上で隆司に近づく自分以外の女子(特に絵里)を見下して嫌味を言うことも厭わない(真咲がクラスを恐怖支配しているようなもの)。 隆司は真咲に対して強い愛情もなさそうだが、離れることもできずクソみたいな彼女とズルズル関係を続ける彼。絵里が彼の救世主になってくれたら良いのだけど……。 この展開は最近ネット広告で見る「君がそれを愛と呼んでも」と似た要素が多いな。
大作家・山田風太郎が、医大生だった23歳のときに書いた日記『戦中派不戦日記』がコミカライズ…! マリーマリーマリーや、イギリスの人気小説原作の「プリーズ、ジーヴス」で知られる勝田文の新連載『風太郎不戦日記』がモーニング36・37合併号よりスタート(月イチ掲載) https://morning.kodansha.co.jp/news/5160.html すでに扉絵の時点で魅力にあふれていて、ワクワクしながら読みました。 ガラスに貼られたテープ、尋ね人のチラシ、若者のいない銭湯、濁った湯船…。戦中の市民の暮らしぶりが一人称視点で描かれるため、非常に生々しく感じました。 作画に関して、勝田先生の白黒はっきりした塗り、独特の味わいの線、背景と小物の書き込みがとにかく素敵。 物語の内容自体は重たいのですが、「絵と内容のバランス」が取れていて読みやすかったです。 【第1話】「昭和20年の湯加減」 https://morning.kodansha.co.jp/c/futaroufusennikki.html
自身が参議院選挙に立候補してその様子を漫画にするという企画で、「選挙活動を漫画化するのは事前運動にならないか」「漫画界のハジ」など集英社のみならず業界を巻き込んだ一大プロジェクトになっていく(有名漫画家達からの応援、批判コメントも見どころ)。 担当編集になった堀内さんは後に集英社の社長になっていること(2020年から会長)、当時の政治家達のインタビュー、最後の作者の台詞など、非常に考えさせられるものがある。 終盤は文字が多く漫画としては読みにくいが、少年誌だからといって手加減せず、難しい内容もそのまま載せている。当時の作者の限界だったのだろうけども、そこをごまかさないところに好感を持った。大人にこそ読んで欲しい作品。
地球以外はなんでも運ぶと豪語するロクデナシ機長モーガンと二人の副機長がいろんな物を世界中に届ける漫画。 積荷は基本的に貨物なんだけど、たまに亡命しようとしている人を運んだりもして、よく戦闘機に追いかけられてミサイルとかを打ち込まれているんだけど、空軍上がりの技術で逃げ切ったり撃退したりもするとんでも機長。 モーガンは女に弱くて下ネタも多くて、基本的にダメなおっさんっていう感じなんだけど、輸送法の裏をかいて亡命の手助けをしたり人情味溢れるいい話も結構あって好きだった。 ワンピース1着保守管理者2名を運んだ話が一番好き。ミリタリー系漫画とまではいかないけど、そういう系好きな人にはおすすめ。
ものすごいイケメンじゃないか…!著者近影を見てこんなに衝撃を受けたのは初めてだ…。残念ながら「KOUSHOKU ダンディ」が1巻で完結してしまったのは連載してたのがレディース向けのoffice YOUだったからってのが大きいと思うけど、この漫画を描いてるのが実はイケメンだって読者が知ったら終わらなかったと思うな…。あとがきにエッセイも載ってるんだけどそれもめちゃくちゃ面白かった。福満しげゆき並みに自虐的で読んでて笑える。「なんだかなァ人生」っていうエッセイ本が出てるらしいので読んでみようと思った。
同棲していた顔だけはかっこいいヒモ男にフラれて、家具をすべて持って出ていかれた主人公のキコちゃんがDIYに目覚める話。コナリミサトさんの作品はどれを読んでも映像化してくれ〜!ってなりますね。DIY知識もたっぷり登場しますが、こじらせメンズ好きとしては「凪のお暇」の慎二とゴンさんの2人を合体させたようなヒモ男がたまらんです。
