ブラック企業を辞め、転職先を探していたところ、気づいたら殺し屋になっていたカナコ。 ところがまさかのそれが天職…!! 前職の上司から始まり、狙った獲物は逃さないプロの仕事を今日も遂行します。 仕事にやりがいを持て、幸せに暮らしているカナコをみて私も嬉しいです。 仕事が板につきすぎて、こんな悩みまでできてしまいました。社会人ってたいへん!☆
ドラマは見ておらず、今度は映画化されるとのことで読んでみました。 まだ10巻くらいまでしか読んでませんが、こんなにも読むのに体力と気力がいるマンガだと思わなかったのでクチコミ書いて一旦落ち着こうかなと思います。 内容を一言でいうと、ただのサラリーマンがこんなに人に殴られることある?というくらいしょっちゅう殴られます。10巻の時点で前歯が四本無くなってますし。 ある意味それが才能と言ってもいいくらい。 ただその中でも、確実に宮本浩という男はどんどん変わっています。心も体もボコボコに殴られながらも、なんとか営業マンとしての振る舞いも覚え、仕事に対する情熱も生まれ、絶対に諦めないしつこくて鬱陶しい男になっていく。 本来なら人が殴られる描写の多いマンガは好きではないですが、なぜか宮本からは目が離せないんですよね。不思議…。 個人的には、SCATTERくらいから作者のことを知ったので、読み進めるほどに今の作者の絵柄に近づいていく過程が面白い。 映画はどうなんでしょう。気が向いたら見てみようかな。
金持ち御曹司、高嶺と庶民の高校生、花の話。 金持ちと庶民、この身分の差、不つり合いの設定は何回やっても美味しいですね。 高嶺が庶民と感覚がずれていてなおかつ性格が最悪なので、花がそれにいつも突っかかる感じです。 どっちもツンデレでデレの部分ニヤニヤが止まりません。 デレる部分はいつも両者が一歩歩み寄ったとき。 正反対はある意味ベストカップルやも。と、少女漫画を読み漁り思う今日この頃。 「花より男子」の道明寺とつくしのあの関係好きな人、多分これも好き。
地球温暖化を防ぐために人為的に地球を冷やす研究をしている父を持つ男女の双子の諒と幾。母のお腹にはもうすぐ産まれる弟がいて家族は幸せそのもの。将来は父のような研究者になりたい諒は南極調査に同行するはずだったが運悪くカゼを引いてしまう。そこで正反対の性格である幾が双子である自分が代わりに行くと言い出し父と共に南極へ向かった。しかし前例のない巨大地震が南極で発生したことで家族も悲劇に襲われる。海面上昇により水没し始めた世界で、大人になった諒は海上保安庁の隊員となり人命救助に従事していたー。 現在グランドジャンプに掲載されたのはEpisode0の前編と後編なので、物語はこれからがスタート!なんだけど、壮大な内容ですでに引き込まれてます。
とにかく表紙が全部良すぎる…!画力と色使いの暴力(褒め言葉) 何事にもゆるくて美貌の主人公と、真面目熱血警察官のスリルたっぷりアクションサスペンスで、なんと主人公(男)がお色気を担当します! 耽美な絵、幻想的な怪奇事件、暗器を用いた迫力あるアクション…。この3つが一体となった他にはない唯一の読み味。 読めば高い画力で緻密に描かれるアジア風の世界観に魅了されること間違いなし…!本当にうっとりしてしまいます🤤 (画像は2巻8話より。主人公・詩郎が自ら作って売る花傘)
絵が可愛いのでなんでも食えそうな気がしてくる。 サバイバル系と料理もの多いけど絶対実践できなさそうって思ってしまう。 これ、孔雀食ったらこういう味みたいなさらっと好奇心に対しての答えを提示してくれるので、蘊蓄としていつか人に言ってみたい。 これ◯◯味ですよ…
矢萩貴子のクチコミを投稿しようと思い、マンバの作品一覧を見たら、そのあまりの猥雑さに、ほとんど感動した。 ご興味のあるかたは、この「矢萩貴子」の名前をクリックしてみてください。 そして、そこにズラズラと並ぶタイトル(?)やあらすじの、ド直球で明け透けで奥行きのない下品さに、言葉を失っていただきたい。 その後でぜひ、この『Dark Moon』の試し読みを開いてみて欲しいのだ。 オープニングのカラーから巻頭数ページだけで、この漫画家が持つ画力の精緻で凄絶なクオリティーの高さが、まざまざと分かると思うから。 かつて、レディースコミック誌というジャンルがあった。 当初は少女マンガを卒業した読者のための、男性向けでいう「ヤング誌・青年誌」のようなくくりを意味していたと思うが、やがて多様な進展を示して、主に短篇読み切りの成人女性向けエロをメインとする一群が隆盛し、そして、BLやTLの発展と入れ替わるように、急速に衰退していった。 多くのレディコミ漫画家は少女誌デビュー後にその発表の場を移してきており、作風自体は(少し古い)少女マンガのものだった。 