亡くなった恋人の手とそっくりな人に出会い…
※ネタバレを含むクチコミです。
耽美系な雰囲気の読切漫画。
後半、誰かの投書を読み上げる形で唐突に始まったラジオの「猫の手」の話。
やはり、手。
何も預かり知らぬだろうDJの話が、桃の心にグサグサと刺さる。
"パッと思い浮かぶほど最初の存在"で、"それほど側にいた"のに、「瑠璃」と名前を口にするのは癖のようになっていて、許されている行為だったはずで、変わらない感覚、それが彼女を傷つけていた。
そのことにも気づけていなかった。
手のペンダコについては何も伏線回収されていないから、実はあの投書は、店員の女性のものだったりしないかなと妄想してしまった。
そして、作中に彼女の名前は全く出ていなかったことに、今気づいた。
恋人を亡くし傷心中の桃。思い出のバーガーショップを訪れたところ、見覚えのある手を持った店員と出会う。そして彼女に、とある相談を持ち掛けたことから2人の奇妙な関係が始まる…。
恋人を亡くし傷心中の桃。思い出のバーガーショップを訪れたところ、見覚えのある手を持った店員と出会う。そして彼女に、とある相談を持ち掛けたことから2人の奇妙な関係が始まる…。