あらすじスタジオ内での事故の後遺症により、入院を余儀なくされた亜弓は「紅天女」試演が迫り、焦る。一方、亜弓や桜小路は演出家の黒沼の提案で、高層ビルなど屋外での稽古を。そんな中、病院を強制的に退院した亜弓は稽古に復帰するが、検査の結果、失明の恐れがあると手術を受けるよう告げられる。「紅天女」を演りたい亜弓は手術を拒否し、母親と共に稽古を再開する…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。