この吉田戦車先生の初期短編集を古本屋で見かけると思わず連れて帰りたくなります、もちろん家にあるのですがそれくらい好きです。 最初に読んだ時の衝撃が忘れられませんね。どうしたらこういう発想ができるのか…。ご本人はあとがきで「親に毛嫌いされた不健全さみたいなもの」と表現されてて、確かにここで描かれているギャグはどこか破壊的なところがあると思います。 個人的に三白眼キャラといえば吉田戦車先生です。ガラスの仮面の白目くらいインパクトあると思います。
双子の姉妹は誰にも見分けがつかないことが自慢なんだけど…という話が個人的に一番好きでした。モブ顔の双子メガネっ子ヒロインが土手でフュージョンの練習していたり可愛いです。 それから、普通のお父さんが魔法のランプをゲットして自分が中二の頃に書いてた黒歴史小説を基に勇者になる話も面白かった! 日常から着想を得たようなユニークさを持ちながら、SFとしても読みごたえ抜群の話ばかりでとっても面白かったです。
すごい経歴の人が描いてる漫画があるんだなと思って手に取りました。 DNA鑑定などの知識も詳細で面白いんですけど、テレビでは報道できないような事件の黒い真実も物語の読みどころです。世の中こういうことが実際に起こってるんだろうな…と、ヒヤっとします。 また、冷徹に真実を追求する主人公の真野は、23年前に起きた一家殺人事件の生存者である過去を持ち、復讐の為に真犯人を探している。その黒幕とは…!まさに驚愕。 これを読んだら2時間ドラマが物足りなくなります。
前のバーズ版に比べて親しみやすくなったと感じました。 掲載誌が変わったからなのか? 主人公が恋愛してるからなのか? 色々と考えてたら作者の売野機子先生がTwitterでペン先も変えたとおっしゃてて、そこもリーニューアルしたんだ!とハッとしました。
ナースやドクター、救命ものはありますが、ホスピスを舞台にした漫画って新しいと思います。私の中でホスピスは、謎に包まれていて、興味があるけど興味本位で近づいちゃいけないようなイメージもあって、この漫画は為になりました。 高齢化社会のこれから。漫画でわかりやすくいろんなことを予習しておきたいですね。
おかざき真里さんと雨宮まみさんのコラボはぴったりだなぁ。 繊細だけど華やかで。巻末のお二人の対談も読み応えある。 タイトルは「ずっと独身でいるつもり?」ですが結末はポジティブで、その問いに対しての答えはイエスです。 私があまり将来に悩まないのは、こういう先人たちの教えのような作品を読んでるからだと思う。
ゆるふわ愛され天然エロJDが、中学時代の初恋の元カレと再会し、焼け木杭に火がつく話。 第一話で再会から告白、さらに押し倒されるところまであっという間に進むあたり、今どきのスピーディーな恋愛モノという感じ。 とはいえ、いきなり両想いになるとその先の展開がスケールダウンしかねないのだが……(そこは寸止めでジレジレさせる方針らしい)
宮坂香帆先生の新連載。 明治時代、ハーフの女の子が息を潜めるように生きていたところに、お坊ちゃまなイケメンヒーローと出会うという王道なシンデレラストーリー。 しかし2人そろって川(?)に落ちて、ヒロインの髪が金髪に変わるシーンはとてもドラマチックだった。 (現実としてありえるのかは考えてはいけない)
多額の遺産を相続したJKが、イケメン弁護士に求愛されて結婚したものの、その裏には怪しい事情(?)が……というサスペンス風味で始まった恋愛ファンタジー。 少女漫画ではあまり見かけないレトロ和風系の世界観がなかなか面白い。 10億円の豪邸に取り憑いているモノノケが、今後花嫁をめぐって弁護士と対立していきそう。
読みたいけれど読みたくない『タラレバ娘』の番外編は、本編終了から数年後、まったく夢のない現実味溢れる感じでスタート。 仲良し独身グループのメンバーが、一人一人結婚していくのを見送る側の切なさがよく伝わる。 できれば全員ハッピーエンドで終わってほしいけれど、新たなヒーローが女と付き合ったことのない変人とのことで、そう簡単にはいかなそうな空気……。
