ゆゆゆ2023/12/26あれ、なんにも解決していないようなスパスパと666番が刈り上げていくようすが、大変に爽快。 賞のコメントにもあったけど、同じ展開が続くのに飽きない。 動画になってもきっと爽快だと思う。 トラブルに突き当たって、解決策を模索して実行、やり遂げた666番は行動力がある。 あとは今回の行動に伴う今後のトラブルをどう対応するかが、課題だ。 スパスパ切って気持ちが良いだけでなく、深い。 チュンしか言えないけど、がんばれ。666番目の死神ジゃンプ4わかる
ゆゆゆ2023/12/26自分の孫に転生しちゃう??よくある転生モノなのだけど。 国の未来の危機で、どうにもならんからと言って、自分の孫に転生なんて、そんなことできるはずはな――できた。 死んだ。 生まれ変わった。 と、テンポよし。 余計なことは考えてないけない。 他人ばかりはどうにも変えられないからと、自分の力でなんとかしようとしてばかりの主人公。 三歳児になって、そこそこ喋れて動けるようになって、あれやこれやしていく。 記憶など引き継いでいるので、強くてニューゲーム転生。 死ぬ前はしなかった、学ぶこともきちんとしているので、さらに強くてニューゲーム状態。 もともとが規格外の武力なので、さらにさらに強くてニューゲーム。 規格外が規格外になっていくようすが楽しめる。 それから、転生するために薬をあおって突然死んだせいか、もとの主人公(皇帝)が神のように扱われているような。 これからいろいろなおかしなところを、幼さを武器に、あれやこれやしていくのが見どころになるんだろうか。 しかし、落ち着いた時代でどう生きて、三代目を勝ち取るんだろう。 大量の孫たちと武力戦だろうか。 今後の展開に乞うご期待。皇帝の孫に転生する皇帝三木なずな おおもりあめ3わかる
ゆゆゆ2023/12/26ネタバレ手フェチにはたまらないだろう勢いで、手が描かれている。耽美系な雰囲気の読切漫画。 後半、誰かの投書を読み上げる形で唐突に始まったラジオの「猫の手」の話。 やはり、手。 何も預かり知らぬだろうDJの話が、桃の心にグサグサと刺さる。 "パッと思い浮かぶほど最初の存在"で、"それほど側にいた"のに、「瑠璃」と名前を口にするのは癖のようになっていて、許されている行為だったはずで、変わらない感覚、それが彼女を傷つけていた。 そのことにも気づけていなかった。 手のペンダコについては何も伏線回収されていないから、実はあの投書は、店員の女性のものだったりしないかなと妄想してしまった。 そして、作中に彼女の名前は全く出ていなかったことに、今気づいた。其れの手も借りるほど壱弎ハルヒト3わかる
ゆゆゆ2023/12/25二人の行く末を見守りたいちょっと癖のある三白眼な男性が登場する山田金鉄先生のラブコメ作品。 癖があるけどみんな優しくてイケメンなのがたまらない。 本作の男性・榎田昴は女装が趣味。 女装といえど、高身長、細身とあって、漫画だときれいなお姉さんにしか見えない。 もともとかわいいものが好きだったそうだけど、はじめたきっかけをみると、かさね(主人公)と同じく「かわいそう」の感情がむくむくと湧いてくる。 主人公は目がくりくりっとした、ボーイッシュな女性。 カラッとしたポジティブな性格で、見ていて気持ちがいい。 そして、榎田昴のケツを揉む。 猫が毛布をふみふみするように、おしりを、もみもみ。 お気に入りのキャラクターをモミモミするように、おしりをモミモミ。 なんだか女性も癖が強い。 そして、ときどき低身長のかさね視点で描かれる、下から見上げる昴がとても色っぽい。眼福。 先生の他の作品と同じく、読んでニンマリ。 二人に幸せになってほしいなと思ってしまう恋愛漫画。かさねと昴山田金鉄7わかる