一方で、牧美也子や川崎三枝子、あるいは森園みるくのように、(かなり古い)劇画テイストを手に入れた作家もいて、彼女たちはレディコミ界のケン月影とも言うべき無視できない漫画家たちである。 そして、それらとはまったく異なる光芒を放つ硬質の個性として、矢萩貴子は存在したのだ。 「東京芸術大学で油絵を専攻。卒業後、絵画教室の講師や高校の美術の非常勤講師をしながらSMを題材にした同人誌を作り、1987年(略)デビュー」(Wikipediaより)だそうだ。 まるで団鬼六ではないか。 つまり、矢萩貴子は、伊藤晴雨や喜多玲子と一直線に繋がる「闇の絵師」なのである。 エロを描くという志にその身を捧げた凄腕の絵師は、歴史上枚挙に暇がないが、レディコミというあだ花なジャンルにおいては、矢萩貴子こそが無比の存在だとつくづく感じる。 ただ、現在の読者にとって「面白い」作品かと問われれば、少し言葉を濁すことになるのだけれど。 彼女を心から賞賛するまでには、私たちの時代はまだ成熟していない。
読んでいてメチャクチャ辛いのにページを捲りつづけてしまった作品。面白い…! 辛い、と感じたのは、主人公・たくまの性格と振る舞い。 妹に対して身内の特有の無礼さでモノを言い、Twitterで毒を吐き、会社の人間がいかにくだらないかを愚痴る(暗に自分は違うと言いたい気持ちが透けて見えるところがまたムカつく)。 始まって3ページで「うわ、こういうやつ無理だわ…」と思わせる主人公はなかなかいない。 自意識過剰で自尊心が強い小物。 現代文で習った懐かしの「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」という言葉が頭に浮かんでくる男。それがたくま。 そんな小物・たくまの振る舞いは見ていて痛々しいのだけど、読者である私もまた小物の自覚があるので、いつの間にか主人公にガッツリ共感していた。 ここまでかなり悪しざまにたくまを語ったけれど、たくまはちょっぴり嫌なヤツなだけで、悪いやつではない。読み進めるに連れて、その人間臭さがとても愛しく感じられる。 「たくまがTwitterでずっと繋がってて時々やり取りするだけのフォロワーの『エス』が、じつは今をときめく人気俳優の『なるさや』だった」という設定だけ読むと、BLでありがちな突飛で薄っぺらい展開のように思うかも知れない。 しかし実際は、2人の感情の動きを非常に丁寧に、かつ最初にたくま視点で描かれた場面をエス視点でなぞり直すため、かなり生々しい物語となっている。 ひたすら2人の内面のゆらぎに焦点をあてた読み応え抜群の作品。エロもないので、ぜひ普段BLを読まない人にも手にとってほしいです。 (画像は3話より。たくまはこ〜〜いう、しょうもねぇところがあるんですよ。で、このあと自己嫌悪する。そこがいい…!)
※ネタバレを含むクチコミです。
この短篇集は、奇跡のような一冊だ。 特に収録作の「スノウブラインド」は、90年代短篇漫画ベスト10が選ばれるとすれば、かなり高順位に入り得る名篇だと思う。 すぎむらしんいちの、シーンやエピソードを描く能力は、本当に卓越している。 陶酔してしまうほどに。 (シークエンスやストーリーを語る能力は、また別の話ではある) そういう意味で、谷口ジローのような才能だ。 どちらもとても画力に優れた漫画家だ。その方向性は随分と異なるけれど。 附記ですが…。 『ALL NUDE』は、短篇2本を追加収録し『スノウ・ブラインド』というタイトルで後に再刊されています。 しかし、電子書籍では『ALL NUDE』というタイトルで、『スノウ・ブラインド』と同内容のものが販売されています。少しややこしいですが、購入を検討する場合、そのあたりにご注意くださいませ。 あと、上記の短篇「スノウブラインド」は、電書の試し読みで読めてしまうの、ちょっともったいないと思いますです、ハイ。 (つまり、ここから今すぐ絶品の短篇がサクッと読めてしまうのですよ、ハイ。もったいない、もったいない)
国民にとって利便性を重視した施設や建造物ばかりが増える中、その存在自体を国民の手で守ってゆくべき新たなシンボルが必要であると考え、江戸城の再建を計画する男、堀川。 しかも当時と同じ完全木造建築として!ロマンがある!! 主人公は決して行き当たりばったりの夢みたいな話をしているのではなく、経済効果や建築技術の継承、日本の伝統に対する国民の意識向上など多方面から鑑みて、現実的かつ日本に必要不可欠な計画であると考えている。 しかしせっかくの歴史的建造物の再建、ただの観光スポットに成り下がるわけにはいかないが、主人公がいう「国民自身が守る」という意識を共有させるのは相当ハードルが高いように思う。 一話目の後ろに掲載のコラムも興味深い。江戸城があっての今の東京なんだとびっくり。 正直、城に関わる日本の歴史にほとんど関心がない自分だが、もし本当に東京に江戸城が…と考えるとワクワクする!