『テラモリ』のiko先生の短編。 キャリアウーマンの女性が彼氏に振られて、ずっと癒してくれていた美容師さんとくっつくという話なのだが、普通の恋愛物と見せかけて最後にひどいギャグを盛り込んでくるのがこの作者様らしいというか、思わず笑ってしまった。 (癒し系美容師さんが実はSだということもよく分かった)
格闘技だショーだ八百長だと何だかんだと 言われ続けてきたプロレス。 90年代の格闘技ブームや暴露本の出版等を経た結果、 最近ではショーやパフォーマンスとして扱われることが 多くなってきた感もある。 しかしかつてのプロレスは、 真剣勝負とファンタジーの狭間で 各人がそれぞれの思い入れと想像を広げて 楽しめる世界だった。 この単行本はプロレスファンであるコンタロウ先生が、 プロレスに対する様々な思いを作品化した短編集だと思う。 かつてプロレスは、単純に真剣勝負として語ったり 逆に八百長と決め付けて卑下したり、 あくまでも個人の趣味嗜好として楽しむだけだったり、 様々な人が様々な見かたをしていた。 そういう時代にコン先生がプロレスに対して 感じた思い入れや面白さを、様々なプロレスファンにも それぞれ受け入れられそうな各種の短編として 結実させた作品が収録されている。 プロレスは色んな意味で自由な世界で、 それぞれのファンがそれぞれの思いや好みや価値観で、 それぞれの楽しみ方が出来る世界だったんだ、 ということを感じさせてくれる単行本。
よく作りこまれていて、すぐに次が読みたくなる。
とてもおもしろかったです。 絵がきれいでした。
白黒アニメでも見たけど、ナゾ多くて楽しいです!
よかった点 ・いつも通りの俺の好きな横山光輝漫画の終わり方で最高だった 総評 ・魔界衆やマーズを先に読んでいたせいであんまり新鮮味はなかったけど充分楽しめた ・横山光輝の書くロボットの造形はいつも素晴らしい
ポアロでの安室さんたまらないですね。 本当にタイトルのまま日常系です。
サラリーマン漫画には リアルなものやファンタジーなもの、 それぞれ面白いものはある。 (リアルだとか言われながら、実際には ありえない内容の 漫画が多いが) この漫画はショートコントっぽいが リアリティとファンタジーの両方?を感じる。 ありそでなさそであってほしい面白い萌え漫画って感じ。 ハナさん、頑張れ。 思いが成就したときは最終回になりそうだが。
映画をあやねる目当てで見てみたら思いのほか良作だったので原作も読んでみた。ふたりのキュンキュンするやりとりをずっと見ていたくなる。少女漫画風の作画も作品の雰囲気にマッチしている。いい百合作品。
生活に根ざしているネタだけど、閃きがあるところがいい。のんびりと読んで楽しめるところもよい。今週はセクハラ上司に会うのに、強面の家族をレンタルって話が良かった。レンタル家族、ほんとにあるのかな?
なんとなく分かりあえてない家族の話なのかな? 登場人物の生き方や趣味はそれぞれ興味深いが、そっちの掘り下げというよりは、家族であるがゆえの「分からなさ」と「踏み込みづらさ」とかがテーマという感じ。 現代の家族ってたしかにぼんやりとした、互いを見ないことで成立している側面も感じるし、面白いかもしれない。まだあんまりよくわからないので、今後に期待したい。
可愛くて切なくて斬新! 照れたり恥ずかしくなったり発情したりすると変身しちゃう設定ってこれまでもいくつか見たことありますが、ここまでエモくて切なくて絵になるやつは初めてです。 話のベースは根暗で気味悪がられているヒロインと、分け隔てなく接してくれる身も心もイケメンのヒーローという「君に届け」的な少女漫画なのですが、急にドキドキして怪獣のしっぽがでちゃったり角がでちゃったり背びれがでちゃったりするのがキモいんですが可愛くて、しまいにゃ変身巨大化してしまったときの絵面がエモくて最高。こんな漫画がアライブに載ってるというのもすごい。 年末から来年にかけての賞やランキングに顔を出してきてもおかしくない面白さです。
