蟹工船 -まんがで読破-
極寒のカムチャッカ沖。ここは地獄の釜の底だ!昭和8年、治安当局に拷問虐殺された作家・小林多喜二の代表作。労働者と資本家の対立、下層社会を描いた「蟹工船」は実際の事件を基にした作品。軍閥支配の進む昭和初期。北洋オホーツクで蟹を獲り缶詰に加工する工場船「博光丸」では、貧しい労働者たちが働いている。不衛生な環境、長時間労働を強制する監督浅川。過酷な環境に耐えきれず、やがて労働者たちは一致団結し、ストライキを起こすが…。「資本と労働」の普遍的テーマを描いたプロレタリア文学の代表作を漫画化。企画・漫画:バラエティ・アートワークス
動物記 -まんがで読破-
動物文学の父が描く悲劇と感動のドラマ!19世紀、文明化の波が広がり野生動物の乱獲が進むアメリカ開拓時代。猟師として、画家として動物の生態を研究していたシートンのもとに狼退治の依頼が舞い込む。そこで出会った狼たちの、決して人間に屈しない姿が、彼の人生に大きな転機をもたらす。総数55編にも及ぷ「動物記」の中でも傑作とされる「オオカミ王ロボ」と他2編を漫画化!
失われた時を求めて -まんがで読破-
今や私は時空を超えた存在となったのだ!マドレーヌを口にした瞬間、少年時代の記憶が甦る奇妙な感覚。「私」の成長とともに描き出される、第一次世界大戦前後のフランス社交界の人間模様。それは「私」の失われた時を探し求める長い旅の始まりだった……。独自の時間解釈と記憶に対する見解を提示し、20世紀の文学・哲学概念を変革させた傑作大長編小説を漫画化!
名作古典落語 芝浜・死神・寿限無ほか ─まんがで読破─
人の心は今も昔も面白い。名作古典落語の中から、特に知名度が高く人気のある「芝浜」「死神」「子別れ」「寿限無」「時そば」「目黒のさんま」の6作品を収録。面白おかしい滑稽噺から、ホロリとさせる人情噺、背筋が寒くなる怪談噺まで、豊かな落語の世界の入口へご招待します。
雇用・利子および貨幣の一般理論 ─まんがで読破─
第一次世界大戦で疲弊しきったイギリス経済は、失業率25%という大不況にあえいでいた。しかしこの国家の危機にも、経済学の主流である「古典派経済学派」は古い価値観にとらわれ、「いずれ時が解決してくれる」という姿勢から離れない。経済学者として、また財務官僚として一級の感覚を持っていたケインズは、この状況に疑問を持ち、そしてひとつの結論に達する。「不況が経済理論どおりに解決しないのは、イレギュラーな事態だからではない。 経済学そのものが、発展した社会から取り残されているからだ!」ケインズは全精力を傾け、現代の社会に対応した経済理論を開発する。それこそが、いまや経済学の教科書となった『雇用・利子および貨幣の一般理論』なのである。経済学を「近代」から「現代」へ一気に進化させた革命的な一書、その理論は「不況の経済学」とも言われ不況の時こそ彼の経済学は輝きだす。
女の一生 -まんがで読破-
人生って楽しいことばかりじゃないのね…19世紀フランス。男爵家のひとり娘のジャンヌは、20歳を機に修道院を出て両親とともにレ・プープル屋敷に住みはじめる。そこで紹介された子爵の青年と結婚し、順風な暮らしが続くかに見えたが、厳しい現実が次々と彼女につきつけられていく…。現実を美化せずにありのままの状態を描きだす、自然主義文学の代表作を漫画化!