正解がないからわからない、苦手。と考える人はほんとにたくさんいると思うんです。巨匠なんかは自分が楽しめればそれで、とか感性のままに描けば、とかそういう曖昧な事を言ってるイメージで。 でも、やっぱり正解に近い公式的なものはあったんだなと。この漫画を読んで思いました。 私は昔から美大生に対して尊敬に近いような憧れがあったのですが、それを更に加速させつつ親近感も出てきて、こういうのを待ってたんだよ…と思った漫画です。
こんにちはマンバでっす!!いよいよ映画「ザ・ファブル」が来週公開ということで、「ファブルのここが好き!!!!」をまとめてみました。 http://the-fable-movie.jp/ ちなみにドランククイーンヨウコ姉さんの「チュッ😘🍋」は、8巻85話に収録されています。 「ザ・ファブル」クチコミマンガ〜これだけは抑えておけ編〜(1/2)
こんにちは、マンバです!!「本田優貴先生のただ離婚してないだけをとにかく読んでくれ〜〜!!」という気持ちをマンガにしました(ネタバレ無し) このクチコミを読んだら、とにかく試し読みボタンをポチっとしてくださいね!! 「ただ離婚してないだけ」クチコミマンガ(1/3)
子どもいらない宣言をしていた人が妊娠した。 子どもがいる楽しい人生、いなくても楽しい人生。どちらにしても夫婦で向きあって決めないといけない事があるけれど、後戻りできない一歩をなかなか踏みだせずにいる主人公。 年齢的なことを考えれば、ある程度の決断や計画は、もう後回しにできない。 夜中のカップラーメン(+ご飯)を愛する夫婦生活に不満はないけれど、夫は子供に関して危機感もなく他人事のよう。 仕事もやり甲斐があって、子供に対して慎重になってしまうのは当たり前の環境だと思う。 だからこそ「一歩ずつ」が大事になってくるような気がする。 子どもが欲しいという明確な希望がなくても、いる人生といない人生を天秤にかけて悩んでいる人は多いと思うので、そういう人たちの背中を押すような話になるのか、ねむようこ先生待望の新連載!続きを楽しみにしています。
ハーレムビートの西山優里子先生の作品で、それほど有名ではないかもですが強烈に印象に残っています。主人公の設定が特殊すぎて映像化が難しかったせいもあるでしょうか。彼の持つ「悪魔のごとく個性的で、天使のごとく美しい幻のボーカル」ことドラゴンボイスと、ボーカルグループ「Beatmen」のハーモニーが合わさって生まれる新しいサウンドというのがどういうものなのか、実際に聴いてみたかったです。 漫画を読んで「これは聴いてみたい!」と思ったのはほかには「BECK」と、「ハレルヤオーバードライブ!」と、「四月は君の嘘」があります。どれも既存のYoutubeやiTunesやSpotifyなどでは見つからなさそうな未知性とファンタジー性がありました。
6巻まで読了 6巻でいじめにあっていた子をヒナが庇って標的にされる。 その時、祖父は「よくやった、勇気ある行動だ」と賞賛し、姉は正義なんてどうでもいいから逃げて欲しかったと漏らす。 「いじめ解決策」で検索しても100パーセントの解決策はないといった桐山の元先生の言葉、確かにその通り 別の物事に置き換えてもその通りだと思う。 立場が変わるだけで答えも変わってくる。 勧善懲悪でない漫画は面白い。 現実は勧善懲悪はありえないのでその現実に近い漫画の方がより人間らしく思えて面白さを感じる。 何を困っているかキャラによって違って、主人公がそれをどうしたいか自ずから動く漫画は面白い。この漫画はみんなそれぞれ身勝手でエゴがあって必ず人が思った通りに人は動いたりしない。 生きてる人間を漫画にかくとこうなるのか。 そう思ったので忘備録として書き留め。 あと流石ここまで読んで読みにくいと思った箇所、全くなし。 名作ですね。
平沢ゆうなさんと言えば『僕が私になるために』という実録性別適合手術エッセイマンガが非常に面白くためになったのですが、それからいくつかの短編を経て始まった待望の連載が『白百合は朱に染まらない』、そしてこの『鍵つきテラリウム』です。 『鍵つきテラリウム』は、(コミックスにも掲載されている)webで掲載された0話にあたるフルカラーのプロローグを初めて読んだ時、そこに描かれていた美しいポストアポカリプスのコロニーの風景に一瞬で心奪われました。元々、私は廃墟萌えの性質があり終末世界系は大好きですし、特に人の手によって造られた建造物が崩壊してそこに草花が生い茂っている感じも大好物。それはもう堪りません。 更に、人間とロボット的なテーマも入ってきて心の奥底まで優しく、時に切なく響き渡るストーリー。それらが生み出すハーモニーは非常に上質で心地良いものでした。ずっとこの世界に浸っていたいと思える稀有な作品です。平沢ゆうなさんのカラー背景がとても良く単行本の店舗購入特典各種も素晴らしいので、ずっと描いてて頂きたいと願ってしまいます。 『少女終末旅行』、たつき監督作品、ニーアオートマタなどが好きな方にもオススメしたい一冊。