1巻読んでても毎回のように思うけど一瞬で終わるから寂しい。 ページが少なくなってくると、あ、もう終わりだ…って感傷的になってしまう。 2巻読んでる時もそうなった。 ゲラゲラ笑ってたらあっという間に読み切ってしまうし、もっと!もっとくれー!!!って中毒症状が出てくる。 10話は今までと違う手法だったから、頭に「?」が浮かんだまま、オチどうなるんだこれってずっと考えてた。 こんなことも出来るのか!すごい! しりとりみたいに進んでくの初めて見たなあ。 先生が結婚してる、結婚したの話題ってめちゃくちゃ盛り上がったよな。 私の担任だった先生も、普段子どもみたいだったけど、結婚してるの知って女子達が騒然とした。 お子さんが産まれたことを知って、名前を聞いたら、ゴンザレスだよゴンちゃんって呼んでねって返された。 今思えば生徒にそこまで教える義理はないよね。 面白くて賢くて学校一人気のある先生だった。 私の学校の思い出は8割くらい嫌な思い出だけど、女の園の星は残りの2割の楽しくて大好きだった時間を思い出させてくれる。 またあとで読み返そう。 1巻で心をがっちり掴まれた中村先生がまた登場してくれたことがすごくすごく嬉しい。 作り込まれたコントが好きな人はハマりそうな作品だと思っています。
主人公は声優として売れてないからキャバ嬢で生計を立ててる女で、ハイスペ男子と付き合って自分をバカにした奴らを見返したいと思ってる。でも何の努力もしてないんだよね…。お金がないのはしょうがないけど自分磨きすらしない。部屋が全体的に汚いんだけど、特に風呂が汚くてだらし無いなと思った。そんな女が客として店にやってきた自称年収3000万の男に目をつけられて堕ちていく話。女もクズなんだけど男の方が更にクズで、実際は大企業になんて勤めてないし(職業不明。パチプロ?)、他に何人も女がいるし、妻子持ち。しかも奥さんは旦那がクズだってことに気づいてるカオスっぷり。まだ連載が終わってないので最後がどうなるか見届けたい。
この作品の読後感は 例えるなら「短編映画の隠れた名作」を観た後の 重厚と疾走を同時に味わった感と似ています。 もっと評価されてほしいし、されるべき作品だと思います。 ソリッドな絵柄と真摯なストーリーの親和性がとても高く、全1巻と短尺ながらも決して投げっぱなしのような終わり方ではなく、「連載」という観点からは完結しているものの その先をいくらでも想起できる、夢のある結末を迎えています。 紙で買うとプレミア価格になる可能性もありますが、なんと数年前からすでに電子書籍化していることもあり、SF好きな方には是非読んでほしいですが そういった方々の間では既に名が知れた作品に思うので、ここは敢えてSFに詳しくなかったり、なんならあまり興味のない方に読んでもらえたらうれしいです。私もその状態で読んだ結果ハマったので。 おすすめです。
なんでこんな話を今までどこにも出してこなかったのか。なにか事情があるに違いない。このインタビューを読むと、「キャンドル」の話がいかに危険か伝わってくる。 https://comic-days.com/blog/entry/goodbyecandle しかし清野マンガの読者は「そんなもんかかってこいだ」という感じでしょう。知りませんが…
だが来年だ!!!度し難い、度し難いぞ!!!! http://miabyss.com/
バナー広告で気になって読んだのですがとんでもなく最高でした😭 とにかく絵が完成されていて可愛らしく、そんなビジュアルから繰り出されるムカつくと可愛いが絶妙なバランスの「ざぁこ♡」は絶品…! マリー様をわからせたい、執事のソルベくんもなかなかにポンコツ&クセが強くて読んでて本当に楽しい…早く奨学金返せるといいね。
元ネタなんだったかな〜って感じですが、一巻出たので読みました。 ウワー!かなりクレイジーでサイコな漫画ですね 個人的にはたえ子にひどいことをする大人たちがしっかりとクズでどんだけチョンパされてても同情できないのでグロでもいいかなと思えます! このコロちゃんとのギャップがすごすぎる!!
コミックウォーカー様にて、最新話読めます。 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS13201665010000_68/ 私は、ブリーチ、戦国バサラ好きですし、 洋画やメタルギア、デビルメイクライお好きな方はピンとくるかも?と思います! 『漫画の主人公って、こんなにカッコいい大人にしてよかったっけ?』 ツイッターで流れてきた広告みて、初見の感想がこれです。 お話は、カッコいい殺し屋なのにオタ活に奮闘する、なんだかんだで可愛らしいキャラのドタバタに癒されるコメディで、サクサク読めちゃいますよ!!! 主人公マルコの、推しにニコニコしてる柔和な笑顔はたまりません~!! 現時点ではまだ1巻のみ発売なので、手にもとりやすいですよ!是非とも!!
