『げんしけん』の木尾士目が新たに描く工業高校×合唱の青春物語! 声にコンプレックスを抱える藤吉晃。声変わりから極端に低い声になった彼は、「声を使わない仕事に就けるかも」という理由もあって工業高校に進学した。しかしそこで、合唱部を作ろうと意気込む同級生・木村仁と出会う。木村は藤吉の声に魅力を感じ、「一緒に合唱やろう!!」と誘ってきた! リアルな工業高校の日常と、歌で人の心が繋がってゆく青春模様です!
最後のセンター試験と、校内コーラス大会を控えた、高校3年生の理系クラスを舞台に片思いの連鎖を中心に恋愛模様の悲喜こもごもをリズミカルに爽やかに描きます。群集劇で綴るウニタ式恋愛コメディ♪
そこは神に選ばれた者のみが集う寄宿学校。本当の才能の持ち主には、多大なる名誉、そして死が与えられるという……。子供達を待ち受けるのはライバルからの嫉妬、母との確執、禁断の恋、そして自分の才能への自信と戸惑い。今最も最新作が待ち遠しい作家・売野機子、待望の長編連載作品がついにベールを脱ぐ!天使の歌声を持つ少年達が繰り広げる“才能”の物語をご堪能ください。
古代ギリシアの女学校ライフ! エーリンナは、ギリシアで最高の芸術家“詩人”になることを夢みるちょっと変わった女の子。当代一の女詩人サッポーに弟子入りし、乙女のたしなみや花嫁修業はそっちのけで、歌や竪琴の練習に夢中! 春の大祭で、少女合唱のコンテストに出ることになるが――――――!? 女の子の成長と友情を描く、古代の古代ギリシアの女学校ライフ! 青春ガールズ4コマ!
高校に入学したばかりの田辺きみ。声にコンプレックスのあるきみは、やりたいわけじゃなく「できればいいな」くらいの気持ちで、合唱部を見学する。
坂井和奏は、江の島の土産物屋で父親とともに暮らす高校3年生。ある事情により、声楽科から普通科に転科、普通に大学受験を目指していた。だが、クラスメイトの来夏、紗羽たちと巡り合うことで、一度は諦めた音楽の道に、再びかかわることになるが…。「歌うこと」をきっかけに繋がる3人の女の子の青春ストーリー、第1巻。
オーストリア、ウィーン。この音楽の都で声楽を学ぶ少女・リーナはある日、日本人の少女・歌音(カノン)と出会う。歌音はリーナに自分の曲を歌ってほしいと頼むが、インターネットを中心に活動する作曲家である彼女に対し、伝統音楽に携わるリーナの周囲の人々は冷たくて…。
小鳥遊空は今年から中学1年生! 新しい生活への期待と不安がたっぷりです。入学式で合唱部の歌を聴いた空は、そのきれいな歌声に憧れます。ある時、空の歌声を聴いた合唱部の先輩・清美に合唱部入部を勧められた空は、迷いつつも入部を決めました。いつかお兄ちゃんに聴いてもらいたいという想いを秘めて! 空が祐太と再会する少し前の物語を描いた「パパ聞き!」プレストーリー開幕です!!
元合唱部としては絶対読まねばと思いつつ積ん読していたこの作品。んも〜〜!!ただただ最高でした。 主人公・藤吉晃(あきら)は声が低すぎることがコンプレックスな工業高校の1年生。彼と同じ1年生には合唱部を作ろうとする「並の精神力ではない」凄みを感じさせる男・木村仁がいて、毎日毎日昇降口で1人で歌っている。 理論的な発声・和音の知識を持つ仁は作中で少年探偵の「コ○ン」と呼ばれるけど、実際その精神力の強さは弱虫ペダルの坂道くんのよう。 なんというか…物事に本気の人間だけが見せる狂気じみた強いハートが仁の魅力で、彼を見ているとあっという間に作品に引き込まれていきました。 仁が主人公の名前を聞いて「三善晃みたいだね」と言った合唱部ジョークにはファミレスで読んでて噴きました!(曲集「生きる」大好きです…!) 工業高校の授業、個性的な友人、家庭環境、人体・歌唱の理論的な解説。 あらゆる要素がまさにハーモニーを作り出していて読み応えがあります。 1巻を読みながら2巻をポチって読破しましたが、2巻は予想だにしない壮絶な展開で圧倒されました…。 でも何より、その重い展開を合唱曲が理論と精神両面から救いをたらすという構成が最高でした!! 今度合唱部の同期と会うときは人数分用意して配ります。 (画像は1巻より)