もし2019年の恋愛マンガの中で男女双方ともにピュアな純愛指数を競うランキングがあったら確実に五指には入るであろう、ピュアをじっくりことこと煮詰めてピュアでコーティングしたような作品です。 画力も高く特にヒロインのかわいさが際立ち、主人公が人生初の一目惚れをするのも絵で納得感を得られます。 真面目に頑張ってきた青年が真っ当に報われるという意味でも気持ちの良いお話です(ちょっと報われ過ぎではないか、羨ましいぞちょっとそこ替われ、といった声も聞こえてきそうですが)。 この先もぎこちないながらも愛に溢れた新婚生活の模様が描かれていくのか。それとも、タイトル通り「いとなめず」という部分で波乱や困難が待ち受けるのか。いずれにせよ悶えやニヤニヤに苦しむことにはなりそうです。
一巻読了 華やかでオシャレ料理漫画、雰囲気だけかなと思ったらそんなことない しっかりと職人の仕事漫画! 内気な主人公だけど料理の天才…天才は寡黙 料理の知識もしっかりと入ってるので読み応えがある いい漫画に出会えた
すごい面白かった~ 岩明均原作の時点で高まったハードルも余裕で超えていく面白さ。テンポの良さ。 悪意あるとしか思えない信長の顔も最高。鬼畜感が出てる。
「オナニーマスター黒沢」以来横田卓馬先生のファンなので、マジック・ザ・ギャザリングやったこと無いけど読みました。 時は98年、「中二病」という言葉がまだ無い時代。オタクで秀才の主人公の少年と、隠れオタクで才色兼備のヒロインの少女が、MTGを通じてクラスメイト達には秘密の交流をする話です。 あらすじからして既に尊みで胸いっぱいなのですが、冒頭の意味深長な彼女のセリフに始まり、放課後の神社、夕暮れをバックに自転車の二人乗り、などなどベタなシチュエーションにいちいちグッとくる。90年代懐かしのネタも豊富にぶっ込んでくるので、30~40代のとくにMTGにハマってた人なんかにはたまらないのではないでしょうか。
表題作の「剣術抄 新宿もみじ池」は単純に書くかな仇討ち相手を探していたら、実は釣り仲間で剣術の師匠だったという内容。たださすがとみ新蔵という感じでいつも通りの剣術話と人間愛に溢れた短編だった。 ただ個人的には「虎vs人間」を書いた「孤高の虎」の方を強く推したい。虎に対して憐憫や尊敬を持ちつつも状況の変化で戦う必要が出てくる。まさかあのような戦い方で終わり感動的なラストになるとは思わなかった
終末漫画の名作にまた1作品はいったな、という感じです。 ロボットと人間の寿命は違う、それを突き詰めて考えていってこの話を生み出されたんじゃないでしょうか。 人間が死んでても看病し続ける医療用ロボット…悲し寂しすぎる! 無理矢理破壊して停止させない主人公が優しい。解決策見事です。読んでください。 ロボットに感情持たせたらロボットと人間の違いなんてないのかも。 優しい話でした。
名作の条件として「どんな時代に読んでも通用するように、固有名詞や時事ネタを入れない」みたいな話あるけど、本当にそうかな?と思う。ここには2010年代の政治、芸能、流行など色んな事象を皆がどのように受け取ってたかという、ものすごい情報が詰まってる。今はネットがあるから分からないネタは調べればいいんだし(あえて古いネタを入れてたりするので後世の人は混乱するだろうけど)。 週刊少年ジャンプ本誌から少年ジャンプ+に移行した3巻からのキレが素晴らしく、ジャンプもう読んでないよっていう大人にこそ読んで欲しい。記憶から捨て去られたゴミみたいな話題で脳が活性化するのが気持ち良い。
コンビニでバイトしてる高校生の柴崎くんは常連のちっちゃいお姉さんのことが好き。一方お姉さんは飼い猫に似ているという理由で柴崎くんのことが気になっている。どちらの視点でも話が描かれるのでお互いの気持ちが読み手には丸わかりでニヤニヤがとまりません…! 3話まで公開中です↓ https://magazine.jp.square-enix.com/yg/introduction/conveni/
5月のヒロイン大賞優勝候補の一人はこの『映写室のわかばさん』のわかばさんでしょう。 まだアナログフィルムを使って映画を上映する時代。クーラーもなく茹だるような暑さの映写室で、汗を迸らせながら映写機を繰るわかばさんの魅力たるや……その仕事のわずかなインターバル中に独り雄々しくラーメンを啜る姿たるや…… 『ボールルームヘようこそ』のダンスシーンに覚えるようなエロスを、ストイックに仕事に従事するわかばさんから感じずにはいられません。 オールナイト上映の際は当然徹夜仕事にもなる訳ですが、そんな過酷な労働環境の中でなぜわかばさんがそこまで力を入れて映写を頑張るのか。その答が描かれた1巻最後のエピソード、そして基本塩対応のわかばさんにあってはとても稀有な最高の笑顔はぜひご自身の目で確認ください。
