あらすじマヤの速水に対する思いは紅天女の恋!? 月影の前で風・火・土・水の4つの演技をするマヤと亜弓。優雅さ、表現力に優る亜弓、本能で演技をするマヤに、月影は最後の課題、梅の木の精の演技を求め、「紅天女」の舞台で使用した衣服と面を見せる。その頃、車ごと崖から落下し、行方不明だった速水真澄の義父・英介が無事発見されるが、またしても月影が心臓発作で倒れ…。
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。