文化庁メディア芸術祭 松本大洋インタビュー - コミックナタリー 特集・インタビューコミックナタリー──メディア芸術祭は今年度で21回目を迎えます。松本さんはメディア芸術祭にどんな印象をお持ちですか? 毎回選考される作品が渋くて、いいなあと感じます。第16回でブノワ・ペータースさんとフランソワ・スクイテンさんの「闇の国々」が(マンガ部門で)大賞を獲ったのは、うれしくて驚きました。大好きな作品でしたが、難解なお話ですから。 ...
読者を信頼して描かれた自伝的作品 松本大洋『Sunny』 - メディア芸術カレントコンテンツメディア芸術カレントコンテンツ『Sunny』表紙 (左から第3集、第1集、第2集、第6集) 極端にパースを歪ませた魚眼レンズのようなアングル。Gペンではなくミリペンを使うことによって生まれる繊細なタッチ。フリーハンドで描かれる柔らかな枠線。そして、フランスのマンガ家ジャン・ジロー(メビウス)を彷彿とさせるダイナミックな画風。 ...
あらすじ星の子学園――様々な事情を持つ子供たちが、親と離れて暮らす場所。陽光が燦々と降り注ぐ園の片隅に放置されたポンコツサニー。其処は彼らの遊び場であり、彼らの教室だった。『鉄コン筋クリート』『ピンポン』『GOGOモンスター』――未来、スポーツ、異界…あらゆる世界で、その体と心を躍動させる少年たちを描き続けてきた松本大洋が、自らの少年期に思いをはせつつ、その最高峰を目指す渾身の作品。続きを読む