最近何かと話題に上がるプロレス女子、略してプ女。ただ、本作はプロレスのことを全く知らなくても楽しめる内容です。 花の女子高生かつ美少女でありながら、普通のイケメンには興味がなくプロレスが大好きでイカついヒールレスラーに心を奪われているヒロインの恋物語。 SNSでのささやかな交流をお互いに楽しみにしているところから始まるのが現代的です。とにかく推しが尊すぎるが故に、実際に対面しただけで感極まり泣いてしまう純朴なヒロインに共感します。 お互いに好感度が高い状態からのスタートではありつつも、しかしまだヒロインは女子高生であるという部分で社会的な障壁は存在せざるを得ません。それをどう解きほぐして行くのかも見所の一つです。 メインの二人がピュアすぎて心の中では随所で思わずツッコミを入れながらも楽しい気分で読み進められます。 明るい恋愛マンガ好きの方にオススメです。
今、毎回とても楽しみにしている作品です。『のぼる小寺さん』や『しったかブリリア』はそれはそれで面白く読んでいたのですが、珈琲さんの最新作がまさかこんな胸を熱くさせてくれるダンスマンガになるとは! 元々、女の子が非常にかわいい珈琲さんの絵ですが、とりわけこの『ワンダンス』のヒロインである湾田さんのかわいカッコよさと来たらもう。部長の恩ちゃんもまた推せる逸材です。 マンガはアニメと比べると絵が動かないメディアではあります。ややもすれば動きのあるスポーツ、とりわけ本作のテーマであるダンスのようなものを描くのであればアニメの方が向いているというのが普通の考え方かもしれません。しかし、逆に言えばマンガは連続して存在する世界の中の最高の瞬間を最高の切り取り方で留め置くことができるものでもあります。美しい一コマに出逢った時に、停止ボタンを押す必要もなくずっと止まって眺めていることもできるのがマンガというメディアです。 そういう意味でこのワンダンスの決めゴマはまさにマンガ表現の特性も十全に生かした素晴らしいものであり、大いなる美しさを感じました。決して動きがないと言いたい訳ではなく、むしろ読んでいるとダンス未経験の私でも自然と体を揺らしたくなってしまうくらいの躍動感もあります。 女の子への憧れと、未経験の競技への挑戦、努力と成長という王道的な要素でしっかりと熱くなれつつ、スタイリッシュな表現があいまって上質な時間を満喫できる一作です。
あまりにも切実で、あまりにも強く共感する所があって、読んでいて名状し難い感情に襲われます。大好きです。 近年持て囃される「編集者不要論」。誰しもが情報を発信できるようになった今の時代、作家も個人で電子書籍を出版することが可能になり、宣伝も編集者より作家がSNSを活用して行った方がむしろ効率的な場面すらある世の中。 旧来の枠組を超えた現代の編集者に求められる仕事というのも沢山あると思いますし、編集者がいなかったら即打ち切られていたりそもそも誕生もしなかった名作がどれだけあるだろうと思いもするのですが……。ともあれ時代と共にマンガの在り方が変わり、それに伴って編集者や出版社、その周辺の在り方も変化を余儀なくされている過渡期であるのは事実であると思います。 そんな時代背景をベースに、ファッション雑誌編集部からやって来たマンガのことなんて全然解ってなさそうな若い女性編集者に気を揉むベテラン作家のお話として始まる本作。最初は少しゆるい感じで始まりながら、1巻は強烈な終わり方をします。その後の展開を解った上でまた1話から読むと何とも言えない味わいがあります。 単行本の続きがすぐwebで読めますし、そこからが真骨頂となっています。特に 「私が世界と繋がれるのはマンガだけだから」 というセリフは共感というレベルを超えて「これは私だ」と思わされて泣けました。ぜひ最新話まで追ってみて欲しい傑作です。
本作は極めてシリアスに性差と心と体の問題を描き問い掛けて来る物語です。 主人公は元々同性愛者であり、自分の想い人に想われている幼馴染のヒロインからの告白をむしろ疎ましく感じてしまうという状況下で、1000人に1人が罹患する「異性化症」という疾病によって主人公とヒロイン両方が異性化するという所から歪んだ物語が始まります。ただでさえ深く悩んでいた彼らに、更に追い討ちをかけるように降り注ぐ過酷な運命。 人は自分の性に対する不満や異性になってみたいという欲求がどこかにあるものです。実際にそういった部分をテーマとして描く作品も近年増えています。ただ、その内の多くはコミカルな要素を持って描かれるもので、本作のようにシリアスに徹して男女それぞれの抱える辛さについて肉薄するものは珍しいです。 途中で起こる事件は非常に痛ましいものですが、そうであるからこそ読者の心に爪を立てて問いを喚起するものとなっています。世間で言われていたことを他人事として受け止めていた主人公が我が身でそれを体験した時の 「女になるってこういうことなのか」 というセリフに確かな重みが与えられています。 商業デビュー作とは思えない筆力で叫ぶように描かれた本作が主人公たちをどういう結末へと導きどういう結論に達するのか。必ず最後まで見届けたい意欲作です。 咲次朗さんのpixivアカウントでは他の作品にも触れられますので気に入った方はそちらもどうぞ。