地下室の手記 -まんがで読破-
19世紀ロシア・ペテルブルグに、ある男が住んでいた。男は過剰ともいえる自意識から「心の地下室」へ閉じ込もり、社会と断絶した生活を送っていた。あるとき男は、自身の過去の回想を記すことで、「人間の本質の非合理性」を明かしていくことを試みる──。ドストエフスキーが斬新な切り口で、人間心理にメスを入れた長編小説を漫画化。
1984年 -まんがで読破-
世界が狂っているのかそれとも僕が狂っているのか1984年、世界は3つに分断され、オセアニア国はビッグ・ブラザーによる強固な管理体制が敷かれていた。その体制に疑問を抱くウィンストンは、政府に抵抗すべく日記をつけはじめる―。東西冷戦をモチーフに、人間と権力の危険な関係を暴露し、全体主義への警鐘を鳴らした20世紀ディストピア(反ユートピア)小説の傑作を漫画化!
悪霊 -まんがで読破-
「組織」のために必要な犠牲だったんだよ!――帝政末期、すべての価値が崩壊しさまざまな思想が氾濫するロシア。虚無と背徳のなかを生き、強烈なカリスマ性を放つニコライを崇拝するピョートルは、反政府組織を作り社会に混乱を招こうと企てるが、組織の印刷技師シャートフの離反をきっかけにおぞましい事件の幕が上がる――。現代の予言者ドストエフスキーが描いた黙示録を漫画化!
種の起源 -まんがで読破-
150年続く「宗教vs科学」、その発端を描く!!19世紀、人々が神による天地創造を疑わなかった時代。世界を巡り、ガラパゴス諸島の生物たちの営みに触れた自然科学者・ダーウィンは、人類の世界観を覆すタブーに気づく……。「種は神によって創造されたものではない」。人々の批判を浴びながらも、生物学に革命を起こした名著を、ダーウィンの生涯とあわせて漫画化!!
蟹工船 -まんがで読破-
極寒のカムチャッカ沖。ここは地獄の釜の底だ!昭和8年、治安当局に拷問虐殺された作家・小林多喜二の代表作。労働者と資本家の対立、下層社会を描いた「蟹工船」は実際の事件を基にした作品。軍閥支配の進む昭和初期。北洋オホーツクで蟹を獲り缶詰に加工する工場船「博光丸」では、貧しい労働者たちが働いている。不衛生な環境、長時間労働を強制する監督浅川。過酷な環境に耐えきれず、やがて労働者たちは一致団結し、ストライキを起こすが…。「資本と労働」の普遍的テーマを描いたプロレタリア文学の代表作を漫画化。企画・漫画:バラエティ・アートワークス
名作古典落語 芝浜・死神・寿限無ほか ─まんがで読破─
人の心は今も昔も面白い。名作古典落語の中から、特に知名度が高く人気のある「芝浜」「死神」「子別れ」「寿限無」「時そば」「目黒のさんま」の6作品を収録。面白おかしい滑稽噺から、ホロリとさせる人情噺、背筋が寒くなる怪談噺まで、豊かな落語の世界の入口へご招待します。
菜根譚 ─まんがで読破─
今から約400年前、中国は明の時代の末期に生きた洪自誠という男。彼が書き残した処世訓『菜根譚』は、その後多くの人々によって読み継がれ、「中国の処世訓の最高傑作」とも言われています。人間関係や出世、経済的な問題など、悩みの多い現世を生きる人々の心を捉えた名作は、日本でも読者を増やし、田中角栄、吉川英治、川上哲治らに座右の書として愛読されたそうです。儒教・仏教・道教それぞれの思想を取り入れた『菜根譚』のエッセンスを、ぜひまんがで味わってみてください。
坊っちゃん ─まんがで読破─
100年以上愛され続ける国民的無鉄砲野郎が、松山を舞台に大暴れ! 国民的文豪・夏目漱石の代表作『坊っちゃん』をまんがで読破! 無鉄砲で人間味あふれる主人公・坊っちゃんが、数学教師として赴任した愛媛県松山市の中学校で、「山嵐」や「赤シャツ」など個性豊かなキャラクターとぶつかり合う物語。 一筋縄ではいかない悪い大人たちのたくらみに立ち向かい、悩みながらも自分なりの正義を貫き通そうとする坊っちゃんの未来はどっちだ!
