あらすじ『冥王星』首領キング・ハデスの孫と告白したリュウ。因縁の発端となるキング・ハデスとの苦い過去を語る団守彦。新事実発覚で広がる波紋はやがて『棲龍館ホテル』に収斂(しゅうれん)し、物語は大いなる最終章へ……!――天才犯罪コーディネーター・ケルベロスが探偵を務めることに!?特別編「冥探偵ケルベロス」を同時収録!
金田一くんの作者によって金田一くんの一旦終了後連載された探偵ミステリ作品です。 子供の頃金田一くんを貪るように読んでいたのですが、その後マンガ自体をあまり読まなくなったため、この作品はしばらく知りませんでしたが、読んでみると最高に面白い!! 金田一くんは基本的には基本的には一事件一事件の中編集的なつくり(一応キャラクターの日常の前後の繋がりはありますが)なのに対して、こちらの作品は、それに比べると、学園ものとしてのストーリーが本筋としてあって、その中に各事件が配置されているという作りになっていて、より大河性があるように感じます!なので、大きな流れの物語も楽しめるという点で、金田一くんよりも作品に対してグイグイと引き込まれました! 私のように金田一くんは知っているけどこちらの作品は知らないという方がいらっしゃったら、すごく勿体無いのでぜひ読んでほしいです!各事件の面白さも安定の作者タッグですので、安心してお読みください!