実在のゲーム制作会社を舞台にしたお仕事漫画。エンタメでありながら、胃が痛くなるようなリアルさで面白い。「NEW GAME!」よりは「東京トイボックス」や「SHIROBAKO」寄り。ロマンや情熱、挫折と成長……も無いではないですが人間どうしが集まった"会社"というものの難しさが描かれています。 全話無料公開されています。 https://www.famitsu.com/serial/chasergame/201812/17169258.html クリエイター論としても非常に共感できる内容です。 あとITの分野の話なのに絵やノリがレトロでちょっと新鮮w
作者が最初に想定していない展開というのは、マンガを読んでいく上でのライブ感としてたまらないのですが、この作品はそんな展開で紡がれた傑作の一つです。 作者の片山先生自身、キャラクターが転がって出来上がった作品だと語っていますが、物語の初期と中盤からの展開の違いに驚き、どんどん引き込まれていきます。 麻雀好きな友人に貸して読ませたことがあるんですが、大変好評でしたし、片山先生の作品の中で傑作として挙げられることも多いタイトルです。 この作品を読んで、競技麻雀というストイックなルールがあることを知りました(一発・裏ドラ・カン裏ドラなし)。 麻雀というゲームに、「流れ」は存在するのか。非常に深いテーマですが、読み終えた読者は恐らく何らかの結論を出せるのではないかと思います。鬼押出氏と語るパラドックスや、大介、八崎プロの名言など、脇を固める存在もとても魅力的です。 麻雀漫画というのは基本的にニッチな分野だと思いますが、ジャンルにおける金字塔として広く読まれて欲しい作品です。
高校時代にずっと好きだった進藤くんと不倫相手の部下として再会する。しかも彼はゲイになっていて上司のことが好きだという。恋敵だし自分は恋愛対象にならないはずなのに進藤くんの魅力に抗えない主人公。←ここまでが「巡恋歌」(2007年)。そして続編が表題作「イタイほどかわいい」(2014年)になります。この短編集は作者の阿仁谷ユイジさんご自身が企画プレゼンしたらしく、あえて最古作の続編を最新作として載せたかったとのこと。7年も間があると進化 がすごくて(進藤くんがFカップになったり)、その見所も加わってより面白い。他にも教え子と恋しちゃう先生の話とか、エロかわいい女の子が盛りだくさんでした。
佐々木倫子さん好きなんだけどテレビ業界に興味がないので今まで読んでいませんでした!ドラマ化したのをきっかけに読んでみたらさすが佐々木倫子。面白かったです!なんというか…笑いのセンスが万人受け?大人が笑えるギャグ漫画って少ないと思うのでぜひ拡めたいです。もちろん下地になる取材がしっかりしているから通したストーリーも読み応えあるものになっているんだと思うのですが、所々に散りばめられた笑いにやられました。
末広光名義で、『彼女の野性が手に負えない』のタイトルで、2019年6月6日YJ27号から連載スタート。 連載版1話を読切を比べてみると、読切のほうが鯖井さんが少しおとなしい感じかな(ヤバイのは一緒)。あと師匠ポジションのお父さんが若くて格好いい。 ↓読み切り https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156630777437
女性で刀?使い主人公かっこいい 死んで蝶になるバタフライストレージの設定同様、出てくるキャラに重みと深みがある 死者と話すなんてトンデモですが近い未来実現したりして… PTSDでメガネたくさん持ってる上司が好きです
バリバリ仕事をこなすエリートサラリーマン上條の一途な恋を描いた、ど真ん中ラブコメディ。 お相手は大衆的な中華料理屋で懸命に働く中国人。ちょっと気が強そうだけど芯のしっかりした可愛い女の子です。カタコトの日本語もいい。 そんな彼女には日本でどうしてもやらなければならないことがあり…そして滞在できる期限も迫っている。 彼女こそ運命の相手だという上條の思いは、国境を超えることができるのか。エリートのくせにちょっとドジ、でも倒れても倒れても立ち上がる上條のガッツは見習いたいほど熱い!そしてネットカフェでのシーンはドキキュン必至!!
