ほしをつぐもの
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とある銀河系の中では、さまざまな異星人達が存亡を賭け宇宙に進出している。その中で人類は滅亡しつつあった――。多くの人類が奴隷として異星人に従う中、全宇宙で犯罪を重ね指名手配になったバラダット・ナイブスという一人の男が灼熱の星ダウロスにやってきて……。
とある銀河系の中では、さまざまな異星人達が存亡を賭け宇宙に進出している。その中で人類は滅亡しつつあった――。多くの人類が奴隷として異星人に従う中、全宇宙で犯罪を重ね指名手配になったバラダット・ナイブスという一人の男が灼熱の星ダウロスにやってきて……。
この作品の読後感は 例えるなら「短編映画の隠れた名作」を観た後の 重厚と疾走を同時に味わった感と似ています。 もっと評価されてほしいし、されるべき作品だと思います。 ソリッドな絵柄と真摯なストーリーの親和性がとても高く、全1巻と短尺ながらも決して投げっぱなしのような終わり方ではなく、「連載」という観点からは完結しているものの その先をいくらでも想起できる、夢のある結末を迎えています。 紙で買うとプレミア価格になる可能性もありますが、なんと数年前からすでに電子書籍化していることもあり、SF好きな方には是非読んでほしいですが そういった方々の間では既に名が知れた作品に思うので、ここは敢えてSFに詳しくなかったり、なんならあまり興味のない方に読んでもらえたらうれしいです。私もその状態で読んだ結果ハマったので。 おすすめです。