世界的に不景気な世の中とはいえ、
未だにやれピカソの絵が何十億円で落札されたの、
ナンチャラの壷が何千万円で売れただのニュースになる。
高級美術品の世界は浮世離れした金額が動く
庶民とは無縁の夢の世界であり続けている。
その世界に参加するには財力と見る目がいる。
どちらも無い庶民には無縁の世界。
なので憧れの世界であるけれど同時に
「ホントにあんな絵に価値があるのかよ」
とやっかむ気持ちになるのも当然。
そんな世界を確かな眼と揺るがぬ信念で、
権威や財力や法律やらのシガラミを乗り越えて
美を理解せずに利用だけしている連中に一泡吹かせ、
己の思いに忠実に駆け巡る藤田は本当にカッコウ良い。
ときどき拘りゆえに貧乏くじを引いたりするところも(笑)。
村上隆への批判回があったな
漫画の中でも色々書いてあったが詳しい人に説明してほしい。