ゆゆゆ2023/12/23ネタバレその人が自称吸血鬼?! この人がホラー作家?!吸血鬼はすらっとした長身の美形だとか、ホラー作家は薄幸そうな細身の人っぽいとか、イメージというか、偏見というか、そういうものはあるもので。 1人1回の眼差しであっても、新しい人に出会うたびに、その眼差しを当てられ、違いに驚かれる続けるのは、相当なストレスだろう。 と、二人の共通点をしみじみ考えてしまった。 そんな重たいことを書いたものの、作品の雰囲気は重たくなくて。 きっとそれは、作者さんがおじさんキャラを好むのと、二人のコメディーのような軽いやり取りによるものかもしれない。 作品が売れていないディアスが落ち込み気味なので、エドワードがケロッと明るいのも好ましい。 なかなかよいコンビだ。 作者さんのXにあった、おまけ四コマもおもしろかった。 https://twitter.com/ainoridako/status/1737838258271469839ミスマッチタッグ藍野りだこ4わかる
ゆゆゆ2023/12/23推しを殺したい憧れすぎて、好きすぎて、これはもう嫌いなのかもしれない。 そんなセリフを言う恋愛漫画があったような気がする。 これはそれの漫画描き版といえばいいんだろうか。 自分がマンガ家・大森卓を超える存在になって、大森卓を殺したいという意味不明な発言をする大学1年生女・三秋縁。 人に作ったものを見られると快感を覚えるという性癖も意味がわからない。 普通なら見られることに抵抗を覚え、それに抗って人に見せ、批評を聞いて、プライドをずたずたにされながら強くなっていくはずなのに。 作品を見られて快感を覚えるせいか、配布するほど、見られることに躊躇がない。 作品に対する指摘はその場で直し始める。 この子、ものすごくできる子だ!! 対して主人公の小松くん。 若い時分に、ネットで好き勝手に作品を批評され、荒らされ、潰れかかっている所を担当らしき編集者はリアルでも批評してメンタルを潰してきて。 トラウマが深すぎるだろうに、小松のトラウマを横に置かせてしまう、三秋さんのマイペースさもなかなかすごい。 デコボコというか、デコデココンビだと思うのだけど、この二人によるボーイミーツガール&サクセスストーリーとなるのか。 今後の展開が楽しみ。推し殺すタカノンノ4わかる
ゆゆゆ2023/12/23サスペンス?ミステリ?絵画の秘密いったいいつの時代の話かわからなくなる、耽美的な絵柄。 でも宵子さんがいる雰囲気には、この絵柄が合っていると思う。 偶然、自称怨霊の宵子と出会った大学生の華。 未練を果たせば成仏できるかもとのことで、手渡された煤けた絵画のキャンバス。 怨霊とは思えないほど、素敵なお姉さんの宵子さんに、こちらも目を惹かれてしまう。 素敵なお姉さんだけどやはり怨霊のせいか、さらっと、呪いにかかったから死ぬだの、内側から恨みや憎悪が吹き出してくるだの、怖いことを言ってきてくれる。 そこがまた魅力的に思えてしまうんだけれども。 少しずつ明らかになっていく、宵子さんに起きたこともまた興味深い。 焼夷弾ということは、彼女は戦中を生きた人でいいんだろうか。 怨霊でもおしゃれな宵子さん。 宵子さんを失うのが怖い華。 これから、どういう展開になるんだろう。宵子の肖像鹿島こたる5わかる
ゆゆゆ2023/12/22関係を表現するための言葉が社会に足りていない!家族?かなと思ったら、冒頭で違うと書かれていた。 友達なんだけど、一般的に想像される友達ではない。 恋人でもない。 一緒にいて居心地がいい人。 それは一体何なんだろう。 じゃあやっぱり友達かな。 でも、それなりの年齢で、共通点は同級生で、それでルームシェアなんて、一般的な友達の枠からズレていて、それを説明するのが面倒。 わかるようで説明が難しい武田くんと有田くんの不思議な関係性。 それから、籍を入れていないけど、子連れ女性と同棲している店長。 けじめを付けるところは付けろと妹を介して伝えてくる老いた親。 話だけ聞いていて、板挟みの姪。 姪にも悩みがあって。 友達に彼氏ができたら友達として遊べなくなるの? 嫌だとは言えないの? 武田くんと有田くんの何気ない日常に加えて、うまくいっているのに、世間の常識に合わせて語ろうとすると、機微がうまくいえない関係がつらつらと紡がれている。 落ちついた関係性に穏やかな気持になりつつ、ちょっと考えさせられる漫画。煙たい話【単行本版】林史也2わかる
