「俺は彼女が嫌いだった」――明るく!楽しく!大冒険!がモットーの少年、石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子(にしみや・しょうこ)。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。
親の転勤により、念願の一人暮らしをする事になった高校生・宇佐。しかも下宿先の「河合荘」には、憧れの先輩も住んでいて!?…なんて展開なのにどこかしら“残念”な住人たちに邪魔されてちっともトキメけない一つ屋根の下ラブ!
サッカーエリートの道を阻まれた志摩晃は、「プロサッカークラブの監督になる」という夢を胸に秘め岐阜県立可児第三高校の弱小サッカー部、通称「可児三」で淡々とサッカーを続けている。ある日の通学路、サッカー選手としての情熱を失っていた志摩の前に一風変わった雰囲気を纏った同級生が現れる。彼の名は五十嵐ジュニオール。天真爛漫なジュニオールの性格に触れ志摩の心に変化が…!?
友達の少ない羽瀬川小鷹は、ある時、美少女だがいつも不機嫌そうにしているクラスメイトの三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する。「もしかして幽霊とか見えたりするのか?」「友達と話していただけだ。エア友達と!」「(駄目だこいつ……)」夜空の無駄な行動力で友達を作るための部まで作ってしまうが、集まってくるのは残念な美少女ばかりで!?MF文庫Jの次期エース・アレ気だけどやけに楽しい残念系青春ラブコメを、期待の新人によってコミカライズ!
YA嵐で常にアンケート上位の人気作!少女とおじさんと妖怪が、夏の岐阜県を舞台に、みんなで美味しいごはんを食べる。心がほっこり温まる、優しい物語です。
省エネを自分のスタイルとする奉太郎だが、姉の命令で「古典部」に入部することになってしまう。部室を訪れた奉太郎は、そこで好奇心旺盛な少女「千反田える」と出会い「部室密室事件」に遭遇してしまうのだが!?
県立田茂農林高校――通称『のうりん』。ぼくの名前は畑耕作。農業に青春をかけた少年少女の集う『のうりん』に通う、ちょっぴりアイドルオタクな高校生だ。そんなぼくの通う学校に転校してきたのは、憧れの超人気アイドル草壁ゆかたん……!?方言幼なじみ、メガネ美少年、ラブリー小動物、巨乳少女!妄想系女教師!パンツ!足フェチ!そして、謎の転校生……ここには青春の全てがあるッ!!大暴走学園ラブコメがコミカライズで初出荷!
僧侶から戦国大名に成り上がり、下剋上の戦国を体現した「蝮の道三」こと斉藤道三の生涯を、『サラリーマン金太郎』の本宮ひろ志が熱く描く!法蓮房という名で僧としての一生を送るはずだった道三は、己の熱き魂が寺の中だけで留めることができないと知り、出奔する。時は戦国、群雄ひしめくなか、道三は頭角を現すことができるのか?
夢で見た少年と少女が経験する恋と奇跡の物語。山深い田舎町に暮らす女子高校生・宮水三葉が夢で見た、東京に暮らす男子高校生・立花瀧。出会うことのない二人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語が、いま動き出す。
鰻と焼き物とちょっとした暑さが有名な街・岐阜県多治見市。そこへとある事情で引っ越してきた女子高生・豊川姫乃は、ひょんな事から陶芸部に顔を出すことになって…!? 話題のご当地陶芸アニメ作品「やくならマグカップも」が、原作者である梶原おさむ氏の手により漫画化!! (C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
新人自衛官として航空自衛隊の岐阜基地で勤務を始めた甘粕ひそね。そこには彼女の人生を根底から変える運命の出逢いが待っていた――! アニメキャラクター原案の青木俊直が描き出す、コミック『ひそまそ』!
溺愛する病弱な弟、歩の療養の為に、都会から山間の小さな町『山比古町』へ転校してきた星野一馬。転校初日にいきなり道に迷い途方にくれる一馬の前に現れたのは、地元の少女、中津川初だった。初の案内で学園へと向かうが――。穏やかな田舎暮らしと思いきや一馬を待ち受ける予想外の出来事。新たな出会いと、波乱の学園生活の行方は如何に!?
北海道でいじめの痛ましい事件があり、思わず本作を思い出して、再度一気に読んでしまった。 そして何度読んでも心にくるものがある。 いじめの事件を聞くたびに思うんだけど、加害者は、こういう本を読んで何を思うのか気になってしょうがない。 なんにも思わないのだろうか?たぶんそうなんだと思う。 むしろ読まないか。 世間では多様性を重視とか言っているけど、 本当にそんなことが実現できるのか疑わしいし、 都合の良い部分だけ切り取られている気がしてならない昨今。 本作の登場人物が鏡の如く映して、わがふりなおす一助になればと願ってやみません。 内容は、あまりに有名なので割愛しますが、個人的な感想を1つ。 本作が著者との初めての出会いで、名前からずっと男性だと思っていたのですが、後に女性だと知って本作に出てくるエグいいじめの描写に、妙に納得したのを覚えています。 多分に偏見なのですが、女性のほうが、この手の描写や展開が、強く訴えかけるという意味で、上手だと思っているからです。 なんというか、女性のほうが、躊躇がなく強烈だと思うんですよね。 本作も、それが顕著で、気の弱い自分は目を覆いたくなるシーンが多々ありました。 でも、これくらいやらないと残らないですよね。 ぬるいと熱も伝わらないです。 身障者のいじめという、ともすると批判が殺到しそうな危ういテーマを扱っていますが、だからこそ多くの人に読んで欲しいと思える作品でした。 人との差を、人の優劣にしてはならんのですよ。