雇用・利子および貨幣の一般理論 ─まんがで読破─
第一次世界大戦で疲弊しきったイギリス経済は、失業率25%という大不況にあえいでいた。しかしこの国家の危機にも、経済学の主流である「古典派経済学派」は古い価値観にとらわれ、「いずれ時が解決してくれる」という姿勢から離れない。経済学者として、また財務官僚として一級の感覚を持っていたケインズは、この状況に疑問を持ち、そしてひとつの結論に達する。「不況が経済理論どおりに解決しないのは、イレギュラーな事態だからではない。 経済学そのものが、発展した社会から取り残されているからだ!」ケインズは全精力を傾け、現代の社会に対応した経済理論を開発する。それこそが、いまや経済学の教科書となった『雇用・利子および貨幣の一般理論』なのである。経済学を「近代」から「現代」へ一気に進化させた革命的な一書、その理論は「不況の経済学」とも言われ不況の時こそ彼の経済学は輝きだす。
痴人の愛 ─まんがで読破─
耽美で妖艶なマゾヒズムの世界にようこそ─ カフェの女給であった15歳の美少女ナオミを見初め養っていくと決意した譲治。当初は幼く従順だった少女は肉体的にも成熟していき、やがてその妖しい魅力は男を翻弄する。ナオミが奔放になればなるほど、譲治は彼女から離れがたく惑溺していく。女の魔性と、それに跪く男の惑乱と陶酔を描く。「何度読んでもおもしろい!」文豪・谷崎、不朽の傑作。
復活 -まんがで読破-
ある殺人事件の陪審員を務めるネフリュードフ公爵は、被告の女囚人を見て愕然とする。かつて自分が弄んで捨てた、下女のカチューシャだったのである。手違いでシベリア徒刑の宣告をされる彼女に罪の意識が芽生えたネフリュードフは、彼女を救うべく奔走しはじめる──。欺瞞に満ちたロシア社会への批判を織りこんだトルストイ最後の長編小説を漫画化。
女の一生 -まんがで読破-
人生って楽しいことばかりじゃないのね…19世紀フランス。男爵家のひとり娘のジャンヌは、20歳を機に修道院を出て両親とともにレ・プープル屋敷に住みはじめる。そこで紹介された子爵の青年と結婚し、順風な暮らしが続くかに見えたが、厳しい現実が次々と彼女につきつけられていく…。現実を美化せずにありのままの状態を描きだす、自然主義文学の代表作を漫画化!
ダ・ヴィンチの手記 -まんがで読破-
大抵の困難は努力で突破できるものなのだよ。15世紀イタリア。中世以降、覇権をめぐってたびたび戦火が広がるなか、各国の君主たちは芸術を保護し、「ルネサンス」と呼ばれる古典の復興運動が巻き起こっていた。その時代に活躍した万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。彼が生涯をかけて解明し続けた、自然の洞察についての極意が詰まった遺稿の数々を漫画化。
クリスマス・キャロル -まんがで読破-
19世紀のロンドン。人間嫌いの老商人・スクルージは、非常で利己的な商売で隣人や商売仲間からも嫌われていた。そんな彼のもとに、かつての相棒マーレイの亡霊が現れて……。格差が広がる産業革命渦中、イギリスの社会的矛盾に挑み、人間の尊厳を描き続けた文豪ディケンズのベストセラー「クリスマス・ブックス」の一編を漫画化。
↑ほんまこれ という感じで、監視社会やパターナリズムの恐ろしさを思い知ることができる。そしてこのような社会は物語の中だけでなく現実にも存在しているが、対抗する有力な手段は持てていない。 そしてもしかすると人間はこういった形を望んですらいるのかも知れない、ということがこのコロナ禍で明らかになってしまった。2+2=4と言えること、法的根拠のない時短営業要請には従わなくても良いこと、何とか守っていきたい。