ゆゆゆ2023/12/21さすが、「不穏系ほのぼの」コメディー読んでいて、ほのぼの平和な気持ちになった直後に、いたたまれなくなってくる。 人は見た目ではないというけれど、少女が禿げたおじさんになってしまったら、いろいろ大変そう。 おじさんが若い奥さんと手を繋いで寝たり、奥さんと砂場で泥遊びをしていたり…。 発言も幼い。 存在しないおじさんなら、まだ旦那さんの心も穏やかだろうに、彼は存在する上に空き巣だったから心穏やかになれない。 娘に空き巣のおじさんが入っているのだから、なおさら心は穏やかでない。 母は、おじさん化してしまった娘のことを心配していつも通り接するけど、人知れずはらりと涙もこぼれる。 みのりがご機嫌のときはほのぼのしているのだけど、ふとした瞬間、読んでいる方も我に返る。 不穏な展開を感じて、その思いは一層強くなる。 早く戻って! へんな仮面が悪かったの? 早く戻ってーー!! あらすじを読んでも意味がわからず読み始めたのだけど、あらすじに書かれていた「不穏系ほのぼのコメディー」の表現はだてじゃない。 ほのぼのなのに、ほのぼのできない不思議な世界観。あなたもご堪能ください。こどもどろぼう山吹4わかる
ゆゆゆ2023/12/21筋肉一辺倒と思ってはいけないボディービルダーが魔法少女に!という出落ちネタでは終わらず、天使とか悪魔とか海魔族とか、その他いろいろ出てきた。 そして、魔法少女になるからには、ものすごく強いボディービルダー魔法少女という設定かと思いきや、もっと強い敵も用意されていた。 パワーのインフレがえげつない。 ちなみにボディービルダーのあつしさん、ものすごく落ち着いているけど、まだ三十代。想像より若かった。 いろんなパロディネタが入っていたり、このイケメンその役割かと思ったり、やたらみんなで風呂に入ったり。ほのぼの。 でも世界は不穏。 不吉な気配を出しつつも、忘れていまいかと、筋肉が大量にでてくる。 まだ途中までしか読めていないけど、最終巻の表紙を見て笑ってしまった。 それまでの巻の表紙も、最終巻の表紙も、みんなこの作品を表しているんだろう。あの笑顔はこわい。魔法少女プリティ☆ベルKAKERU3わかる
ゆゆゆ2023/12/18サキュバスってなんだっけ?しっかり教育をしてから実戦に出さないとは、サキュバス業界も人が足らないのか、ブラックなのか…。 小学二年生のもとにやってくるわ、サキュバスが何をするものかわかってるようでわかってないわ、疑似精気を吸う様子はただのヤンキーだわ、なんとポンコツ! 母子家庭だから、しっかりしなければいけないと、小学2年生なのに母親が夜勤の夜は一人で過ごす颯太くんは健気。 健気だけど、外国だとできない設定。それとも外国だと、シッターか何かがいるけど何もしてくれない設定になるんだろうか。 そこにやってきたネムちゃん。 スキンシップが多い、ポンコツ変態サキュバスに対して颯太くんに思うことはあるようで…また健気。 セクシーなシーンがギャグという、不思議な漫画。ネムちゃんのせいで眠れないっ!もこやま仁3わかる
ゆゆゆ2023/12/16ネタバレまさかのストーブ『凪のお暇』の番外で、扇風機視点があったけども、こちらはストーブ。 どちらも持ち主を大切に思ってくれている。 ストーブは色々見ていたけど、見ているだけで何もできなくて。 スミオは色々思っていたけど、口に出して嫌われるのが怖くて言うべきことすら口に出せなくて。 えっちゃんは色々気にしすぎて、相手には言い過ぎて。でも言われなさすぎるのもダメだと気づいて、変わることにした。 誰かと一緒に暮らすというのは、絶妙なラインで成り立っているんだなと思った。 スミオがえっちゃんにひたすら連絡した気持ちも、それを受けたえっちゃんの気持ちも両方理解できて、そしてとてもすれ違ってて、悲しいなと思った。 解決してあげられるのは、暖めることができるストーブ、君だけだ。うみべのストーブ大白小蟹3わかる
