少年時代
柏原兵三の青春小説「長い道」を原作に描いた、日本人誰もが涙する感動作。昭和19年から終戦までの一年間、主人公の進一とガキ大将タケシの友情と葛藤を描いた長編ドラマ。その後、作者自らプロデューサーとなった映画は日本アカデミー賞最優秀作品賞はじめ各映画賞を総なめにした。
タヌキツネのゴン
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】タヌキの父とキツネの母を親にもつゴンは、家族の愛をたくさん受けてすくすくと成長中! 見るもの、やること全てが初体験のちびっこタヌキツネの成長記録譚!!
無人島に漂着した3人(捕虜と料理人と錬金術師)が、生き延びるために奮闘するファンタジーサバイバル! 「無人島で最初にしなければならないことは?」「水源確保はどうする?」「食料集めのポイントは?」 厳しくも、ちょっと楽しい生活を、錬金術で乗り越えろ!
地図にない場所
『町田くんの世界』の安藤ゆき、最新作! 中1にして「人生終わった」と絶望する少年・土屋悠人。留守気味だった隣人のバレリーナ・宮本琥珀が 怪我で引退&天涯孤独で帰国と聞き、「俺より終わってそうなやつが見たい」と訪ねるが、なんかイメージと違うし、手がかかる人で…? 大ヒット作『町田くんの世界』の安藤ゆきが描く、新時代の優しい物語! “人生終わった2人”のご近所探訪記!!
明神湊(みょうじんみなと)と妹の渚(なぎさ)の幼い兄妹は長く帰宅していない母親を待ちながら日々を過ごしていた。ある日の放課後、久しぶりに姿を見せた母親は、遊園地へ行こうと切り出す。湊は母の帰宅に安堵するもすぐに、不審な提案・言動を取る母に再び不安を募らせる。母を残し乗り込んだ観覧車に突然雷が落ち戸惑う湊。目の前には妹の渚はなく、知らない女性の死体が。そして、窓に映る自分もしらない「誰か」であった。「僕だけがいない街」三部けい最新コミックス!!
東京2020目前! 100mパラアスリート 菊里は、左脚を失い義足生活の日々を送る高校生。中学生までサッカー部のエースストライカーだった彼は、強豪校に進学してもボールに触れることもなく年下のクラスメイトからも距離を置かれる日々だった。しかし―― ややうさんくさい義肢装具士の千鳥によって競技用の義足と出会いパラアスリートになることを決意する。その千鳥から渋谷のイベントに誘われた菊里だったが訪れた渋谷の路上にはなんと60mのトラックが!? そして自分と同じ大腿義足で同世代のパラアスリートと走ることに―― “新しい”第一歩を走り出した菊里の再生と歓喜の物語は加速する――!!
レイジング・ヘル
奪われた絆を取り戻す、少年たちの戦い―――その序章。 高校生の坂本ケンジは、東京・秋葉原で殺戮テロを起こした現行犯へ、接触を試みようとしていた。全ては姿を消した幼馴染の親友・ナオの行方を追うために……。彼らに、何があったのか――。物語は事件の1年前、北関東の片隅より語られる――!
天を射る
“江戸のオリンピック”で天下一を射止めよ 京都「三十三間堂」本堂軒下。全長約120mを端から端まで、矢を何本通せるか―― 「通し矢」は藩と藩の面子を懸けた“江戸のオリンピック”。これは「堂射(どうしゃ)」とも呼ばれた弓術競技で 天下一を目指した若者達の青春の物語―― 主人公の勘左(星野勘左衛門:ほしのかんざえもん)は 尾張藩貧乏武士の三男坊。長兄・次兄に比べて取り柄のない勘左は、「堂射で天下一を成し遂げれば 立身出世も思いのまま」と言われても、「自分の夢」とは無縁だと思っていた。ある日、「運命の出会い」が起こるまでは―― 勝てば天下無双、負ければ切腹覚悟。「志と勇気」の物語が幕を開ける! テレビドラマ『SPEC』『ダブル・キッチン』の大ヒット脚本家、西荻弓絵氏×迫力満点の画力俊英、飛松良輔氏の強力タッグでおくる成り上がり譚!
大阪ハムレット
『少年アシベ』『ここだけのふたり』でおなじみの森下裕美の新境地!大阪の下町を舞台に繰り広げられる哀歓あふれる短編が、やさしくそしてほんの少し辛味が入って編まれている人生劇場第1弾!
パッカ
日常と非日常を分かち合う、異種族恋愛譚。プールサイド。微かに匂う、塩素の香りに、鼻の奥がツンとする。何気ない青春、何気ない日々は突如、姿形を一変させる。「あの日、あの朝、オレのカラダは全く違うモノに変わってしまった…」高校1年生、水泳部の末森ケイが、カッパの少女・シズクに出会って、日常と非日常の狭間で揺れる。種族を超える、切なくもどかしい恋愛譚!!
RYOKO
「今日の夕飯は野菜スープなので、『食材』調達にきました。」数年前、政府が投与した秘薬により、「食材」が自我を持ち肥大化して人を襲い始めた日本。食材が蔓延るこの国から人は消え、街は今や誰の姿もない。それでも、幼き少女・料子は日常の食卓と家族を守るため、巨躯なる食材を今日も狩る! 「皆で美味しいハンバーグ、食べよ!」バケモノ食材vs日本刀少女! 新連載・即・大反響! 超新鋭作家による「終末の食卓バトルアクション」堂々開幕!!
サタニスター
腕にはナックル、胸にはWヘッドクロス……。おんぼろ教会のシスターは殺人鬼どもの天敵!地獄の釜で茹でられながら己の罪を悔いよ!!絶叫フリークスホラー・悪魔寄りのシスター登場!
田舎に疎開してきた進一と、疎開先のガキ大将タケシの奇妙な友情物語。奇妙というのは、タケシという少年の人間性に寄るところが大きい。というのも、彼が頼り甲斐のある兄貴分的な一面と、気に入らないやつは先導していじめる二面性を持つから。 例えば、進一が町で年上の不良たちに絡まれたときも、進一の身を案じたタケシは彼の元へ駆けつける…というまさに親友というエピソードもある。一方で、些細なことで進一を除け者にしたり、子分たちに貢物をさせたりする暴君としてのエピソードも多い。進一がタケシに友情を感じていいものか、それとも理不尽な権力者として抗うべきなのか、中盤以降はずっと葛藤している。 読んでいる私としても、タケシの二面性はリアルすぎてとても怖かった。だが、あの関係性を決めきれないグラグラ感は真をついていると思う。ラストシーンがまたなんともいえない終わり方で、最後まで心地いいモヤモヤ感を残してくれる。藤子不二雄A先生の名作。