貧乏貴族ながらもつつましやかに生きていたモネット。ある日突然舞い込んだ縁談、相手は冷酷非道な人物で”悪魔公爵”と称されるソロモンからだった。一切の接点がなく、目的も不明な彼からの求婚に家族は断ろうとする。しかし、モネットは金銭などの支援をしてもらえることを知り、家族と領民が安心して暮らせるのならと結婚を決意。迎えた結婚式当日、緊張するモネットは優しく接してくれるソロモンを見て安心するが……?言葉の呪いに囚われているヒーローの心をまっすぐなヒロインが溶かしてゆく、ピュアラブストーリー。
「私にはもう、この縁談しか残されていない」異能を持たない家に生まれたのに、”化け猫”が憑いている環(たまき)。幼い頃に化け猫が妹を傷つけてしまったため、小屋に閉じ込められ、家族から虐げられる日々を送っている。ある日、大人になった環のもとへ冴えない中年との縁談が舞い込む。生家から抜け出すべく、藁にもすがる思いで縁談を受ける環だが、初夜、旦那となった男に夜伽を迫られ、化け猫を発動させてしまう。恐る恐る目を開くと男の姿はなく、なぜか絶世の美少年が目の前にいて……?家族から虐げられた娘と名家を背負う若き当主が紡ぐ、大正純愛歌。【本作品は『化け猫憑きの嫁入り』第1巻~第4巻を収録した合本版です】
“呪われた怪物”の花嫁は皆死ぬ、それが宿命――怪物の花嫁――それは百年に一度、国のどこかに幽閉された人ならざる魔の生き物へ捧げられる生贄……。そんな生贄に選ばれた妹を救うため、身代わりの花嫁となることを決意した子爵家の長女・ステラは、ひとりで赴いた屋敷で血塗られた吸血鬼・ラビと出会う。人を喰らう怪物として疎まれるラビの、深い孤独を知った時、ステラは……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語、第1巻。【本作品は『花秘める君のメテオール』の第1巻から第6巻を収録したものです】
あるところに、目が見えない王子さまと、耳が聞こえない王子さまがいました。それぞれの父親である王さまたちは、星に願いをこめ……そして、悲しい奇跡が起こりました。森で独り暮らすエラは、「暗闇」と「無音」という試練を与えられながらもほがらかに暮らす16歳の少女。そんなエラの前に現れたのは、“ある人”を捜して森を彷徨っていた王太子・エーデルシュタイン。この国に“一人しかいない”はずの蒼玉の瞳を持つ二人が出会った時、運命の歯車が回り出す――。視覚と聴覚を「奪われた」少女と、少女の笑顔を守ると誓った二人の王子。交錯してはならない運命の三人が織りなすロマンスファンタジー。【第1話】
幼い頃に刻まれた「呪いの痣」を、ひた隠しにして生きてきたフィーナ。婚約者にもその事実を隠していたが、二人の仲に嫉妬したアニス嬢に嵌められ、呪われていることを理由に婚約を破棄されてしまう。くしくもその場に居合わせたのは、魔獣を容赦なく討伐すると噂される公爵・クラウディオだった。「呪われた令嬢だと?」公爵の冷たい声に怯えるフィーナだが、クラウディオは突然、フィーナを強く抱きしめて――?心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第1話】
時は大正。不義の子として生まれたため家族に虐げられ、愛を知らずに生きてきた澄(すみ)に、縁談話が持ち上がる。「幸せになれるかもしれない」という淡い期待を胸に顔合わせに臨むが、なんと縁談相手は澄に乱暴を働こうとし……。恐怖に震える澄は、真城爽太郎(ましろそうたろう)という男に救われる。しかも初対面のはずなのに結婚を申し込まれ……?この地獄から抜け出せるかもしれないと爽太郎の手をとった澄だったが、しかしこの男、どこかおかしくて……?愛を知らない少女と重すぎる愛を抱えた男が織りなす、大正執愛譚。【本作品は『君に殺されたい』第1巻~第4巻を収録した合本版です】
