女子大生マミには、誰にも言えない「秘密」があった。それは、「ロリータファッション」に憧れていること。背が高く、一見クールなマミは、家族からも友達からも「かっこいい女性」像を自然と求められ、そのイメージから外れることに臆病になっていた。だが、周りの目を気にせず奇抜すぎるファッションをし続けるバイト先の同僚・小澤くんに感化され、徐々に「本当の自分」を開放していく――。
ゴミ屋敷で酒びたりの母に育てられた少女アン。彼女はロリータ服を身にまとい、日々を闘う。ある日アンは母と衝突し、祖母の住む徳島へと家出。そこで謎の着物少女アキに出会い、同居生活をはじめることに…。アンを優しく見守るアキに手を引かれ、アンの世界は拡がっていく…。
「外見の偏見は強いけど人生楽しんだもん勝ちだと勇気をもらいました!型にハマるより自由に生きるって大事ですね! ハッピーロリディ!」――青木美沙子(日本ロリータ協会会長)「ロリータ服で大盛りごはん、たまらないです。こんなキャンパスライフ送りたかった!」――上坂すみれ(声優)大学でロリータデビューをしたなつ子は悩みます。「カツ丼もラーメンも食べたい! …とはいえロリータのイメージを崩すわけにはいかない!」でも食欲には抗えない!そんな衣・食で悩む乙女の前に恋の悩みまで追加されて…。趣味も食も恋も全部盛り! お腹いっぱいのラブコメディ!
好きなものは好き。キライなものはキライ。襲いくる理不尽に屈することなく、己の価値観を守り抜く、戦うロリータうさぎのみみちゃん、魂の4コマコミックエッセイ!
埼玉県N市に住む姉妹……姉は若くして資産家となった、ネット依存症がタマにキズのセレブニート・ラン。妹は姉のスネかじりを卒業して、メイドカフェで働き始めた社会人1年目・パンドラ。ゴスロリ身をつつむ破天荒姉妹が送る、辛口萌えコメディ☆ 美少女絵師・ユキヲ、待望のオリジナル作品第1巻!
その街には水曜日の夜にしか営業しない不思議のゴスロリショップがありました。ビルのオーナーの孫娘である理沙は、そのお店でバイトすることになったのですが、店主は実は吸血鬼だったのです! ロリ可愛い吸血鬼店主と世間知らずのお嬢様女子高生、そしておかしなお店の常連客たちが織りなす、ゆるふわなガールズワーキング日常4コマ開幕!!
アラフォー漫画家のおっさんが恋をしたのは、アラサー女子の彼女ちゃん。ごく普通の仲良しカップル… と少し違うのは… 彼女ちゃんはピンクロリータだったのです! フリフリドレス、大きなリボン、盛り盛りつけまつげ、ロリータな彼女ちゃんは、どこにいても注目の的。周囲の反応で気が付いた忘れがちな客観的事実… もしかして… いやかなり… おっさんとロリータの組み合わせってヘン!? 一見アンバランスな2人の、面白くてなんだか愛しい、ほのぼのエッセイ!
修学旅行の船旅中に、海に投げ出され、無人島に漂着することになった、女子高生が2名。食べ物はどうする? 着るものは? 謎の珍獣も現れる無人島での、ゆるふわ系サバイバル4コマ、ここにスタート!
人々にとり憑く邪悪な悪魔・悪霊…そのモノたちと戦う可憐な美少女。ロリータ服に身を包み、ブーツを鳴らす少女たち――。小野双葉が、独特の世界観で描く、キュート&ダークネスなゴスロリオカルトホラーの決定版!麗しき美少女の華麗なる悪魔退治ストーリー!!
山田若菜・改めフランソワは、ロリータファッションが大好き。いつかステキな王子様が迎えに来てくれるはず…と全力でオシャレに励む日々。そんなある日、若菜を「バカ菜」と呼ぶバリバリヤンキーな転校生・中井瑛太があらわれて…!?(さよならロッキンホース)/へっぽこバンドの紅一点&ひきこもり系音楽教師がタッグを組んだ!?目指すはワールドワイドな音楽戦士!!(BUZZMAKER)ほか2編収録のハイテンション読みきり集。【収録作品】さよならロッキンホース/BUZZMAKER/333/CHERRYMEETSBOY
これだ!!!と叫びたくなる漫画。 「強い女性像!!ガラスの靴を叩き割れ!YEAH!!」ってな感じでハリウッドやディズニーを中心に流行っている欧米型の歪んだフェミニズムに「それって結局マチズモの焼き直しなのでは?」とモヤモヤしている人も男女問わず多いことだと思います。男ウケの悪いオルチャンメイクを「お前ら(男)のためにやってるんじゃないし」と堂々やるところまでは素晴らしい傾向だと思うのですが、だったらフリフリで可愛いスカートを自分の為に穿いてもいいじゃない!というのがこの漫画のテーマの出発点。 そして本題は、周囲に奇異の目を向けられながらも奇抜なファッションで出勤してくる同僚・小澤くんのこの言葉。 「何着てどこ行くかは自分で決めます」 常に周囲の目を気にして自身を持てず、小さな願望をひた隠しにしてきたマミは衝撃に打たれます。ひそかに憧れを抱いていたロリータファッションに恐る恐る身を包み、そしてここから自分の臆病さ、周囲の同調圧力、偏見などとの戦いが始まります。 私はずっと進学校でその手の圧力とは無縁だったのであまり共感はできませんが、マミの周囲の偏見社会には憤りを覚えます。日本の学校教育はおりこうさんを作る洗脳教育みたいなとこがあると言われてますが、偏差値が上がれば上がるほど自由になるともいわれていますね。とはいえ難しい顔して常識とやらを押し付けてくる人というのはどこへ行ってもいるものです。 経験上、小澤くんのように堂々としていれば周囲は黙ります。俗世のマウント合戦から解脱して、心の在りようによって世界が変わる、そんな「スッキリする話」がもっと増えたら素敵だなと思います。