贋作専門の画廊「ギャラリ-フェイク」のオ-ナ-・藤田玲司のもとに、衆議院議員の梶がモネの「つみわら」の真作を売ってほしいと商談を持ちかけた。フジタは贋作だけではなく、裏では美術品のブラックマ-ケットに通じ、盗品や美術館の横流し品を取り引きしていることを知ってのことだった…。美術界を舞台に繰り広げられる、芸術をめぐるミステリー!!
心に傷を抱える少女がふと立ち寄った骨董屋。中にはしゃべる猫のぼんてんと店主が…人と猫の絆をつなぐちょっと不思議な物語!
時は二〇世紀初頭。平和に見えるこの町では、皆の気がつかないところで、数々の不思議が起こっていた。大学生でありながら、父親に変わって古道具屋を預かる忍の元にも、今日もまた不思議がひとつ、またひとつと迷い込んでくるのであった…。
明治26年、横浜…。士族の娘・結子は借金をして買った雪舟の掛け軸を売るために古美術店・霧島堂を訪れる。そこにいたのは異人の血を引くドS鑑定士・ミハル。彼の見立てでは掛け軸は真っ赤な偽物で…!?
仕事にも恋にも疲れた元美容師の明里は、子供の頃に少しだけ過ごした商店街にあるヘアーサロンに引っ越すことに。『おもいでの時修理します』という奇妙なプレートを掲げた時計屋の青年・秀司、風変わりで少々毒舌な大学生・太一と親しくなった明里は、商店街で起こる不思議な事件に巻き込まれていくが…?
長く使われ、愛され続けた物には、その主の“念”が宿ると申します。舞台は明治末の京都、骨董屋『夢堂』の店主・ゆめじいさんは、物に籠もる念を感じることができるらしく…!?作家やまあき道屯が独特の世界観で描く骨董怪異譚、待望の単行本化!!
骨董・古道具好きが高じて、お店まで開いた著者。都内関東を中心に、お宝(ときにはガラクタ)を捜して骨董市を回り尽くす! 読んでいると不思議と骨董市に出掛けたくなる一冊です。
ブロカントとは、長く使われて愛されてきた、アンティークよりも庶民的な雑貨のこと。ブロカントが大好きな女の子・ハコは、今日もかわいいブロカントを求めて向かった蚤の市で、どう見ても場から浮いているヤンキーの男の子に出会って……?可愛いもの大好きなヤンキー男子と、蚤の市大好きなほっこり女子のムズムズ愛しい蚤の市ラブコメディ。読んでいるうちにあなたも蚤の市に行きたくなること間違いなしです。電子書籍限定特典として、描き下ろしコミックを収録★
※ネタバレを含むクチコミです。