しゃべるストーブ
彼女が別れた理由はわかります!! 思った事とか、感情がわかりずらい人といると疲れちゃうんですよね。 スミオくん目線からだと、ただ優しくて不器用なだけ。 ストーブがしゃべるのは斬新だったけど、失恋して温めてくれる友達としては最高かも!! 持ち歩くには大変そうだけど。。
『凪のお暇』の番外で、扇風機視点があったけども、こちらはストーブ。
どちらも持ち主を大切に思ってくれている。
ストーブは色々見ていたけど、見ているだけで何もできなくて。
スミオは色々思っていたけど、口に出して嫌われるのが怖くて言うべきことすら口に出せなくて。
えっちゃんは色々気にしすぎて、相手には言い過ぎて。でも言われなさすぎるのもダメだと気づいて、変わることにした。
誰かと一緒に暮らすというのは、絶妙なラインで成り立っているんだなと思った。
スミオがえっちゃんにひたすら連絡した気持ちも、それを受けたえっちゃんの気持ちも両方理解できて、そしてとてもすれ違ってて、悲しいなと思った。
解決してあげられるのは、暖めることができるストーブ、君だけだ。
体温の低いスミオと、平熱が高いえっちゃん。 二人が一緒にいれば、ちょうどよくなるはずだった…。