トルストイ(Толстой、Tolstoy)は、ロシアの姓の一つ。日本では単に「トルストイ」と言った場合、レフ・トルストイ(いわゆる「大トルストイ」)を指すことが多い。 トルストイ姓の著名人には、主に以下の人物がいる。
アレクサンドル・オステルマン=トルストイ(1771年 - 1857年) - ロシアの貴族、ナポレオン戦争期の将軍。 レフ・トルストイ(1828年 - 1910年) - 19世紀から20世紀初頭のロシアの作家。代表作は『アンナ・カレーニナ』、『戦争と平和』など。 アレクセイ・コンスタンチノヴィッチ・トルストイ(1817年 - 1875年) - 19世紀ロシアの作家。代表作は『白銀公爵』(『セレーブリャヌイ公爵』)など。レフとは又従兄弟に当たる。 アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイ(1883年 - 1945年) - 20世紀前半のロシアの作家。作品に『苦悩の中をゆく』、『アエリータ』など。しばしばアレクセイ・コンスタンチノヴィッチと混同される。 ドミトリー・トルストイ(1823年 - 1889年) - 帝政ロシアの政治家。文部大臣、内務大臣を歴任。 ヴィクトリア・トルストイ(1974年 - ) - スウェーデンの歌手。トルストイ家も参照。
タイトルに「トルストイ」を含むページの一覧
「大事なことはただひとつ。あなたの愛があればそれでいいの――」高級官僚の貞淑な妻として、何不自由のない暮らしを送っていたアンナ。しかし、青年将校ヴロンスキーと出会い、その激しい情熱に強く惹かれていく。ひとり息子への愛に苛まれながらも、“真実の愛”を求めるアンナ。その先に待ち受ける運命を知る由もなく…。文豪トルストイの壮大な恋愛・人間ドラマを漫画化!!
19世紀ロシアの貴族社会――政府高官で歳の離れた夫カレーニンと愛しい息子セニョージャの、良妻賢母として平和に暮らしてきたアンナ・カレーニナは、ヴィロンスキー伯爵と出会う。そしてヴィロンスキーとの真実の愛を信じ、すべてを捨てた時から、アンナの運命は大きく変わっていく。トルストイ原作の世界的な名作をいがらしゆみこが漫画化!
ある殺人事件の陪審員を務めるネフリュードフ公爵は、被告の女囚人を見て愕然とする。かつて自分が弄んで捨てた、下女のカチューシャだったのである。手違いでシベリア徒刑の宣告をされる彼女に罪の意識が芽生えたネフリュードフは、彼女を救うべく奔走しはじめる──。欺瞞に満ちたロシア社会への批判を織りこんだトルストイ最後の長編小説を漫画化。
19世紀初頭、ナポレオン戦争の渦中にあるモスクワを舞台に描かれる一大叙事詩。戦う意味を見失う青年士官アンドレイ、莫大な富を持ちながら真の幸福を思い悩むピエール、天真爛漫な少女から魅力的な女性へと成長していくナターシャ。戦渦はモスクワをも包み込み、様々な運命が交錯する。近代文学史に輝く超大作を漫画化。
神の掟に苦悩する愛の物語。政治家カレーニンの妻アンナは、その美貌と振る舞いから社交界の賞賛を集める貴婦人であった。ある日、兄の離婚騒動を解決すべくモスクワへ向かったアンナは、青年将校ヴロンスキーと出会う。彼の激しい求愛に次第にアンナも惹かれていくが…。貴族社会の光と影を描いた、リアリズムの巨匠トルストイの長編小説を漫画化。