黄色い本 ジャック・チボーという名の友人高野文子全1巻完結1件のクチコミ小説の主人公に自分を重ね、図書館で借りた本を読みふける少女。名作「チボー家の人々」を題材に採った表題作のほか、3編を収録。会社の片隅で繰り広げられる、恋か?セクハラか?本人たちにもわからない小さな騒動「マヨネーズ」、ボランティアが派遣先で起こすスリリングなすれ違い「二の二の六」など、バラエティー豊かに人生の真実と上澄みをすくい取る、たぐいまれなる作品集。ユーモアとクールな距離感が織りなす絶妙なバランス、名手による4編の物語をお楽しみください。試し読み
妖怪ハンター諸星大二郎全3巻完結2件のクチコミぬばたまの闇の底どよもす呻き声。冥き世界にうごめく異形の者ども…。異端の考古学者・稗田礼二郎が暴きだす、触れてはならぬ…暗黒の日本史!! その圧倒的スケールで、漫画界を震撼させた空前絶後の傑作「妖怪ハンター」第一弾!! 幻のミッシング・ピース「死人帰り」も掲載!! 暗黒の邪神、深き底より…まいる。試し読み
弥次喜多 in DEEPしりあがり寿全8巻完結1件のクチコミお伊勢さん……そこにいけば、ふたりは幸せになれる……。ドラッグ中毒に苦しむ喜多さんと、その優しき恋人・弥次さんは「お伊勢参り」の旅に出た。光と陰、生と死、妄想と現実が入り交じり、道ならぬ仲のふたりの前に、道はつづく。ご存じ弥次喜多、愛と命の道中記がはじまる!試し読み
貸本版悪魔くん 【水木しげる漫画大全集】水木しげる1巻まで刊行クチコミなし投稿する<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!>「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!! 水木しげるが全身全霊を込めた力作、貸本版悪魔くんがデジタルリマスターで蘇る。カラーページの完全再現はもちろん、超希少な原稿を初めて使用し、さらに水木の手による加筆修正も反映された、かつてない1冊。日本の救世主、悪魔くんの全てはここから始まった!! ★解説「ナマケモノになりました」諸星大二郎試し読み
火の鳥手塚治虫全11巻完結15件のクチコミ「その生き血を飲めば永遠の命を得ることができると言われている……」。「永遠の命」をテーマに、手塚治虫が生涯にわたって描き続けたライフワーク作品「火の鳥」シリーズがついにはじまる! 第1巻には「騎馬民族渡来説」を取り入れ、独自の解釈による日本神話を描いた「黎明編」に加え、手塚治虫エッセイ集より抜粋した「『火の鳥』のロマン」を掲載。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>・『火の鳥』黎明編(手塚治虫漫画全集MT201~202『火の鳥』第1~2巻収録) ・『「火の鳥」のロマン』(手塚治虫漫画全集別巻MT389『手塚治虫エッセイ集』第3巻収録) <初出掲載>・『火の鳥』黎明編 1967年1月号~11月号 COM連載 ・『「火の鳥」のロマン』1983年1月号 「旅」掲載試し読み
改訂版 ねじ式 つげ義春作品集つげ義春全1巻完結1件のクチコミ「ガロ」掲載作を全網羅 「ねじ式」(オリジナル2色バージョン)「噂の武士」(4段組バージョン)他、 65~70年発表の代表作を初出誌サイズで一挙に再現。 単行本未収録を含むカットやエッセイも可能な限り収録し、 単行本により微妙に異なっていたセリフもオリジナル無修正版とした定本的集成。 完全作品リストを始めとする最新版年譜を付した決定版!試し読み
Sunny松本大洋全6巻完結2件のクチコミ星の子学園――様々な事情を持つ子供たちが、親と離れて暮らす場所。陽光が燦々と降り注ぐ園の片隅に放置されたポンコツサニー。其処は彼らの遊び場であり、彼らの教室だった。『鉄コン筋クリート』『ピンポン』『GOGOモンスター』――未来、スポーツ、異界…あらゆる世界で、その体と心を躍動させる少年たちを描き続けてきた松本大洋が、自らの少年期に思いをはせつつ、その最高峰を目指す渾身の作品。試し読み
pink岡崎京子1巻まで刊行2件のクチコミ岡崎京子のあの名作が、電子版となって登場!2ヶ月連続(7月末、8月末)リリース。89年初版の発売と同時に岡崎京子の名を文学界にまで知らしめた、傑作中の傑作を新装版で出版。評論家たちから「マンガは文学になった」と言われ、その完成度の高さが彼女のマンガ界での地位を確立したといっても過言ではない。ふだんはフツーのOLユミちゃんが、密かに自宅でワニを飼い、エサ代のため、自分の好きなものを我慢しないためにホテトル(!)嬢をしている。そこに作家を志しながら義母の愛人をしているハルヲ、義理の妹ケイコ、決して相容れない義母がからむ。リアルなセックス描写を交えながら、お金とは、本当の愛とはを描いた作品。彼女が敬愛するジャン・リュック・ゴダールを思わせるコマ割、真実をつく乾いたセリフと人物描写や時代性が、岡崎京子ならでは。試し読み
あらすじ▼第1話/新宿 ▼第2話/依頼 ▼第3話/金欠 ▼第4話/素性 ▼第5話/オペ ▼第6話/活性化 ▼第7話/実験 ▼第8話/左側 ▼第9話/左目 ▼第10話/カマ ●主な登場人物/名越(新宿西口のカーホームレス。34歳。詳細な身元は不明)、伊藤(22歳の医大生。名越にトレパネーション手術を持ちかける) ●あらすじ/新宿西口で車上生活をしている主人公・名越は、持ち前の虚言癖のためか、他のホームレスの中にとけ込めない日々を送っていた。そんな彼の唯一の楽しみは、車で気ままに走るドライブ。だがついにガス欠となり、お金も底をついてしまう。そんなある日、名越の前に不気味な男が現れて、彼に声をかけてくる(第1話)。 ●本巻の特徴/伊藤という医大生から、「70万円で頭蓋骨に穴を開ける人体実験をさせてほしい」と持ちかけられた名越。“トレパネーション”と呼ばれるその手術を受けると、第六感が芽生えるというのだ。最初は全く相手にしなかった名越だったが…?続きを読む