読切から見事、連載を勝ち取った新たなグルメ漫画。その名も「激辛課長」…!読んでるだけで辛い! http://www.moae.jp/comic/reiwaproject/4 良い上司でいるために、辛いもの好きの部下・新城さんに合わせて激辛料理を食べる羽目になる課長。毎度天国からお迎えがきそうな勢いなので、食べるたびに寿命が縮まってるような気がします。 連載第1話のお店は、下北沢のマジックスパイス! https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13004603/ スープカレーの店で有名だけど、激辛料理の店としては認識していなかったな。自分は辛いものは苦手な方なので、間違っても試したりはしないですが… 「辛い」を表現するのにこんなバリエーションがあるのかという驚きで、少し興味が湧いてしまったのは否定できない。 読んだら激辛グルメに目覚めてしまうかも?
張り込み中に食べるご飯がメチャクチャ美味しそう!・・・なんだけど、新人記者の主人公と十五が男女の関係になりそうな気配や十五の壮絶な戦場での体験といったご飯以外の他の部分の主張が強すぎて、「うまそ〜!」っていう気持ちがあっという間に霧散した・・・。個人的にはもうちょっとご飯に集中させてほしい
YJ41号から連載スタートした稲葉そーへー先生の新連載!! 「主人公・孝雄に憑いた貧乏神のナズナ様は、何かが壊れるという対価と引き換えに願いを叶えてくれる。叶った願いに対し、孝雄が『福あり(※幸せ)』と感じた分だけナズナ様は手帳にハンコを推すことができ、それが貯まると福の神になれる」というあらすじ。 満員電車で寄っかかってきたオッサンをすっ転ばしたらめっちゃハンコ貯まったの笑いました。 ナズナ様のノリがしらたまくんの葵ちゃんに似てて可愛い…!癒やされます。ヤンジャンを読む楽しみが増えました。 【第1話】 https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156688890478
良かった点 ・バブル時代の雰囲気と超うまそうな店の紹介と映画の紹介がメインの漫画 ・一昔前の名店/名画を知ることができる 総評 ・作者の弘兼憲史が書く飯漫画がどれもうまそう。この辺の知識が黄昏流星群の料理回に反映されているのかな
個人個人によって受け取り方は違うと思うのだけど、 なんだと思いますか???
若貴ブームより前に描かれたというんだから先見の明がすごいです。今だったらこういう描き方をしないだろうなぁってところもあるっちゃあるけど、相撲好き女子(スー女)的な目線をこの当時から持たれていたなんて逆に早過ぎるくらいです。収録されていた岡野玲子先生のインタビューでは「当時の青年漫画誌では半裸の女の子が酷い扱いを受ける漫画が多かったのでクロスカウンターとして男の裸=相撲を題材にしてみようと思った」とおっしゃられていました。ちなみに1巻には好角家として知られている能町みね子さんの寄稿もあり、大相撲のファンタジー性をよく表現している作品として『どす恋ジゴロ』と『両国花錦闘士』が双璧だとおっしゃられていました。インタビューと寄稿があることで漫画自体の面白みも増したような気がします。カラーイラストも収録されている豪華な新装版です。
紺野アキラ先生の読切、いまのところ全部面白い。 早くホラー短編集として出して欲しい。 なんとなく部屋の隅の暗闇になにかいるんじゃないかと気になってライトで照らす。 そんなことが癖になって煩わしさを感じる男子大学生の元へ友人らが鍋にやってきた。その中の一人は日常的に怪異を見ているという。 気づけば酔ってこたつで睡眠。 寝直すために布団へ移動すると寒気が・・。いつもと違う。 おそるおそるライトで照らしてみるとそこには…。 霊が見えるという友人の後田のすっとぼけてズレてるキャラがとてもいい。 わざとやってんだろ!ってツッコミたくなる。 あとお化けたちの造詣が微妙にゆるさとキモさの中間くらいでめっちゃ好き。 また楽しみにしてます。
リュウとの再戦は週刊誌だとやったんでしょうか。単行本では一言も交わさず、島から出て行くので、一体この前置きはなんだったんだとなりました。
怪獣大国日本ーその発生率は世界でも指折りである。 そんな世の中で怪獣防衛隊を一度は夢を見たが 結局は清掃員に甘んじている日比野カフカだか、 幼い頃幼馴染と交わした約束があった・・・ TSUTAYAのコミックレンタルでおススメされていたので読んでみた。 一度は諦めたつもりだった夢をもう一度叶えようともがく主人公に共感できる。しかし、33歳ってまだ若いと思うけど、おじさんという扱いにはびっくり。年齢は相対的なものだから、自分の今いる環境が回りが年とってるせいかもしれない。ジャンプ的には30代が主人公という時点で十分おじさんか。
う~ん 話のテンポがやや早いのが今の所の難点か ただ捕虜で婚約対象になった姫騎士ヒロインという プロットの着眼点は面白い まだ序盤の中の序盤なのでこれからに期待か