サバイバル子、ならぬ鯖井春子は強い子孫を残すために交配相手(パートナー)を探しに森から街へやってきた!にしては意外に小奇麗な女の子。ワニ背負ってるけど…トラックに轢かれても平気だけど… 運悪く?居候先に選ばれてしまった小平坦くんは、これから彼女の野性が手に負えなくて、大変なことになるのでしょう。 読切作品が元になって連載化したみたいですね! https://manba.co.jp/boards/91325 元気が貰えるハイテンションコメディ!楽しみです。
いかにもガンガンPixivっぽいオフィスラブコメ。クールな冬月さんがときおり見せる可愛い一面に氷室くんが毎回尊死しています。 https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=70449022 というかこの漫画を読んでオフィスカジュアル女子に目覚めつつあります。スーツも好きだけど…… というかなかなか話が進展しないので冬月さんはいつでもビジカジだし氷室くんはいつでもスーツなのだった。早くデートのひとつでもして休日着姿を見せてくれ
「ルールに縛られる」、「ボディにガタがくる」など、アンドロイド好きの萌えを抑えたいい読み切りだった。 姉のような母のように見守るドロシーと、そんなドロシーを大切に想うマリアン。 家族として築いてきた愛があってこそ、最後の結末は切ないけれど温かく救いがある。 欧州のような街並みと可愛らしい服がとても魅力的だし、この世界のロボットについてもっと知りたいのでぜひ連載で読んでみたい…! イヴの時間、AIの遺電子のような、ロボットと人間が家族として暮らす物語が好きな人におすすめです。あと個人的に百合としてもすごく素晴らしい作品だと想うのでぜひ…! http://www.moae.jp/comic/thegate_yumemirugarakuta (画像は本編より。時には誰より素敵な王子様となるドロシー)
ブロッコリーのことを「凝縮された森」と呼んだ天才にならい、『この音とまれ!』のことは「凝縮された少女漫画」と呼びたい。この作品はジャンプSQ.で連載されていますが、コマ割りが少女漫画であるため勝手に少女漫画と呼ばせていただきます。 4月にアニメ化されるということで放送前に読んでみたのですが、まあ〜すごい作品でした。何がすごいって、**とにかく見所が多すぎる…!** **・主人公の過去が凄惨(不良に琴職人の祖父の家を焼かれる) ・琴の名家に生まれたヒロインのお家騒動がヤバイ ・顧問が実はめちゃくちゃすごい人 ・ライバル校のキャラがやたら濃い** 辛い過去、ハードな練習、美しい演奏描写、琴の知識、熱い友情、恋の予感と、とにかく注目すべき要素が多いんです。 **私が思う少女漫画の名作の条件の1つは、「ドラマチックな悲劇が起こりそれを愛・友情で乗り越えていく」こと。**『この音とまれ!』はその条件に当てはまる部分がすぎていて、**凝縮された少女漫画としかいいようがない。** まずそもそも**作者(とそのご家族)がお琴の経験者で、琴の演奏描写が非常に優れていて読み応えがある。**そこへさらに、先に挙げたようなヘビーな設定を次々持ってくるもんだから、ドラマが洪水のように襲ってきて読者は感情を付さぶられまくる。そして、思い出したようにヒロインといい感じの雰囲気になるシーンが挟まる。 んもう、最高にエンターテイメント…!! またテーマである**「琴」の演奏シーンの作画は常に大迫力**で、読み終わってソッコーで本物の演奏を比べてしまったほど。作中に登場した、アミュー先生の家族がこの作品のため書き下ろした楽曲はYouTubeで聴くことができます…! https://www.youtube.com/watch?v=Y_Db88Ef6FQ ちはやふるやナナマル サンバツなど、熱い文化部漫画が好きな人は間違いなくハマるので、ぜひ手にとってください!(※なおアニメはおすすめしません!)
前ジャンプで連載してたBOZEBEATSも1話からえげつない作画力で、首都高でガンガンアクションしてた気がします。 これもしょっぱなからうますぎる… 顔に傷があってベラボーに強い青年なんてドストライクすぎて好きすぎるので追っていきたいです。 中華風女性とタイ人の少年という多国籍な感じも好きです。 街並みも世界観もわくわくする…!
「多国籍化して秩序が失われた未来の日本」という設定は、SFとしては全く目新しさはないけど、ジャンプとしては相当新しいな〜と感じた。 あらためてマンバであらすじを読んでみて、「これジャンプか?」とビックリしてしまう。 個人的に電子マネーが登場するSFが好きなので、2049年でも現金使ってるのかよと笑ってしまったのと、今のところ多文化主義をディスってるようにしか感じられないのとで、今ひとつ面白いと感じられない。 まだ1話なので、これから面白さかっこよさで唸らせてくれるような展開を期待。
若干18歳にしてA代表に選出され、ビッグクラブへの移籍も確実視されている日本サッカーの至宝・久保建英。いま連載されている主要なサッカー漫画に、彼と同等以上の活躍をしている高校生はいません(まぁ現実にもいないんですけど)。アオアシの栗林もBeBluesの久世も、主人公の遙か先をいく圧倒的存在として描かれていますが、久保建英はそのさらに遥か先を行っています。 かつての名作には名門バルセロナで活躍する大空翼、メジャーリーグで投打に燃えた茂野吾郎などがいました。漫画だからこそ自由に描けた夢に、現実が追いついてしまいました。それによりスポーツ漫画に求められる役割が少しずつ変わってきたような気もしています。 読者が憧れるヒーローや漫画ならではのスペクタクルといったものから、競技そのものの面白さ・奥深さ、競技を取り巻く人々のドラマなどにスポットライトが移ったような印象です。 代表的なのがサッカーなら「フットボールネーション」「アオアシ」「サポルト」「ティエンポ」、野球なら「バトルスタディーズ」「グラゼニ」「ラストイニング」など。 本カキコミのタイトルに井上尚弥の名を上げておきながら不覚にも次世代的なボクシング漫画の例が思いつきませんでした……。ティエンポみたいなボクシング漫画、読んでみたい!