似たような作品で溢れた昨今においてはなんの捻りもなく没個性な作品ではありますが、表紙のイラストと右下に小さく印字された名前を見ると勝利が約束されていることがわかります。絵師ガチャの勝ち組です。「紅緒」さん、今かなり注目度の高い若手のイラストレーターさんで、'10年代後半を体現したような柔らかい曲線美と透明感のある繊細な色使いが印象的です。コミカライズ版のシバ先生の絵も原作の雰囲気にかなり近いです。これは売れないほうが不思議なくらいだと思いますw 一応ストーリーにも触れておくと、50連勤で過労死したOLが異世界に転生してスローライフを送る話です。50連勤というと自営業の感覚ではありがちな感じがしますが、勤め人としての50連勤はいろいろストレスがやばそうで絶対に経験したくないですね…… 前世の記憶を持ちながらいきなり17歳の少女として転生しますが、17歳以前の彼女が存在したのかどうか気になります(「仮」の意識が使い捨てられ、転生者の容れ物として……って感じのホラーありそうw) 先ほど「没個性」という言葉を使いましたが、これほど絵がよくて見せ方がよくてキャラクターがよければストーリーの個性なんてべつに要らないな、と本作品を楽しく読みながら思いました
携帯の機種変待ちで置いてあったから読んでみた 映画も漫画も中途半端にしかみてなくて、ぼんやり流し読みした。 今こんなスムーズな導入で知らないうちに時間が立ってるほど引き込まれる漫画ってあるか? 面白いよね…
小さい頃に祖父母の家で読んだ記憶がある。おそらく叔父が所有してたもので、当時のサラリーマンに対する世間のイメージがジェンダー観含めて色濃く反映されてるように思う。学歴を持て囃したり、学歴だけあっても駄目だよと言ってみたり、宴会芸を頑張ったり、(今ではギャグにならない)セクハラパワハラ当たり前の世界。現代的な感覚からするとパワーワード満載でTwitterにでも貼り付けて投稿したら数千RT稼げる気がする。やらないけど。
離島出身の天然JDニコが、美大で大活躍するかもしれない、という序盤。しかしいくら離島とはいえ、こんな常識のない子が育つものだろうか。 さらに、美大受験に合格できるものなのか……というあたりは、たぶん突っ込んではいけない。 このお騒がせキャラが、どんなふうに美大の常識をぶち壊していくのか、謎のイケメン先輩は何者なのか、先が楽しみ。
父との戦いが一番最高です! バキ強すぎる。 かっこいいです!
ルシウスの風呂に入ってみたい。
マンガ好き同士が語り合うがごとく、アナログゲームも老若男女問わず楽しさを共有できる。しかも言葉の壁抜きで。だから6歳の外国人の子供だってすぐに同士になれるのがアナログゲーム、ボードゲームの楽しさなのだ。そんな魅力をギュギュッと凝縮してマンガにして伝えてくれる本書。アニメ化も決定らしい。ほらね。純粋な面白さはしっかりと伝わっている。世界中の同好の士がすぐにマンガもアニメも翻訳してくれるだろう。アナログゲームの魅力がビッグバンを起こす瞬間はもう目の前に来ている。
竹取物語をモチーフとし平安時代の日本のような舞台設定のファンタジーでありながら地球~月間を移動するハイテクノロジーを持つ近未来SFでもある。 月の世界の皇女であった主人公・カグヤは敵対勢力によるクーデターに巻き込まれ、皇女の証である宝剣を携え地球へと落ち延びる。その星は「穢星」と呼ばれ、月の重罪人が流される"流刑地"だった。というあらすじ。 精神的にも未熟だった主人公が幾たびの試練を乗り越えていくうちに使命に目覚めめきめきと頭角を現していくという、少年漫画としては割と王道な主人公像じゃないでしょうか(マキバオー、ナルト、東卍のタケミチなど)絵に関してはすごくジャンプの血が濃いなと感じました。デフォルメの仕方がバクマンによく似てます。 画力、世界観、キャラクター、どれを取ってもハイレベルですが、元ネタが中学古文で習う竹取物語だったり地球の重力に苦しんだりするのに一切の注釈や解説がないハイコンテクストぶり、衣服や装飾品の細やかな描き込みも含めて、週刊でなくウェブでもなくSQという雑誌に合っていたなと思います。「いとウザし」「マジあはれ」などのフレーズは中学生が喜びそうです。 絵やセンスがすごく好きな作家さんなので長編の新作が読みたいと思いながら6年が経ってしまった…
良かった点 ・ほとんど同じパターンだが読んでしまう。 ・エリツィン大統領にそっくりなロシアのスパイがいい 総評 ・絵がむちゃくちゃ土田世紀に似ている。 ・昔は1巻しか発売していなかったが電子書籍でちゃんと完結まで発売するのは最高
