秀逸なスペース・オペラ
SFとしてもバトル漫画としても秀逸だった。 坂口尚「VERSION」や星野之宣作品、もっと言えば大友克洋「AKIRA」や映画「ブレードランナー」などが好きな人は設定や話ごとの展開は好物ではないかなと。 ジャパニーズSF全盛期の中でもジャンプで連載されていて(打ち切りだったのかな?)一部で絶大な人気を誇っていた模様。 もっと続いて欲しかったが全9話?で終わっているにしてはきれいにまとまっていて名作と言えそう。なんで打ち切られたのかも気になるね…
とある銀河系の中では、さまざまな異星人達が存亡を賭け宇宙に進出している。その中で人類は滅亡しつつあった――。多くの人類が奴隷として異星人に従う中、全宇宙で犯罪を重ね指名手配になったバラダット・ナイブスという一人の男が灼熱の星ダウロスにやってきて……。
このクチコミを読んで「うわメチャクチャ読んでみたい…!!」と思い早速電子書籍で購入しました!
もうビックリしたのが、これ、こんなに表紙も大人っぽくて格好いい(寄生獣みたい)なのに、週刊少年ジャンプで掲載されていたんですね…!?
しかもその面白さから「伝説の打ち切り作品」、「打ち切りマンガ界不朽の名作」と呼ぶ人もいるみたいで…あとでじっくり読むのが楽しみです!
えっ!?本当ですか!?うわ~うれしい!ありがとうございます!レビュー書かせていただいてよかったと心から思える瞬間ですね。
そうなんですよしかも90年代ジャンプ!記憶かなりおぼろげですが当時のラインナップの中でもなかなか異色だったと思います
そう、明らかに打ち切りではあるのですが決して単なる打ち切り作品ではないことを強く確信しているので 是非ごゆっくりお楽しみください^_^
やっと読めました!いやもう…とんでもないですねこの作品。心から世の中に知られてほしい…!!
寄生獣やレベルEのようなハードな絵が素敵。
そしてSFとしての完成度もすごいのですが、小難しくなりがちな会話がわかりやすくて、しかもテンポや言い回しが格好いいのもまたすごかったです。
1話で男2人が初めて会話するシーンでもう惚れてしまいました…。
たった9話で「種の存続」についてここまで掘り下げ、しかも打ち切りなのにちゃんと「テーマを描ききって」終わるとは凄まじいです。
忘れられない今後何度も読み直す作品になりました。ありがとうございます…!