ゆゆゆ2023/12/15ネタバレどうして男らしさが必要なのか(あくまでクジャクの話です)全部、それらしく説明するのかと思いきや。 2話目で披露した仮説は見当違いだった。 逆に清々しくて、説教じみてなくて、阿加埜さんのめちゃくちゃっぷりが伝わってきて良い。 1人生物学部部員(顧問無し)の阿加埜さん。 教師・久慈に顧問になってもらいたがっている。 ミスコンに選ばれたり、モデルをしていたり、めちゃくちゃ美人なのに、どこか変わっている。 どうして男らしさが必要なのか。 どうして仲良いあの子は私をグルチャで貶すのか。 阿加埜さんは、久慈の悩みについて孔雀やペンギンを例にした類似例を紹介、そして対処案を提示する。 先生が好きだからって、彼女に振られた(むしろお前が浮気だとまで言われた)先生を職からも追い出すんじゃないよ!! 淡々とした表情で、生物学的な長文説明を行い、先生を狙う。 きれいな顔に生まれた悩みを解消しようとして、こじれてしまったんだろうか。 久慈先生もなかなか濃いキャラクターだと思ったけど、ヒロインの阿加埜さんもさらに濃いキャラクターだった。あくまでクジャクの話です。小出もと貴6わかる
ゆゆゆ2023/12/15転生、悪役令嬢、男装。それに加えてBなLを楽しむ存在ちらり。主人公が男装した姿・セシルの言動がまるで昔のビジュアル系バンドのメンバーがやっていそうなことばかりで(本人曰く理想の男性像で男になりきっている)、女の子からキャアキャア言われても仕方ないよねと、ほのぼの。 ストーリー展開はシリアスありつつもコミカル。 際立つ、鈍感な主人公。 いや鈍感なのではなく、普通の人は男装してハーレム状態なんて思いもつかないのでは。 そう、男装して理想の男性的な言動をとって、女の子からキャーキャー黄色い声。 男の子からも「いや俺は男であいつも男だ」な展開。 死にたくないだけなのに、あちらにもこちらにもハーレムの芽が。 なんて罪な女の子。 セシルの鈍感さと、ドタバタなラブコメディがおもしろい。悪役令嬢、セシリア・シルビィは死にたくないので男装することにした。秋山シノ 秋桜ヒロロ DANGMILL 角川ビーンズ文庫編集部2わかる
ゆゆゆ2023/12/14アニメ化もされた、意味深タイトル作品転生モノとわかった冒頭、よくある小説家になろう転生モノテンプレと少し違うぞと気付いた。 推理もののような不可思議な展開(転生先の小説が推理ものだったんだろうか)を楽しみつつ読んで、一段落して調べてみて、なるほどと納得。 海外(韓国)の転生モノだったようで。 コテコテなノリや反応と少し違うストーリーは、目新しくておもしろかった。 さすがアニメ化作品。 あからさまな伏線かと思ったら全くそんなことはなかったり、予想外の伏兵がいたり。 死にたくない恋愛もの、楽しい。 レリアナは公爵邸に行ったのではなく、移り住んでいると思うんだけど、それは置いておこう。 イラストもきれいで、ちょっとした表情が男女問わず素敵。 縦読みは慣れていないけど、読めなくはないとわかった。 紙の本の厚みが恋しくなるように、全体をバッと見たい気持ちが生まれてくる。 スマホからだと読みやすいけど、悩ましい。彼女が公爵邸に行った理由Whale Milcha1わかる