NHKでドラマやるんですね http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/22000/305024.html この前ライダーショーやってる横通ったら若い女性ばっかりだったから特オタのOL少なくはないと思ってる。
桜庭一樹の名作「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」を「ナナマルサンバツ」杉基イクラが漫画化した作品。 原作から痛いほど伝わってくる少女の無力感と絶望的なまでのどうしようもなさが、しっかりと描写されている。色濃く描かれた日常生活はやるせなさを引き立て、決まっていた終わりにただただ流れていく。原作の雰囲気をしっかりと掴んだ上手な作画により、読みやすくもずっしりとした漫画になっている。
ヤマシタトモコの女性は人形のように美しい。色気があって、身体のバランスがよくって、はっきりとした顔立ちをしている。ただ、彼女たちの本当の魅力は『お人形』じゃないところにある。 この作品に扱いやすそうな女性は一人も出てこない。誰もが自身のスタイルを意識しているからだ。自分の内側の本音と外側の出来事。そうした揺さぶりの中から生まれる衝動。瞬間、彼女たちの表情や仕草はこれ以上ないほど瑞々しく描写される。その魅力はお人形には決してない、人だから出てくるものに違いない。何度でも読みたい。
5巻も恥ずかしさに身悶えつつ読みました、先輩! ファッションもいちいちおしゃれなんですよね… 今時の高校生こんななんだろうか 恥ずかしいこんなの読めない!しかし読む!の連続です
日常生活に関わるものが多いので、確率の話(じゃんけん、宝くじ、同じ誕生日)がよく出てくる。マイナスかけるマイナスがプラスになる理由とか、くじの公平性とか、マンガならではの表現でイメージを掴むのにいい。インド式計算とか恋のゲーム理論も面白かった。「補習授業」として各話の後に詳しい解説もついてる。 迷信やことわざ、日常会話でよくある思い込みを数学的に論破しちゃったりするので、知識として知ってはいてもマウンティングには使わないように気をつけたい。
見ていて綺麗で癒やされるだけの「百合」じゃなくて、あくまで切実な女の子同士の関係。繊細に描いているがゆえに登場人物の言葉はときに呪いとなって、傷つけ合い、束縛する。目線や手の動き、仕草も作者の意識が配られて、他にない空気感が醸成されている。 女の子同士の恋愛だからこそ描かれるこの息苦しくなるような物語は、ただ読むことでしか味わえない。最高なので買ってよむべし。
※ネタバレを含むクチコミです。
収入格差カップルかわいいです!
美術予備校に通ってた頃に友達に教えてもらった。当時は鈴木翁二が人気で、その影響を遡って行き着いたんだと思う。今は「無能の人(14巻)」とかが沁みます。
主人公の並木くんは教科書のすみっこにめっちゃリアルに動くウンコのパラパラまんがを描いていて、理科室に忘れたそれをひとり取りに戻ったら思い人ゴールデンユキコがぱらぱらとそれをめくっていて「ウンコ風が……その人の髪を、揺らしてた…」のです。出会いの場面で「ウンコ風」ってパンチライン過ぎるだろ!と、うっかりキュンとしてしまいました。
5億人に1人という確率で黄緑色の髪を持つ子どもが生まれる。 表紙右の男の子が緑色の髪を持つ保志くん。左が保志くんの親友・三田(作中で保志くんから三田と呼ばれているので私もそう書く) やっぱり目立つので保志くんは周囲から浮いてしまうんだけど、慣れてるからか本人はひょうひょうとしてる。でも、三田は彼の本当の胸の内を察してさりげなくフォローする。ちょっとアホな先輩とか、保志くんへの好きをこじらせた女の子とか、みんなで屋上でほのぼのする漫画かと思いきや、三田は緑色の髪の子が持つもう一つの運命を知ることになるんだけど… 登場人物もシュチュエーションもシンプルなんだけど、世界観がしっかりしててすごく惹きつけられた。あえて鉛筆描きにしていたのか、あらすじ読んで初めて知った。納得!