今週からトーキョー忍スクワッドが始まったので去年のはちゃめちゃに面白かった読切を再読。 絵の巧さ・キャラクターの個性・演出・コマ割り・カメラワーク・ストーリー。 どれもずば抜けていて何度読んでも面白い完璧な読切…! なんでこっちで連載しなかったのか謎なくらいひたすら最高。 この読切を読むために250円払って2018年39号を購入しても後悔はないのでぜひポチってください。 https://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2018035D01_57.html 物語の舞台が、学校から恐ろしい黒猫が現れるトンネルへ移ると、作者の素晴らしい演出で緊張感がグッと高まる。その緊張感が、主人公の能力が明らかになって一気に解放されるのが爽快…! あの猫は一体なぜ七瀬を守ってたのか。 お姉さんは一体何者なのか。 景はなんで電話をするときわざわざ右手で左耳に当てるのか。 景になぜクソやべーやつが憑いているのか。 読切で明かされていない、余白の部分にワクワクして止まらない。 「怪奇ホラー路線が呪術廻戦と被っていなければ、連載に採用されていたんだろうなぁ」と思わずにいられないほどの完成度。 今回読み直してみて、改めて新作への期待が高まりました。 (画像はトンネルに入るシーン。ここで飛び出し坊やをアップにするのすごい好き。このあと急激に緊張が高まってバーン! と景の能力が明かされるのが最高…!) 【追記: 2020/09/02】 連載版の感想はこちら↓ https://manba.co.jp/topics/25125
読み進めるごとに戻れなくなる呪いにかかります。(アビスとおんなじ。 かわいい絵柄ですが読書感としては「かわいい」が3割で残り700000000000割くらい全部「畏怖」です。アビス恐るべし。恐るべしなんて言葉で表せないくらいやばい。この世界。 読んでなくても知ってる人は知ってるかもですが、「アビスの呪い」がほんとにエグい。 アビスにはいくつかの〝層〟があって、潜る分には全然OKなんだけど、そこから地上に戻ろうとすると、層ごとに異なる〝異常〟に見舞われます。 潜るのはOKなのに戻るのはダメって……なにか「帰さねえよ?」って言われてるみたいで怖すぎる。ふるえ。 作中で実際に「アビス信仰」なんてものがあるのも頷けます。信仰しちゃいそう。 久々にドッキドキする漫画だったので、まだ読んでない人はぜひ。 こちとら記憶を消してもう一度読みたいです。ハディま……。
構成から絵からもはや神の御業レベル。過去の傑作「Boichi作品集 HOTEL」に通じる部分はあるものの、根底にある人間賛歌は、今作の方がより色濃かったように思う。原作のORIGINを未読の人でも楽しめる読切だが、最高のエピローグを見たいのならば、原作ラストを読んでから手を出した方が絶対に良い。この読切がどうかORIGINの最終巻に収録されますように…
新シリーズとなり、ますます表紙が図書室にあった小学生向けの怖い話みたいになった「化け猫おはし」。 1話の「おどるの巻」ではテレビをつけることを学んだおはしが、三味線にあわせて踊っているのを観て真似して踊りだします…めちゃんこかわいい。 手ぬぐいの代わりにタオルを被ってノリノリで踊っていたところを子供たちに見つかり、なんとかごまかそうとするのですが、そのごまかし方も最高にかわいい…!! 4話の「ひっかくの巻」は、家族を傷つけてしまったことで苦悩するおはしと、お母さんの愛情に思わず涙がこぼれそうになりました。優しい世界…! スマホでサッと読めるので、いつでもどこでもおはしに癒やされてください! https://www.sukima.me/bv/t/ohashikobanashi/v/1/s/1/p/0 (画像は「苦悩!化け猫おはし 小話集」第1話より)
ブラック企業を辞め、転職先を探していたところ、気づいたら殺し屋になっていたカナコ。 ところがまさかのそれが天職…!! 前職の上司から始まり、狙った獲物は逃さないプロの仕事を今日も遂行します。 仕事にやりがいを持て、幸せに暮らしているカナコをみて私も嬉しいです。 仕事が板につきすぎて、こんな悩みまでできてしまいました。社会人ってたいへん!☆