ゆゆゆ2023/12/13どこをどうやって、うそつきなっちゃんは連載漫画に…闇金返せぬパチンカス(登場キャラクター談)が最期にと漫画を書いて投稿したら、まさかのバズって商業漫画家デビュー! 主人公の、人は良いけど頼りないところは、闇金取り立てを行う虎島が目を光らせてカバーし、二人三脚?で連載開始。 (借りた)お金だけでなく、マンガがつなぐ主人公と闇金屋の縁という点がおもしろい。 主人公はパチンカスだけど根は良い人そうだからか、闇金つながりで出会った人たちに生活の目処がたっていくのも良い話だな〜と思える理由かもしれない。 読みながら戸惑いもなかったわけではなく…。 初回100ページって何話分なんだ?! バズった漫画(うそつきなっちゃん)が作中に出てきたけど、それをどうやって連載にしているんだ?! 虎島さん、いろいろ詳しすぎませんか?! PixivコミックのタグはまさかのBL?!?! とはいえ、おもしろく読めた。自堕落マンガ家と闇金ヤンキー将良1わかる
ゆゆゆ2023/12/13みんな個性が強い。以前オモコロに載っていた記事を読んで、カリスマに興味を持ち、YouTube動画で見たものの、うまく消化できていなかった。 わちゃわちゃしていて、わちゃわちゃだった。 いや、オモコロの記事を読んだ時、わかっていないのに雰囲気でわかったつもりになっていただけかもしれない。 漫画で1人ずつのカリスマ(個性)から読んでみて、ようやくキャラクターが全員わかったような気がする。まだ自信はない。 キャラクターたちが個性マックスになると恍惚とした表情になるのもおもしろい。 変な人、と言ってるその人も変な人。 そんな作品。カリスマ~カリスマな彼らはカリスマハウスで仮住まい中~飛田漱 DazedCO.,LTD. 松原秀1わかる
ゆゆゆ2023/12/13難しいことはよくわからないけど、おもしろいぞ!賭け事をしているときの、ソウくんの変態っぽい顔がたまらない。 第一話でいやらしくズル賢そうに見えたクレアが、おバカキャラ扱い。 黒川家どうなってるの?! 表も裏もアミューズメント業界を仕切ってると、レベルが違うということか。 賭け事がメインの漫画だけども、吊り橋効果で二人が互いに愛情を抱いてハッピーエンドになるんだろうか。 漫画なら主人公たちが勝ち残りそうだけど、ギャンブル漫画だから、逆も起こり得そう。 冒頭のとおり、トリックとか裏は説明されないとさっぱりわからないのだけど、すごくおもしろい。健やかなるときも賭けるときも野口こゆり ガクキリオ3わかる
ゆゆゆ2023/12/12仲良し夫婦奥様は雷神さま。 体を流れる時の流れは違えど、相思相愛。 だからこそ、母娘に見られるようになった現状は思うことがあるらしい。 雷神さまが身近?なのか、奥様が雷神さまと知りさえすれば、みんな雷神さまだからと存在を受け入れて生活をしている点が、なかなか興味深い。 とはいえ、知らなければ親子にしか見えないので、それに伴うトラブルやら嫉妬やらが起こる。 アレヤコレヤ起きても、雷神さまはかわいいからいいじゃないですか!と思えてしまうけど、雷神さまはだめらしい。 そして見た目に感情は引きづられるのか、感情が揺れ動くと天候も変わる。またかわいらしい。 ちなみに、作品のタイトル「妻の機嫌で天候が変わる話」から、2000年代に発売された乙女ゲーム「水の旋律」シリーズを思い出した。 悲しいときに雨が降る(降らせることができる)女の子が登場するゲームだった。 人の恋路を邪魔するやつは〜という言葉もあるのだし、ふたりでイチャイチャし続けて欲しい。妻の機嫌で天候が変わる話栗田あぐり2わかる
