五月七花は、成績普通、運動神経いまひとつ、容姿平凡のどこにでもいる女の子。温厚な人間だったはずなのに、同じクラスの王子こと常盤葉月の言動を見ていると、悪意が毒虫のごとく噴出!クリスマスの日、ついに葉月に悪態をついてしまい…!?
親なるもの 断崖
昭和初期―― 室蘭の遊郭に売られていった少女たちがいた。初潮も迎えぬ少女たちが辿りゆく地獄への道。「売春は、女性の最初の職業だった」と、誰が言った。そうしたのは―― 誰だ。
最後の遊覧船
絶望の果てで回るラブ・ロマンス、出航!! 「どいつもこいつも世界が終わりだって知らないの?」恋に、仕事に、SNSに追い詰められ故郷のある湖・幻舟湖まできた脚本家・湖尻洋子。全てから逃げる先である実家はもう目と鼻の先。だが、その時彼女は思いもしなかった。まさか自分が、まるでループするようにこの遊覧船に乗り続けることになるとは…!!?
クリエイターたちの魂を揺さぶる熱血ゲーム業界群像劇『東京トイボックス』が、<デジタルリマスター版>として復活! 『東京トイボクシーズ』へと続く起源の物語を、しかと見届けよ!! ※デジタルリマスター版では、当時の生原稿データから電子書籍用にデータをフルリメイク。巻末には、当時の秘蔵ネームを一部収録しております <1巻あらすじ> 東京・秋葉原にある弱小ゲーム制作会社、スタジオG3。代表を務める天川太陽は、「面白いゲーム」を作ることに己の全てを掛ける。東京・大手町の大企業に勤める月山星乃。その仕事ぶりは誰もが認めるバリキャリウーマン。ある日、最悪な出会いを果たした二人だったが、月山は会社からG3再建のために出向を命じられる羽目に――。「売れるゲーム」を求める月山と、ただひたすら「面白いゲーム」を作ろうとする太陽、そして大手ゲーム会社による画策……。働くオトナたちの青春を描く熱血ゲーム業界物語が幕を開ける――!!
ぶっきらぼうだが心優しい男子・アキと、ほんわかした女子・ハル。貧乏大学生である2人がイチャイチャすると、なぜかお金が湧き…? 互いに恋心を秘めながら、「お金の為」を装いイチャイチャを目論むコメディ誕生!【電子書籍限定特典】電子書籍特典として、ハルとアキの描き下ろしフルカラーイラストを収録
新生暦19世紀――戦後の帝都では、人体と機械を融合させて戦う「機関拳闘」という格闘技が行われていた。伯父ザックのもとで、機関拳闘の若き闘士として成長したレビウス=クロムウェルは、眼前に立ちはだかるヒューゴ、A.J .といった、最強の「敵」達に向けて、蒸気を纏った右腕を突き出す。その拳の先には、いかなる運命が待っているのか!? 描き下ろし特別読み切り「ヒューゴ」編を収録! ※本作は横書き&左開きです。
「妊娠」「出産」。他人事だと思っていませんか?男が妊娠・出産するようになり、早10年。エリートサラリーマン桧山健太郎(ひやま・けんたろう)は、自分が妊娠したことを機に、世間の「男の妊娠・出産」に対する偏見を目の当たりにする。最初は自分の居場所を作るため、出産を決意した桧山だったが、その行動は、すこしずつ、周りの人を、そして自分自身を変えていき……?
二十歳になって飲んだお酒は、ビールも日本酒もチューハイも、全然おいしくなかった。子供の頃はあんなに好きだったのに(!)。でも、モーニングで『夏子の酒』に出会い、「地酒」の探求を始めて、人生は変わりました。米の良質でキレの良い「甘み」を求めて。ニョーボと二人、地酒の森の放浪は続きます。今では仕事で飽和した脳ミソをほぐすツマミ作製も、欠かせない楽しみに。こんな「地酒バカ」の毎日は、こんな感じです。
1984年、「自分たちの好きなことしかやらない!」と流行りの音楽に背を向けた男たちによって結成されたバンド「たま」であったが、世は空前のバンド・ブームに突入。89年のイカ天出場を機にオリコン初登場第1位、紅白出場など、ジャパニーズ・ドリームを果たした疾風怒濤の実録物語。パーカッションの石川浩司の自伝を原田高夕己が本書初出の新エピソードも追加して余す所なく漫画化!
体格に勝る男子と交じり、ひたむきにボールを追う。誰よりも理想のフットボールを求め、試合に出ることを渇望する少女、恩田希。14歳の少女の青春は、ある一人の少年との「再会」によって加速する――
あしたのジロー
森高夕次『グラゼニ』×荒木光『僕たちがやりました』。夢のタッグが贈る超絶怒涛のケミストリー。荒ぶる少年が出会ったのはボクシング。才能を開花させ、輝かしき道を歩もうとした矢先、過酷すぎる運命が少年を襲う―――。
たぶん、カレカノの次の連載作品だったと思うけど、落差がすごくて大丈夫か…と思った記憶が。結果大丈夫でした。 主人公の七花は地味で平凡な女の子なんだけど、まわりのキャラクターがめちゃめちゃ濃い。 七花の幼馴染には、日仏ハーフの超絶美女(中身は美男子で女子に大モテ)ののばらと、学年一の秀才・蓮華(こちらも美女)。それぞれにまたキャラの濃い兄たち(通称・兄ーズ)がいる。高スペックの濃いキャラがわんさと出てくるところはカレカノぽくていいですね。 七花の恋の相手は、学校で女子に王子ともてはやされている葉月。 七花は葉月のナルシスト気質が受け入れられず、関わりを拒絶したことから恋が始まる…のですが、 一話目が1月の話、二話目が2月の話…といった感じである意味一定のペースで進むことでかなりじっくり恋が育つのですが、それがこの漫画の良さで、月刊連載なので雑誌の発売月と内容が連動していたらしく、読者と同じ時間の流れを漫画の中にも作ったような、画期的(?)な作品です。 葉月の気持ちが七花に向いたことで、王子・葉月を取り戻すために女子たちが七花をどうにかしないと…という流れで、そういう展開か、と思いきや「でもこれっていじめでは…?」といまいち悪者になれずに、尾行してても人気のない道を歩く七花を心配しちゃう女子たちがかわいい。 悪者キャラ殆ど出てこない。安心。