あらすじ探偵学園に初登校したキュウをはじめとするQクラスの5人。さっそく団学園長から与えられた初任務、それは山奥の2つの村で起きる不可解な失踪事件――“神隠し”の謎を解くこと。村を訪れた5人は、旧日本軍の財宝伝説と、疫神教(えきしんきょう)という奇妙な宗教にまつわる不穏な噂を聞く。その矢先、“神隠し殺人”が発生!!
金田一くんの作者によって金田一くんの一旦終了後連載された探偵ミステリ作品です。 子供の頃金田一くんを貪るように読んでいたのですが、その後マンガ自体をあまり読まなくなったため、この作品はしばらく知りませんでしたが、読んでみると最高に面白い!! 金田一くんは基本的には基本的には一事件一事件の中編集的なつくり(一応キャラクターの日常の前後の繋がりはありますが)なのに対して、こちらの作品は、それに比べると、学園ものとしてのストーリーが本筋としてあって、その中に各事件が配置されているという作りになっていて、より大河性があるように感じます!なので、大きな流れの物語も楽しめるという点で、金田一くんよりも作品に対してグイグイと引き込まれました! 私のように金田一くんは知っているけどこちらの作品は知らないという方がいらっしゃったら、すごく勿体無いのでぜひ読んでほしいです!各事件の面白さも安定の作者タッグですので、安心してお読みください!