あらすじ速水と結婚したいと一途に思う紫織は、マヤに罠を仕掛け、二人の仲を切り裂くよう仕向ける。一方、事故の後遺症により、目が不自由となった亜弓は、音や空気の流れに敏感になり、稽古に没頭する。その頃、速水とマヤの仲を壊したい紫織は、世話役の滝川を使い出し、黒沼とマヤに二度と速水に近づかないことを条件に一千万円の小切手を…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。