ゆゆゆ2023/12/12嘘だけど気持ちだけは本当救われないなあと思ってしまったけど、そうではなくて、空母もいずれは港に着く。止まない雨はないということだろうか。 空母にある郵便局。そこで乗員と同じく陸を待つ手紙たち。 そして、ゲームと現実の境目で、気持ちだけは本当になってしまった瞬間について話したことを回顧しながら、現実と思い出の境目を思い出している。 思い出しては、hitと入力したも同然の自分を酒に溶かしている。 コナリ先生の漫画だけど、ちょっと違う。 「芥川賞・大江賞受賞作家・長嶋有先生の小説を、21組の豪華漫画家陣がコミカライズする」という企画の読み切り漫画なので、当然といえば当然なのだけど。 もとの小説を読んだことがないのだけど、有名人や身近な人の訃報をどう受け取ったかという短編集らしく、原作もなかなか癖が強そうな感じがする。 ポジティブな根っこがあるのかもしれないけど、私はただ悲しみに浸っている春奈の現状に引きづられてしまう。もう生まれたくないコナリミサト 長嶋有3わかる
ゆゆゆ2023/12/12想定外がゴンゴン降ってきて、おもしろいバトル漫画魔族と人間、ハーフの女の子・バトル展開好きな間宮さん。 戦う女の子キャラが好きな稲穂さん。 稲穂さんは、間宮さんが繰り広げる、リアルなバトルをおかずに、ごはんをモシャモシャ食べる。よく食べる。 そして高校生ふたりが、厨二病くさい必殺技名を話しては、キャイキャイ言いながら、盛り上がる。 リアルなバトルシーンも、間宮さんが強すぎるのでギャグ漫画のよう。 敵は間宮さんを葬り去ろうとやってきているのに、女子高生ふたりがキャアキャアと話をしている。 とはいえ、敵をやっつけたり、鍛錬かかさぬ&戦いながら強くなる間宮さんの存在と展開は、すごくバトル漫画だと思う。 戦うだけのシーンが続くと飽きてしまいがちな私にも楽しく読める。 ちなみに読み切りでなく、連載なので、間宮さんのバトルをいっぱい読めます。 稲穂さんのご飯もはかどります。間宮さんはバトル展開を期待する丙3わかる
ゆゆゆ2023/12/12魔界で言語学の現地調査世界の何処かで教授の変わりに現地調査の話?と思ったら、突然出てきた魔界。 ファンタジー!! けれど中身は民族学のような、言語学。 言葉にはその人たちの歴史や文化、考え方が詰まっているから、民族学みたいになるのかな。 共通点から言語を解読していくのだろうけど、最初の取っ掛かりは大変だっただろうな。 なんせ言葉を発する器官から違う。 主人公がいろいろ推測しているのを見て、言語学オリンピックの問題を思い出した。 言語学オリンピックのお試し問題だと、パズルのように正解を導くけど、主人公たちの行っていることはパズルのピースを探すところからスタートになるので、なかなか大変そうだ。 ちなみに近頃、世代が下に離れすぎた人たちが使う言語を理解しにくくなってきたので、見習って理解するようにしたい。 一桁台前半はまだ大丈夫だけど、後半以降はおしゃまさも増していて難しい。ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~瀬野反人2わかる
ゆゆゆ2023/12/11ゆるく読めてゆるく楽しい4コマ漫画起きたら幼女だったのに冷静だな。第一話のアキヒコくん、もといアキちゃん。 ふつうにしていると思考が幼女にひっぱられて、見た目は子供!頭脳も子供!感情も子供!になるところがおもしろい。 みんなアキちゃんが好きで、アキちゃんがかわいらしすぎて、流れ弾でモブもやられているのもおもしろい。 アキヒコも先生も、最後にあった友人に対して、薬をもったか聞いていたのは、『お兄ちゃんはおしまい!』があるからだろうか。よーじょらいふ!あまー3わかる
ゆゆゆ2023/12/09こんなオタクに誰がした雑誌のようなかっこよいデザインの表紙。 かっこよい格言。 ポーズをとる見目の良い男性。 中身は4コマギャグ漫画です。 表紙の男は、主人公のガイト。 こじれた理屈っぽいニートです。 彼の趣味はアニメと漫画。ジャンルはノンジャンル。 ノンジャンル過ぎて、シンプルな恋愛モノを突き詰めていった結果、BLに至った男。 さらに作品の考察をしていたり、人生のままならなさにうちのめされたり、石油王の手助けをしたり。 ゆるふわ濃い、思わず笑ってしまうギャグ漫画です。こんな男(オタク)に誰がした 完全版九州男児3わかる