フィンランド・ラップランド地方。吹雪と共にやってきた、謎の刺青青年“ジュン”を迎え入れたのは老紳士たちが営む小さなホテル“メッツァペウラ”だった。新鋭・福田星良が確かな画力で描く、美しくも厳しい大自然と、その中で生きる、温かい人々の物語をお楽しみください。
ホテルは、ひとつの巨大都市でもある。レストラン、美容室、宝石店、薬屋等々……病院から靴磨きまで、生活に必要な物は全て揃っている。そして、ルーム・キーは、ホテル内では万能である。レストランの食事からクリーニング、高価な宝石の購入まで現金を持たずに行うことが出来る。それ故に様々なドラマが、今日も繰り広げられる。勿論、この巨大ホテル「プラトン」でも……。テレビドラマ化でも話題をさらった大人気作、開幕!!
ホテルのカフェ店員の百々子は、恋愛経験値ゼロのオクテ娘。…のはずが、ある夜ホテルの空中展望台で出会った見知らぬ男とキスを…! しかもその男はホテルスタッフの長谷慧、ひと回り以上も歳上の40男だった! 戸惑いながらも最初に感じた引力には逆らえず、つきあい始める二人。だけど、何もかもが初めての百々子には、長谷の全てが眩暈がするほど甘く、どんどん溺れていく。ギリギリまで煽っておきながらいつも「お預け」な長谷に、百々子は焦れてついに…!? こんな私、知らない…生まれて初めての「恋」が、ピュアな乙女を知らなかった自分に変えていく… 「ワナ・ラブ」「Sラブ」に続きみつきかこが放つ、新しい大人の官能溺愛系LOVE!
そのホテルの…「お客様は殺し屋様」 最高のホテルには条件がある。「極上の食事」、「至高の癒やし」、「魅惑の娯楽」… そして、“最新の武器手配”、“安心の身元詐称”、“完璧な死体処理”――!? そのホテルの…「お客様は殺し屋様」。死の境界線で、決して『NOと告げない』コンシェルジュが応える殺し屋たちの願いとは―― いざ、鮮烈のキリング・ホテル・ドラマ…開幕!
「いつも」を「特別に」――設計会社に勤める塩川史香は、ホテルで過ごす「おひとりさま」の時間をとても大切にしている。友人たちもそれぞれホテルに対するこだわりがあって……『いつかティファニーで朝食を』のマキヒロチが描く、ホテルを巡る様々な物語――!! 電子書籍版では、雑誌掲載時と同様に巻頭をカラーぺージで収録!
これはどうみても、おひとりさまだからできるゴージャスホテルライフ
自由で豪華なおひとりさま時間
伝説のホテルコンシェルジュを父に持つ最上優菜。18歳になった優菜は介護士として働き出す。様々な家庭模様・人間模様が渦巻く環境で “人の生死を看取り”、“人生の最後を幸福に飾る”という最も慎重な思いやりが求められるプレッシャー!! お客様のご要望のために、優菜は最上クラスのおもてなしを届けることができるのか―――!?
都心に佇む中規模の高級ホテル「ホテルキャピタル白金平」。地元の白金平商店街と提携して集客アップを目指すホテルは、企業アドバイザーにして心理士という一面を持つ九音響也を雇う。行動から人の心を読み取る天才、九音響也がコンシェルジュとしてプラチナ級のサービスを魅せる!!
世界有数のホテル激戦区・東京で、新たなスタートを切った老舗「財前ホテル」。そのモットーは、日本が誇る“おもてなし”。新任チーフコンシェルジュに抜擢された榊原遼は、次々と巻き起こるトラブルに奔走、仲間たちと果敢に挑んでいく。ホテルで働く者たち=ホテリエの成長と活躍を鮮やかに描く新たな物語、開幕!!
佐倉恵都(さくらけいと)は高級ホテルの会員制レストランの常連客。いつも地位のあるオジサンをとっかえひっかえしていて、従業員たちからは「オジサン・キラー」だの「遊び人」だの呼ばれている。だけども彼女の耳元に輝くピアスは、イミテーションのガラスダイヤで…。ワケアリOLと歳下のホテルマンとの恋を描いた表題作などを収録した短編集。
※ネタバレを含むクチコミです。