「私はあの夜、呪われた怪物の花嫁になった――」クインウィッチ子爵家の長女・ステラは養女だが、心優しい家族と共に幸せに暮らしていた。しかしある日、ステラの妹・リリネットが「怪物の花嫁」に選ばれてしまう。百年に一度、生贄を必要とする呪われた怪物が幽閉されている城へ、リリネットの身代わりとして出向くことを決意するステラ。そこで出会った怪物は、血塗られた吸血鬼・ラビだった――。ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。
ベアトリス姫と同じ瞳と髪の色を持つ奴隷のリリアンは、その見た目を買われ、彼女に仕えることに。ある日、ベアトリスに「血まみれ王子」と恐れられているテオドシウス王子との縁談が持ち込まれる。結婚を逃れたいベアトリスは、リリアンに自分のフリをさせ、嫁がせるが……。成り代わりから始まる、冷血王子とのファンタジー・ラブストーリー!【本作品は『元奴隷の身代わり姫は、冷血王子の花嫁になって溺愛される』第1巻~第4巻を収録した合本版です】
伯爵令嬢のサラは母が亡くなって以来、前妻の娘として家族から虐げられてきた。ある日、王家に嫁いだ義理の妹・アイリーンのワガママで、サラは入れ替わって王子の妻を演じることに。王子のシリウスは冷酷でこちらに見向きもしないと聞いていたが……。入れ替わりから始まる、バレたら終わりの結婚ラブストーリー!
「私と一緒に復讐しない?」最愛の恋人・康隆(やすたか)との結婚式当日、幸せの真っただ中にいた未央(みお)。しかし、式場に乱入した女性が、あることを未央に告げる。「私は康隆の妻です」当然、結婚式は台無し。職場では笑いものにされ、挙句、康隆の妻には多額の慰謝料を請求される……。絶望に突き落とされた未央の前に現れたのは、未央に復讐をもちかける怪しげな女性・エリカだった……。「目には目を歯には歯を」は歴史だけに留まらない!憎悪渦巻く、ダークリベンジドラマ!【本作品は『不倫処刑』第1巻~第5巻を収録した合本版です】
※ネタバレを含むクチコミです。
男女間の、ぱっと見うまく行ってる様で行ってない、すれ違っていく繊細な心の動きを、上手に表現してあると思った。 主人公ゆうと同棲してた尚くん、最初何て人だと思ったけど、彼なりに彼女のこと思ってて、でも結果色んなタイミングがずれてしまって、ゆうは、元彼の元へ行ってしまった。でも、その元彼ともすれ違いが。 とても現実味のある内容だなと。 こう思ってるだろう。大丈夫だろう。って安心感はやはり怖い。でも安心感は大事だと思うしな。 話すことって、やはり大事だなぁとつくづく思わされる。 どの様に決着が着くのかなぁ。
悩みを抱えた人の前に美しい占い師が現れて行く末を暗示するストーリーというより、胸糞人間が自滅していくスカッと系のやつです。間に占い師が挟まってはいますが何の変哲もないスカッと系のやつです。 とは言え占い師がいることで統一感が生まれて読みやすい気はします。 何もしない旦那、わがままな妹、理不尽な上司、無気力な部下…頭のおかしな人間が次から次へと出てきて破滅していく様を見ているのが気持ちいいのか悪いのかよくわかりません。でも読むのをやめられなくなるのです。 この手の漫画の中毒性ってなんなんでしょうね。絶対健康によくない気がするんだよなあ……。 なんかイヤな気分になるのが好きな人は読んでください。なんでこういうのばっかり読んじゃうんだろ……と軽く自己嫌悪するのが醍醐味だと思ってます。
嫌なヤツが痛い目にあう展開と違和感のない可愛らしい絵柄のおかげでだいぶ読みやすい! SNS胸糞漫画は一切救いがなくマジもんの胸糞エンディングを迎えるものもありますが、この漫画はだいぶ読みやすい。 マウント取りまくって他人を下げまくる人は不幸になるし、邪魔されまくっても仕事頑張る人は報われるし、育児に疲れて嫌がらせしちゃった人は改心するし、ちゃんと最後には救いが待っている。 胸糞カタストロフィを求めちゃうときもあるけど、ちゃんとスッキリしたいときにはいいですね。
※ネタバレを含むクチコミです。