現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎(おかもと・けんたろう)による狩猟&ジビエ(野生肉)喰い実録日誌。ウサギの唐揚げ、カモのロースト、カラスの焼き鳥etc、山グルメ満載!山で迷ったときの心得などサバイバル術も満載!都会を離れ、故郷に戻った男は山に遊び、お気に入りの空気銃「エースハンター」と自作の罠を手に、今日も鳥や獣と勝負する。鳥羽僧正よ、刮目せよ!これぞ二十一世紀の鳥獣戯画だ!(※最後の二文は内容とは関係ありません念のため)
小坂チアキ、職業・兼業猟師。 彼女が狙うのは、“日本最強生物”エゾヒグマ……!! 北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!!
動物文学の父が描く悲劇と感動のドラマ!19世紀、文明化の波が広がり野生動物の乱獲が進むアメリカ開拓時代。猟師として、画家として動物の生態を研究していたシートンのもとに狼退治の依頼が舞い込む。そこで出会った狼たちの、決して人間に屈しない姿が、彼の人生に大きな転機をもたらす。総数55編にも及ぷ「動物記」の中でも傑作とされる「オオカミ王ロボ」と他2編を漫画化!
天保十三年――。江戸は謎のケモノ「伏」の脅威にさらされていた。猟師の少女・浜路は、江戸で「伏狩り」をして暮らす兄・道節の下へとやってくる。少女の銃口がケモノに向けられたとき、烈しく咲き誇り、儚く散る花のように、「因果」の歯車が回り出す――。
昭和38年、北海道・襟裳岬。高級魚が喰われる事を恐れトドを皆殺しにすべきだと叫ぶ猟師達に対し、若きトド・ハンター魚一生(うお いっせい)はあくまで自然の摂理に則って狩猟すべきだと主張。現地猟師と対立した一生はアラスカ政府からトド猟の許可証を獲得、アラスカへと向かう! その途中、ウナラスカ島の少女・イリーナと恋仲になった一生だったが、日本人を認めない現地民らは、仲間になりたかったら凶悪な肉食獣・ウオブリン(現地の言葉で悪魔を意味する)を捕らえてこいという…。世界を股にかけるバイオレンス・猟師アクション!
東京は高円寺に住む一人の新人漫画家が狩猟免許を取って猟師になる!?狩猟場は東京から車で1時間半のとある山。狩猟肉を求めてノリと勢いと私利私欲から始まる猟銃行楽記が開幕!さあ、ひと狩りいこうぜ!!
「美味い肉(ジビエ)を食いたきゃ、自分で狩れ!」初体験はアナグマの肉…そのウマさに感動した人妻・秋野恵(あきのめぐみ)はジビエシェアリングに参加する! 山の急斜面に罠を仕掛け、獲物が取れれば内臓抜きに皮剥ぎに解体に…ハードワークが待っていた! 一癖二癖ある先輩猟師・育児野(いくじの)さんの指導(というか愚痴と嫌味)に耐え、鹿、アナグマ、山鳥etc.ウマい肉に食らいつくため、狩猟とジビエ料理のノウハウ手に入れるのだ! 初心者猟師どころか、それ以前の恵が「狩りガール」を目指す!「狩り」の魅力は「美味い肉」だけではない!?
小さい頃から、やることなすこと漫画に影響されて生きてきたと自負しておりますが、30歳にもなってもその性分が抜けていませんでした。この『山賊ダイアリー』を読んで、妙なテンションになってしまった私は、突発的に狩猟免許を取ろうと志し、現在、試験の結果待ちという状況です。 『山賊ダイアリー』のなにがそんなにも私の心を動かしたのか。それは、鳥・狩猟をし、それを捌いて調理し、おいしくいただくという、猟師の日常に対する、とてもシンプルな憧れです。『山賊ダイアリー』はダイアリーという通り、作者である岡本健太郎の猟師としての日常を描いています。仲間と獲物を探したり、罠を仕掛けたり、先輩猟師からおすそ分けしてもらってり…そんな出来事が淡々として描かれているのですが、狩猟とは縁遠い人間にはそのどれもが新鮮に映ります。 よくよく考えてみれば、狩猟という文化も間違いなく日本の文化の一部で、2~3代遡ればもっと身近なものだったのに、今はとても遠くのものにあるように感じます。実際、狩猟について色々調べてみましたが、やはり銃を持つということは大変に難しいということがわかりました。そりゃそうです。人口の大部分が熊害も鹿害も猪害も無関係な都市に住んでいる現在、市民生活を脅かすおそれのある銃を許可する必要があるのかということですから。 それでも、この『山賊ダイアリー』に描かれている「DIY【Do It Yourself】精神」には自分の日常を変えるきっかけになるのではないかと思います。