こりゃたまらんな
絵の良いエロコメです。成年コミック出身の実力派で、等身が高くメリハリの効いた人物デッサンだけでなく、絵が可愛い少年漫画のラブコメにはない魅力として推したいのが「"顔芸"と呼んでいいくらい振れ幅の広い表情芝居」ですね。成年コミックでは首から下以上に"実用性"を左右しかねないのが顔の表情です。TOSH先生もリアクション芸でいかんなく実力を発揮されている「食戟のソーマ」が良い例かと。 ストーリーのほうもくだらなくていい感じです。「監獄学園」や「デスラバ」もそうですが、こういうのは気合の入った絵でやるからこそサービス度も増しますしシリアスギャグにもなるという利点がありますね。
女子高生と予備校講師の恋愛。 主人公が誰にも言わなかった親の離婚を先生に打ち明けたことから関係が始まる。だけど先生は高校教師だった時に付き合ってた教え子が自殺しちゃったことに未だに立ち直れないでいる。ふたりの恋のまねごとは悩みに悩んで浮き沈みが激しい。この混沌とした感情が描かれた物語にモノローグがすごく刺さる。 ママは夜勤/あの子は命日/真夜中/私はひとりぼっち/先生もひとりぼっち 絵と言葉がそれぞれに作用し合うことで得られる高揚感がモーレツに得られます。ご一読あれ!
このテのファンタジー漫画がなろう系ばかりになってしまい、却って珍しくなった少年漫画然とした少年漫画です。 下品なギャグはキレがよく、絵が可愛いのでコメディタッチでもお色気シーンはそれなりに有難みがあります。 ヨーロッパ風のファンタジーに日本刀を登場させる作品は多いですが、ここまでがっつり鎧を着こんだ和装主人公も珍しいのではないでしょうか。顔に幼さはあるものの筋肉質で全身古傷まみれ、TUEEな主人公ではあるものの強さに説得力があります。純粋に少年漫画らしい漫画であるからこそ、「なろうを読み慣れた読者なら勝手に納得してくれるだろう」という甘えがないので誰にでも読みやすい作品だと思います。 一巻の時点では表紙のヒロインの戦闘での見せ場があまりないので二巻以降に期待したいです。
簡単にいうと弟の友達の兄(年下)と自己中な大学生のBL そこまで描写多くありません 自己中でスカしてる感じの主人公が弟の友達と会って、その兄とも会って、明らかに自分を好きなやつに翻弄される感じです。 主人公のモノローグが多めで最後まで悶々してるんですがその様が途中からかわいいじゃん!となります。 タッチおしゃれで会話もおしゃれ。
とある大学の生物教授であり変人〈ながつね〉と、彼に振り回されまくる助手〈ののや〉の周りにはヘンな生きものが集まってくる。 ヘンな生きものとは…例えばアル中のイカ(笑)つねに酔ってて自分の足(ゲソ)をつまみに飲んじゃう。しかもそのゲソ、実は超まずい!!! このマンガの素晴らしさは上記のような字面にすると突拍子もないギャグと無数の下ネタから、急に哲学し始めるところなんですよ~人間本来くそ袋という禅語もありますが、それでも私達〈みんな生きてる〉とながつね教授が諭してくれるんです。もう、助手ののやと一緒に号泣ですよ!
耳かきへの執着がすごいそしてなんかエロい 読んだ感想「なんだこのマンガ!面白いけど…」としか言えない
映画化が間近ということで読んでみた。 「ハード・コア」の主人公の核というか、真っ直ぐさは、汚泥のようにどうしようもない行き詰まりの中でも、莫大な金銭を得ても変わらないんだなと思った。だからとんでもなく不幸だけど、惹かれる。友人の牛山も奇矯な行動をとるが、間違ったことや裏切ることはしない。ふたりの「純度」は最期まで変わらない。 だから彼らの空回りはちょっと面白くて、物悲しくて、気が滅入るけれど、胸が打たれるんじゃないかと思った。個人的には扇風機の回が強く頭に残ってる。
この吉田戦車先生の初期短編集を古本屋で見かけると思わず連れて帰りたくなります、もちろん家にあるのですがそれくらい好きです。 最初に読んだ時の衝撃が忘れられませんね。どうしたらこういう発想ができるのか…。ご本人はあとがきで「親に毛嫌いされた不健全さみたいなもの」と表現されてて、確かにここで描かれているギャグはどこか破壊的なところがあると思います。 個人的に三白眼キャラといえば吉田戦車先生です。ガラスの仮面の白目くらいインパクトあると思います。