この作品の読後感は 例えるなら「短編映画の隠れた名作」を観た後の
重厚と疾走を同時に味わった感と似ています。
もっと評価されてほしいし、されるべき作品だと思います。
ソリッドな絵柄と真摯なストーリーの親和性がとても高く、全1巻と短尺ながらも決して投げっぱなしのような終わり方ではなく、「連載」という観点からは完結しているものの その先をいくらでも想起できる、夢のある結末を迎えています。
紙で買うとプレミア価格になる可能性もありますが、なんと数年前からすでに電子書籍化していることもあり、SF好きな方には是非読んでほしいですが
そういった方々の間では既に名が知れた作品に思うので、ここは敢えてSFに詳しくなかったり、なんならあまり興味のない方に読んでもらえたらうれしいです。私もその状態で読んだ結果ハマったので。
おすすめです。
理解できずともリアタイで触れられてたの羨ましいです!
なるほど…!当時の連載陣ってそんな感じだったんですね。それは確かに毛色が違いすぎる…。
そんな中で連載にGOを出した編集部の目は流石ですね。